映画『クララ・シューマン 愛の協奏曲』★ため息のでるような関係として…



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/24381/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



作曲家ロベルト・シューマンの妻で、ピアニストのクララ。
若い作曲家ヨハネス・ブラームスは、夫妻に近づきになり
ロベルトはヨハネスを後継者だと言って絶賛し、クララも一目置いてくれます。

病んでいたロベルトが亡きあとも、長く、クララとヨハネスは親交があったそうですが
そういうと、きっと、男女の関係だったのか?と思いがちですが
本当のところはそうではない、という話もあって
今回、監督は、当時者ヨハネス・ブラームスの末裔だそうで
そんな“二人のこと“を描くことに、特別の想いがあったのかもしれません。

物語は、演奏シーンもあり、音楽鑑賞の楽しみもあります。



ロベルトが、イメージより老けてるというか、ご苦労が顔に刻まれているムードは
それだけで、シューマンのインパクト大でもあります。

そんなシューマンの死後、ヨハネスとクララの密着度の高いシーンが登場します。

その前までの二人は、比較的、あっさり見せているので
潜在していたものを感じるほかないようなのですが……

そのシーンでは、あわや、二人は!!??
と思わせるようなポーズをクララに取らせながら、ヨハネスは言います。
「この日が来るのを待っていた」と………

なのに
クララに触れるヨハネスに、続けてこう言わせます。

「僕は、あなたを抱かない」

ご先祖の偉大な作曲家ヨハネス・ブラームスとクララとの関係を、
尊敬と愛情をもって、最大限に推測した、この二人の姿は
女性監督ゆえの繊細な感性なのかもしれません。

(端的には、いわゆる、ゴシップの1つになりそうな肉食的な男女関係ではないんだよ、
ということです)

敬愛に満ちた親友と思っても、相手が異性であると、意図せずして意識してしまうことも、無くはない……
好きと言う気持ちが高じれば、一線を越えてしまうことも無いとは言えない……(かもしれない)

かといって、“いわゆる男女関係”に堕ちなければ、親愛の情が深くないというわけでは、決してない!

越えてはいけない部分、守りたい部分があって、なお
敬愛と思慕を、抱き続けるというヨハネス……

その二人の間にある“愛”を、表現するのは、むずかしいことだと思います。
が、監督は、性愛ぎりぎりのところで、溢れる想いを表現し
踏みとどまるところで、そこからさらにあふれ出ているのであろう愛情を
とめどなく見せようとしたのかもしれません……

……………………..ため息のでるような関係です……

本当のところは、本人にしかわかりませんが
そのような“美しい愛の姿”には、
私は、強い憧れを感じますね。









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こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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