映画『アルバート氏の人生』★夢は叶うほうがいいに決まっているけれど

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160762/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


舞台は、19世紀のアイルランド。


ホテルのウエイター:アルバートとして、何十年も男として生きてきた“女性“を
グレン・クローズが演じました。

本名すら言わない(言えない?)アルバートが、背負ってきた重い人生ですが
軽妙なタッチで、かつ味わい深い作品でした。
これは、想うところある作品でした!!

(以下、内容にふれて雑感です)


▼▼


アルバートが、男として生きることになった経緯は
彼女の語りのみなので、辛さは和らぎます…


アルバートは、いつか、自分の店(タバコ店)を持つ夢を支えに、生きています。


あるとき、ひょんなことから、自分と同じように男として生きて
妻までいる(!)ペイジと出逢います。
ペイジのように、誰かと生きる可能性のあることが、アルバートの新たな希望になります。
アルバートは、ホテルの同僚の、可愛いヘレンと結婚(!)したいと思いますが
ヘレンは、若い男と デキてしまいます……


アルバートとペイジが、ドレスを着て外出するシーン。
女性なのに、男が着ているようなぎこちなさ。
女を捨てて生きてきたのが、すっかり板についているのが、可笑しくもあり悲しくもあり
作品を象徴するシーンに、なっています。


そんなアルバートが、タバコ店を持つ夢は、かなうのか?



……成り行きを言ってしまうと、なんとあっけなく虚しいのかと思うかもしれない……



けれど、同監督作品『愛する人』でも、そう思ったのですが
こんな展開でいいのか!?と、納得できなそうな成り行きを見せたとしても
決して、わざとらしい悲劇のお涙頂戴を見せているわけではないところが
この監督の得意とするところなのかもしれません。


確かに、夢が叶うことがハッピーエンドです。
若いときは、そのためにがんばって生きていると思います。


アルバートは、確かに、夢破れ、無念だったと思いますが
あのとき、ヘレンをかばった結果がこうなったのなら、結果はともかく
後悔はしていないと思うのです。
(アルバートを、無念で可哀想な人、と思うほうが気の毒にも思う。)


自分の夢がかなう可能性は、年をとるごとに、低くなっていくのを痛感する私です……
そうすると、夢を叶える目標のほかに、納得できるものを探していたりもします。


アルバートが、親友:ペイジと知り合えたことは、大きな幸せだったと思います。
本当の自分を受け入れてくれる人がいるのは、生きる支えになりますよね。
そんな親友:ペイジが、アルバートの“心残り”を、つないでくれそうなエンディングが嬉しい☆


夢は叶うほうが、いいに決まっているけれど
現実的には、そうもいきません……
けれど、失意にある人であっても、
どこかに少しの希望は残っているものと、私は、受け止めたいのです。



▼▼


グレン・クローズの男性ぶりもですが
ペイジ役のジャネット・マクティア☆!絶賛です!





186cmの長身を生かした、“ヤニ臭い男っぷり”!
私も、何度も、紅茶を運んじゃいますね(笑)









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