映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』★色気と臭気と毒気に引きずられて残るトラウマ…(>_<)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161255/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




ジャック   新聞配達(実家が新聞社)   :ザック・エフロン
ウォード  新聞記者  ジャックの兄     :マシュー・マコノヒー
ヒラリー   死刑囚               :ジョン・キューザック
シャーロット   死刑囚の婚約者       :ニコール・キッドマン


文通だけで、死刑囚と婚約したという女性の依頼で
死刑囚の無実を、証明しようとした記者とその弟。

死刑囚の無実は、証明できるのか?
その過程で、彼らに何があったのか?

これは、無実の証明のサスペンスを含みながら
見どころは、違うところにありました。
(ナニヨリ、この、濃~いキャスティングです^^;)

コトの顛末は、家政婦へのインタビューという形で語られますが
(実話ベースなのだそうです!)
何がどうなった、という筋書きよりも
この作品の“状況“というか、五感に訴える”匂い“の中で
何か、強い“引力”に惹かれて、観入ってしまう感じでした。 ←“引力“と言う邦題はナイス☆


以下、結末をぼかして、雑感です。


▼▼▼


いかにも尻軽な、シャーロットですが
品格ある二コールが演じると、安っぽさの中にも、ダイナマイトなスゴ味がある……(汗)

ウブな青年ジャックが、そんな毒々しいシャーロットの虜になってしまうのも、見どころかもしれない。

母と生き別れたジャックは、家政婦に、母親の姿を重ねてきたようですが
ここに来て、シャーロットという “真夏の光線のような女”を知る。

母親を連想させる “年上の女性“が、厚化粧で、”小娘ちゃん“ムードも演出。
ワンピ-ス丈の短さにも、見せてる太ももにも、クラクラでしょう…….(汗)

クラゲに刺されて瀕死のジャックに、その場で、放ニョーするシャーロット。(>_<)
なりふり構わず、救命しようとする姿は、子を思う母のよう…….
(すごいシーンですが、良心的なんです)

けれど、いくら、ジャック=ザック・エフロンが好青年でも
シャーロットには、圏外。
蜂のムサシが、お日様に挑んでも、恋の炎で焼かれるだけのような…….

シャーロットは、文通でその気になった、囚人ヒラリーに夢中なんです。
なんで??と思いますよね…….

シャーロットは、言ってくれました。
だらしない自分だから、だらしない男に惹かれる―――というようなこと。

類は友を呼ぶ、と言いますが
この感覚、なんとなくわかりますよねェ…….
同じ匂いのする人に、よろめいていってしまう…….
理屈じゃないの……
でも、似たもの同志と幸せとは、別だということも、わかってますよね…….


~~

一応、主役らしい、ウブなジャックの周囲には
・どギツイ、ファム・ファタールである、シャーロット
・ 死活問題にもなる、意外な一面を持っていた兄
・実態が不明だが、確実に危険な男 ヒラリー


ワニが潜む沼地、血まみれの事件、人種差別、…….
ブレる映像が、不安をいらだたせる。

シャーロットのためと、正義感のためと、スっパ抜きのため(?)に
兄弟たちは、取材しますが
冤罪が晴れてよかったね、というムードには向かわない……

ましてや、さわやかな初恋のメロディが、あるわけでも無し…….
こんなハズじゃなかったという後悔はあっても 、教訓にもならない…….orz

けれど、それが実話だと言われれば、そうかな~と思う。
現実は、必ずしも、教訓や栄光を与えてくれないもの―――

うっとおしい空気、吐き出しそうな汚臭、目を覆いたくなる惨劇
耳をふさぎたくなる暴言、これでもかというワイセツ……(>_<).
そんなことに、まみれてたりも、するからです。

だから、ウブな青年が、モーレツ熟女を前にして、悶々としていたとしても
そんなコトは、ちっちゃいコトなんだな~と思えるし
ひいては、自分の周りで、ものすごい事件が起こっている“現実“を知ったら
個人の(恋の)悩みなんて、微々たることなのかもな~という気にもなってくるのは
この作品の、私への教訓かもしれない。

そして、ウブウブと言ってた青年が、やはり、主役だったんだと思うのが、終盤!

あんなコト、そんなコトの“事件まみれ”の人たちを尻目に
ジャックは、うまく、スルーして行ってくれるのです!
しいて、教訓を言えば、“命あっての物だね”ですね。

現実の生活が、通り過ぎていくように
何か残る作品では、ないかもしれないけれど
強烈な人物たちの発する火花は、暑かった!


▼▼▼


そんな虚熱を冷ますかのような、エンディングの音楽が、不相応にも、美しい☆
可哀そうに、トラウマを残してしまったらしいジャックへの、優しいメロディになったかしら………….
(語ってた家政婦さんには、ジャックへの気遣いを感じます)

名作にはならなくても、記憶に、こびりつきそうな作品です。












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