映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』 ★血脈はいとおしく繋がり未来に走り抜けていく……




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161602/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
http://eiga.com/movie/57778/
↑あらすじはこちらがわかりやすい♪


バイク乗りの銀行強盗を、警官が射殺して
事件はそれで終わっても、警官と、彼らの息子たちの人生は、続く……

お気に入りさんの高評価で楽しみにしていました!
犯罪者と警官。
そんな親の因果が子に報い……と言う風ではありますが
因果や宿命(邦題)―--というのとは、微妙に違った味わいある作品でした☆

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」とは、舞台となった町の名前そのものだそうですが
“松林の向こう“なんて、含みあるタイトルです。


自分も親も子も、それぞれが、
その時代の、その瞬間の苦境や困難を、背負い、くぐり抜け、
血脈は、愛情も憎しみも伝えながら、いとおしくつながり
ただ、混沌とした、迷いの松林に、彷徨うばかりではなく
いつか、明るく開けた道に出て、まっすぐに、その先の未来に、走り抜ければいいのだ…………….


そんな印象で、壮大なんだけど、仰々しくなくて
身近な想いを共有しながら、思うところをしみじみと、掘り起こされました。


役者よし、脚本よし、演出よし☆   でまとめますが…………^^;
演出は、カメラワークの多彩さ(近接、ブレ、遠景…etc.)あり、音楽のワクワクありで
2時間超の人生ドラマを、飽きさせません。


冒頭の、バイク乗り・ルークの背中を、ずーっと、追っていくシーンには
そのまま、視線を引かれつつ、あとあと、
そんな“ルークの背中“を、追っていったドラマだったかもな~と思わせる……


以下、内容にふれて、雑感です。


▼▼▼

主軸は
・バイク乗りのルークと 息子ジェイソン
・ルークを撃った警官エイブリ―と 息子AJ
の父子の物語ですが、それ以外の想いも、さりげなく出ているのが興味深いです。

1.まずは、オヤジ魂というべき、☆ルークの父性☆

元カノが、息子ジェイソンを産んでたと知ったルークの、パパぶりが、愛おしい☆

息子には義父がいるので、出る幕はないのですが
実の子は、やはり、理屈抜きにカワイイ気持ちはよくわかる。
だからって、お金がいるからって、銀行強盗してしまうのはダメなんですが(>_<)
子供のためなら何だってできる、と言う親心の、“表現型“としてはわかる。

そして、息子に初めてアイスクリームを食べさせるルーク。
アイスを食べるたびに、自分を思い出すはず、との祈りあり。

そして、元カノと息子と3人の“家族写真”を撮り、ずっと持ち歩くルーク。
何年経っても、この瞬間は、色あせない。大事なシーンとなります。


2.プール

射殺した強盗犯に、息子と同い年の子供がいたことで、気が咎めるエイブリ―です。
そんな傷心のほか、彼の同僚には、“モンダイ“もあり、このまま警官を続けたものかと悩みます。

そんな折、エイブリ―は、検察関係の父親とプールで会話します。
エイブリ―は父でもあり、息子でもある。
プールで、父親からのアドバイスを受けたことが、その先の彼の生き方を示したようでした。

で、そんなプールが、15年後にまた。
今度は、エイブリ―の息子AJが無邪気に遊びます。
しかし、AJは、エイブリ―とは心の距離があるだけでなく、問題行動もおこしていました。
プールは、もはや、父子をつなぐ場ではないのか……それなら、どこで?
宿題を与えながら、先に進んでいきます。


3.アイス

15年後、ジェイソンは、実父のことを知りたがります。
義父にも、尋ねてしまいます。

産みの親より育ての親、と言いますが
その義父は、いいお父さんなんですョ。
恩を考えたら聞きにくいのですが、それでも、実父のことは、避けて通れないのも人の子。

そのとき、ジェイソンは、しっかり、アイスを食べていました(>_<)
ルークとの父子の絆が、バッチリなんですね……..
血は水より濃い……のか…

けれど、なさぬ仲の家族でも、幸せに暮らせるのに(ジェイソン家)
血のつながりがあっても、別居や離婚などで、幸せに暮らせない(エイブリ―家)のも皮肉なものです。


4、☆ジェイソン絶賛☆=デイン・デハーン

役者よし☆と言いましたが、
1番の絶賛は、皆さんご指摘の、ジェイソンです!\(^o^)/

父親ルークのことを、訪ね歩くのも健気ですが
そうやって、親のことを知ろうとする心根には、ヤンキーな気持ちが、吹っ飛ぶように思います。
自分が、生きている意味のようなものを意識すると
必然的に、生きることに、本気になれそうですもんね。

父が強盗したとはいえ、殺した人(と息子も)を恨む気持ちは、憎しみというより
父への愛情の“表現型“だったかなと思います。
彼らに、銃を向けていても、ジェイソンには、そう感じられました。
(その感じがとてもイイ☆)

そうこうして、バイクを入手して、ジェイソンが颯爽と、走っていくラストシーン。
カエルの子はカエルだな~と、感じている自分が嬉しい☆
親は無くても子は育つ….ではなくて^^;
親は亡くなっても、その存在はしっかり子供の中にあるんだな~、と感じられるのが嬉しいの…


▼▼▼


前半の主役ルークが“退場“したのが、始まって1時間。
そのあとどうなるんだろう….と思ったあとも、あっと言う間でした。
私の↑ノーガキでは足りない、じゅわ~っとした肉汁が、詰まった作品でした☆


PS
音楽と言えば、ブルース・スプリングスティーンの『Dancing In The Dark』は良かった~♪
強盗の後とはいえ、気分爽快!!
私も、ノってしまいました~♪















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