映画『ひまわりと子犬の7日間』★ひまわりの温かい記憶が開いた心の扉

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158165/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




子供の頃、父が、保健所に連れていかれた犬は、自分の運命を知ってか
哀しい声で鳴いているのだと人から聞いたと、言っていたことがありました。

この作品は、宮崎県での実話だそうで、殺処分になるすんでのところで
担当者が飼い主になってくれた母子犬の話でした。

予告編から、堺雅人さんの優しい表情と見つめるワンちゃんの可愛さで
楽しみにしていました。

これは、年間、17万頭もの犬や猫が、殺処分になる現状を、ひしひしと知るというほかに
動物をカワイイと思う気持ちが、ただカワイイねということでなく
心に“情”というものを感じさせてくれるものでした。

以下、雑感です。



▼▼▼

“ひまわり“役の柴犬のワンちゃんが、イイ表情してるな~カワイイな~と思ったら
『マリと子犬の物語』http://blogs.yahoo.co.jp/yutake2415/40228634.html
のマリ役のワンちゃんでした。
あのときも、飼っていた柴犬を思い出しながら、胸がいっぱいになりました。

ひまわりは、まず、生まれた頃にさかのぼります。

たとえば、今、目の前にいる人が、過去にどんな人生を送ってきたのかを知る、あるいは
知らなくても、その人はその人なりの道を歩んできたのだ、と言う意識を持つと
おのずと、その人に、親しい思いやりを持てるものだと思います。

劇中、それを思わせるセリフもありますが、そうやって、ひまわりの昔を見せてくれるのですが
それでもう、胸がいっぱいになります………….

ひまわりは、おじいさんとおばあさんに大切にされて、可愛がってもらって成長しますが
やがて、おばあさんは亡くなり、おじいさんは施設にいくことになってしまいます。
何が起こったのかわからないひまわりは、おじいさんの跡を追って、走るのですが
その走りが、健気で健気で……

しかし、やがて、ひまわりは、“野良犬”になってしまいます。
可愛がってもらう境遇はなく、人間は怖ろしい存在になってしまいました。
なおかつ、子犬の母になり、ますます、攻撃的な野良犬になってしまったときに
保健所に連れてこられたのです。

うちの犬もそうでした。
小犬を産んだあとは、いつでも子犬を気にかけていて
飼い主である私たちにも、ピリピリ警戒していました。
それが、子を守る母の愛だから。(人間も見習わないと!)

ウゥゥ……と歯をむき出して、威嚇するひまわり。
子犬のいる母犬を、7日以内に誰かに飼ってもらおうなんて無理です……

ちなみに、このタイトルは“7日間”ですが
それは表向きの期限であって、もっと長くいさせてもらってます。
担当の方が、日付を細工してくれました。
(規則は規則ですが、“ウソも方便”や“臨機応変”も、この際、アリです…)

毎日、エサをあげて掃除して、世話をしてきた生き物を、自分が殺処分しなくてはならないのは
さぞかし辛いことだと思います。
担当者は、命の日延べをしたわけでなく、
その細工に見合うだけの努力を、してくださいました。

その様子が、「だいじょうぶだよ~」と声掛けする
堺雅人さんの優しさと凛とした覚悟で、とても良かった☆

一方、そんな父親の仕事(殺処分のこと)を知ってしまった、小5の娘はショックで
自宅の犬の世話もおろそかになってしまいます。

が、これも、大切なポイントなのだと思いました。

確かに、娘には、ショックだったと思う。
ちょっと、犬のことから離れたいと思うかもしれない。
けれど、それこそが、“生き物と関わる”という問題を見せているのだと思いました。

弟が、姉の分も、飼い犬を散歩してくれたから良かったものの
飼い主が落ちこもうと何であろうと、生き物は生きているわけで
人間の都合で、生きることを休んではくれません。
その究極の結果(わがまま)が、保健所にいる犬たちということになる…

娘の行動は、人間の気分次第の一端を見せていました。

そうして、
「家族になろう」と、堺さんがひまわりの顔に涙をこぼすシーンでは
私も、心で、ムギュ~っと抱きしめましたよ…

それは、やっと心を開いてくれて良かったね、ということもなのですが
回想シーンが、とても、心に響いたのです。

ひまわりは、可愛がってくれたおじいさんのことを、思い出していました。
その温かい記憶があったから、閉じていた心が、再び開けた…
(思い出しても目頭が、熱くなってしまいます)

人間も、ひねくれて、卑屈になってしまうことがあると思う。
そんなとき、硬くなった心には、過去の優しさも忘れているのかもしれません。
でも、いい思い出がよみがえるキッカケに出逢えれば
すさんだ状況から、救われる気がする…

堺さんが、ひまわりの心の旅を語ってあげるセリフが、とても良かった。
おじいさんたちにも、ありがとう。
ひまわりも、本当に、いい表情を見せてくれました。



▼▼▼

あのワンちゃんを信じて、きっといい作品だと思っていました。
私も、ひまわりの鼻先に、涙をこぼしましたョ…

殺処分のシーンには、胸が痛みます。
生き物は、気分でなく、責任を持って飼わないといけません。










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