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映画『謝罪の王様』★阿部サダヲのBe土下座~ワチャワチャに^^;

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161447/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。





住宅街の、せまい十字路を、自転車で曲がろうとして
向かってきた車と、正面衝突しそうになりました。
とっさに、頭を下げたのは、ドライバーに
「バ〇ヤロー!」と言われたくなかったから。
狭い道なので、右も左もないし、一時停止の標識もない。
あうんの呼吸で(?)、誰が悪いわけでもなさそうな衝突未遂ですが、
とりあえず、頭下げとけば、とやかく言われることもないだろう、という、
保身の気持ちがありました。

そうなんです。
とりあえず、頭下げておけば、日本では、相手も寸止めしてくれるもの。
良くも悪くも
“謝り上手”が、世の中を、うまく泳ぐ術なのかもな~とも思っていました。

国によっては、“すみません“に当たる単語が無いとも聞き
謝罪は自分の罪を認めたことにもなるから安易に謝るな、という外国の習慣もあるとしたら
“謝罪“(とりあえず含む)は、日本の生活文化なのかもと思います。
(外交でもムズカシイところ(>_<))

文化とは言いましたが、ネガティブな文化ですよ。
でも、扱えば、やぶにらみ的な面白さになりそうな具材ですよ。
それを、阿部サダヲが演るんですから。(親しみこをこめて敬称略^^;)
土下座にだって、闘争心のようなエネルギーを感じる☆
(宮藤・脚本というのも、期待大☆)

以下、内容にふれて(結末ふれず)雑感です。


▼▼▼

一見、オム二バスです。
こんな事例、あんな事例と、阿部サダヲが謝ってくれます。
Doじゃなくて、Be土下座は、Be togetherか?^^; 
なんか“土下座と一体化”した感じです。

と言うか、ヤクザへの対応は、ご機嫌取りの“太鼓持ち”ですね。
彼の場合は、喜劇が徹底しているというか
痛々しくなってしまいそうなシーンも、哀れっぽくならないで
自分の段取り通り運んでいる、というスパっとした潔さがあって、安心して楽しめる♪
(アンダーウエアも許す^^;)

セクハラ被害者への訴え取り下げに関しては、謝るというより、お願いが高じて
おどろかしてます……^^;(脅しでなく、驚かす)

そして、
・俳優の息子の暴力事件~~と言っても、本当に悪いのは誰なのか?ここもチョコッと温かさあり(*^_^*)
・国際弁護士が娘に誤りたかったこと
・外国の王族を巻き込んだ、謝罪外交…….

オムニバスが、少しずつ、各シーンにつながっているのが面白い。
特に、阿部サダヲの助手になった井上真央さんが
カレーライスを食べるのを見た、岡田将生さんが、発する声に注目!!
(聞き逃さなかった!\(^o^)/)

↑これらの絡んだ脚本は興味を引くし
阿部サダヲの、間の取り方・語り口が、本当にイイ感じ♪
そこいらへんは、また観たい!

……ただですね(以下、楽しかった方ゴメンナサイ←謝罪^^;)

▽▽▽▽

マンタン王国への謝罪あたりが、ちょっと、ダレたかな~との印象あり。
多分、阿部サダヲ自身が、“外交”に、直接関わらなかったからかもと思うのですが。

“究極の謝罪”は、その前の伏線を含めたら、究極にバカバカしくていいのですが
肝心なところで、阿部サダヲの存在感でなく、ギャグだけで持ってってしまったのが、ちょい惜しい(>_<)……
(ワキ〇ボーボー~の女の子はカワイイ)

▽▽▽▽

良かったのは、阿部サダヲ=謝罪師が、謝罪センターを作った理由。

悪くないのに、相手を気遣って、“すみません“という、我々の気質と
悪かったときには、一言でも、誠実に謝罪してほしいという、我々の本音。
そして、
謝罪を求めるとき、心のどこかで“赦したい”と言う気持ちが、人にはあるはずだ、ということ。

それが、説教っぽくなくサラッと、作品に意味を持たせているんです。


▼▼▼

最後は、阿部サダヲの、マンタン王国の出番不足を取り戻すかのように
インド映画風のノリで(?)、盛り上げてくれます。
あの演出は何なの?という想いは吹っ切って、楽しんでください。

宮藤・脚本と阿部サダヲと謝罪を、
カレーライスのように、ワチャワチャにかきまぜたら、
え!?という、味なもん出来ました!ということで(^_-)-☆


PS:話違いますが、“究極の土下座”は、大〇田常務(by半沢〇樹)かも^^;










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