映画『戦場のメリークリスマス』★大島渚監督の訃報によせて

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/3096/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


大島渚監督が亡くなられたと聞きました。80歳。


大島監督の作品に特別の思い入れがあるというわけでもないのですが
やはり、思い出されるのは、映画『戦場のメリークリスマス』(1983年)です。


ほぼ、リアルタイムに鑑賞したので、遠い昔過ぎて、細部はよく覚えていないのですが……


当時、話題作だったこの作品を、大学会館で上映するというので、鑑賞しました。
目当てがあるとすると、デヴィッド・ボウイでした☆
デヴィッド・ボウイは、ルックスのきれいなアーティストというだけでなく
ジギー・スターダストで匂わせた、妖しい魅力がありました。





この作品を宣伝する際に、当時、簡略化して言われたような
同性愛的な要素には、美しくも危険な香りのデヴィッドには、さもありなんという配役でした。



同性愛的な、と言いましたが、そう簡単な内容ではありません。
男の友情、とも言われることもありますが、そうさっぱりした関係でもありません。
かといって、ドロドロした関係、というのでもない……


強いて言えば、戦争という、好まざる環境に置かれた敵味方は、便宜的な敵味方であって
その時代にその環境を共有した者同士、というのは
味方なら戦友と呼べるものを、敵にも感じたようなもの……?と言えばいいでしょうか……


すみません、記憶曖昧で、話してもアレですね……
言葉で、説明できない感覚です………


坂本龍一演じた将校と、特別なアプローチのあった直後の、デヴィッドボウイ。
そのときのデヴィッド・ボウイの表情・態度が、こわばっていたようでしたが
そこには、雷ではなくて、何か一本、光るものが走り抜けたような感じでした。
多分、それが、愛や友情に似た、この作品に通っていた“もの”なのかな、と
おぼろげながら思います。


とはいえ、若かった私は、なんとなく、流行の映画とはそういうもんなのかな~と言う感じで
観ていました。



けれど、ラストシーンで
ビートたけしが、「メリークリスマス、ミスターローレンス」とアップで言うのを観たときに
(それはタイトルでもあるので、意味のあるセリフなのだけど)
それまで、なんとなくだった気持ちが、一気に感動に、集約されたようで
ああ、だからこの作品は名作なんだぁ……と感じたのでした。



坂本龍一さんの音楽の、繰り返すようなメロディが
気持ちを少しずつ少しずつ、掘り起こしていくようで
段々、感極まります。


愛も友情も、もろもろの名前の付けられない感情を、あの頃よりは経験してきました。


今、観たら、当時よりもっと、感慨深く見られるのかもしれません。

(大島渚監督のご冥福をお祈りしつつ)






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Re: 戦メリは女の子に大人気でした。

晴雨堂ミカエルさん、こんにちは☆

ラストのたけしのアップは、あれだけが単体で存在するのはどうかな....と思ってしまいますが^^;
流れのラストでのあのアップ、あの表情なんですよね。

再見したら、再発見がありそうです。

戦メリは女の子に大人気でした。

 漫画同人誌をやっていた女子の間でブームになっていました。
 欧米ではビートたけしの演技が仏陀のようだと評判でした。

 映画音楽は後に胡弓バージョンが出され。迷わず買うたものです。


 大島渚監督の作品の中では一番スタイリッシュでした。
 私はポルノ擁護者なので、もっとその方面で闘って欲しかった、かな。
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こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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