映画『モネ・ゲーム』★モネの絵はマネしやすいかモネ……^^;

作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161246/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
モネの連作『つみわら』シリーズをネタに、贋作を売りつけようって、魂胆です^^;
主犯は、コリン・ファース
助演は、キャメロン・ディアス
贋作画家は、トム・コートネイ
ターゲットは、アラン・リックマン
『泥棒貴族
』のリメイクだそうですが、別の設定です。
モネの絵での詐欺モノ♪ということで
とてもとても、楽しみにしていました☆(世間の評判は横目に(―_―)!!)
魅力は、キャメロン・ディアスのカウガール姿です。
これは、相当、イケてるでしょう?
カントリーガールもさばさばして、気持ち良いけれど
ドレスアップしても、ゴージャスに映えるのが、キャメロン☆
うまくダマすわよ~と、ギャンブルチックな勝負ゴトには、キャメロンはピッタリ☆
『ベガスの恋に勝つルール』でも、
ギャンブルOK!勝負カモ~ン☆の雰囲気全開が、とても魅力的でした☆
~~
オープニングのミニ詐欺アニメは、簡潔で、テンポ良く、
本シーンの特徴をかいつまんでいて、面白かった☆
そして、序盤に、物事をイイほうに考えがちだという、主犯コリンの
想像上の予定も、サクサク、面白かった。
ああなるはずだったんです…….
しかし、予想通りには行ってくれなくて、主犯コリンのダメダメ部分を、見せながら
詐欺は失敗か……と言うと
そういうわけでもなかったという、一応、メデタシな落着です。
ですが、▼以下は、作品を楽しまれた方には、スルー願います。
ゴメンナサイな雑感となります。(1個人の感想ですので、なにぶん)
▼▼▼
面白い要素は、次々あるのです。
“崖っぷちの男“になったコリンが、下着姿になってしまったり
アラン・リックマンに至っては、ダビデ像も真っ青(―_―)!!というお姿もあり……^^;
けれど、今ひとつ、突き抜けてくれなかったのです……orz
コリンの面白みは、面白みであるのですが、多分、品格が邪魔しているのかも….
3枚目コリンを生かすには、主役ででなく、脇で効かすほうが、効果的な面白みなのではないかな~と。
(個人の意見ですので)
こんな感じは、『王子と踊子』でも感じたのと似ています。これは、ローレンス・オリビエが、マリリン・モンローと共演したのですが
脚本は、とてもよく出来ていると思いながらも
ローレンス監督の気品というか、端正すぎるのか、お行儀良すぎるかな……などと思ったのです。
(生意気スミマセン。個人の感想です^^;)
とすると、やはり、キッチリ仕組んでいるウッディ・アレンは、知的な匂いをさせながらも
ためらわずに突き抜けてるんだな……^^;なんて……
個人的には、コリン・ファースには、
ズボンは、履いててほしいというか^^;
ちょっとユーモアがあるくらいの紳士でいてほしい、との願望もあり(*^_^*)
▼▼▼
光の時間的変化を描こうとして、連作になっているという
モネの『つみわら』。
劇中の絵は、作品用に、モネっぽく作ったのだそうです。
贋作でなく、創作^^;
この絵は、“わら“よりも、光の移り変わりが、テーマだから
カップケーキのような“積みわら”そのものは、真似しやすそうです………
原題は『GAMBIT』。
アレは“捨て駒”で、本命はどこだ?という楽しみ方が暗示されてそうですが
この『モネ・ゲーム』という邦題は、素晴らしい!と思います。
これで、観る気、そそられますもん♪
PS:日本人のシーンは、もうちょっと、紳士的な雰囲気あるほうが良かった(―_―)!!


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