映画『レッド・ライト』★キリアン・マーフィが作品の“レッド・ライト"

作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160973/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
超能力者の云々ということと、キャスティング☆で、観てみました。
・キリアン・マーフィー :シガニーの助手
・シガニー・ウイーバー :超能力を科学で説明するべく研究している(←大〇き教授が地でいけそう)
・ロバート・デニーロ :30年ぶりにカムバックした超能力者(←チラシに真っ赤な嘘と……)
超能力のどんな話なのか、お気に入りさんの情報も入れましたが
観てから、はあ~なるほど~と思いつつ、なんだか雑談したくなりました。
作品は、極上のサスペンスというより、家で気楽に楽しみたいときに丁度良い感じでした。
以下、ネタにふれそうな雑感です。
▼▼▼
序盤の研究のあたりは、シガニーが主導権を握っています。
エイリアンに立ち向かうがごとく、
あやしいエセ超能力の正体を暴こうと、“超能力の解明”にいそしみます。
この雰囲気だと、ほとんどシガニーが主演だな~と思いますが
若手のキリアンが主演なんだと、肝に銘じててください。
やがて、ものすごく巻き返します!!!!!(ネタバレか!)
シガニーは、長身で毅然としているので、
ポルターガイスト現象もどきくらいでは、屈せずに
解明に立ち向かう姿勢は、キマッテいます。
唐突ですが、新年最初に鑑賞された映画はなんですか?
私は、『シャドーチェイサー』でした。
このとき、シガニー・ウイーバーは、CIAのエージェントでした。
年取ったな……(失礼!)と思いましたが、たぶん、シニア女性で、
スパイ役がはまるのは、ジュディ・デンチとシガニー・ウイーバーくらいかもと、思いました。
ここでは、クールな研究者だけでなく、息子を持つ母親の顔もみせてくれます。
゜゜☆゜゜:.。。.:*゜゜☆゜.:*゜゜
そして、ロバート・デニーロ。
あまり存在感のない役者では、いかにもイカサマ超能力、と言う感じになってしまうので
ロバートの起用は、やむを得ないのかもしれません……
でも、ロバートでなくてもいいのかも、と思ったのが
『ハイド・アンド・シーク』
ダコタ・ファニングと年の離れた親子を演じた、サスペンスでした。
(これも、家でちょっと楽しみたいときにはいい作品かなと思います。)
ロバート・デニーロが出演するから観る人も多いと思いますが
やはり、ロバートには、(客寄せでなくて) 『タクシー・ドライバー』のような
心に抱えるものがあって、苦いものを含んだ作品で観たいな~と思います。
゜゜☆゜゜:.。。.:*゜゜☆゜.:*゜゜
主演の キリアン・マーフィ。
彼は、気弱で正直というイメージがありながら
『バットマン・ビギンズ』では、スケアクロウを演じるなどして立ち位置が、善玉か悪玉かきめにくいので、観ていて緊張感ある俳優さんだと思います。
今作も、大物2人でなく、“”主演:キリアン・マーフィ“”というところに
意味があると思います。
「レッド・ライト」とは、解明の助けとなる、違和感をもった目立つものの意でした。
キリアン・マーフィが、作品の“レッド・ライト”でした。

シガニーとキリアン。

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