映画『深呼吸の必要』★サトウキビ刈りでリセットしたら仕事に本気出す

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/5113/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



舞台は沖縄。
約1ヶ月で7万本の、さとうきびの収穫のアルバイトに集まった、男女数名――

あらすじにしてしまうと
問題を抱えた男女が、自らをリセットするために、遠く沖縄にやってきて
さとうきび収穫をしているうちに、リセットされて、帰りましたーー
と、シンプルなのですが……

思うところあり、雑感です。

▼▼▼


まず、初心者アルバイトさんたちに、ついて。(小姑の小言です(>_<))

自分をリセットするために、何か新しいことにチャレンジする姿勢は、買いますよ。
だけれども、序盤の態度には、ちょっとイラつきますねェ……(そういう設定でもね^^;)
長澤まさみさん演じた、無口な女の子!
挨拶や返事くらいは、心の問題とは関係なく、しようよ!
集団行動なんだから、他人に合わせようよ。
落ち込んでても、不和ムードは良くないゾ!

………などと、同じくイラッとしている、先輩アルバイトの大森南朋さんと一緒に
私も、イラッとしてました^^;

農家のおじい・おばあは、収穫のヘルプに来てもらってると思うからか
若いもんはこんなもんだろ、と心得ているのか、強いことは言いません。
でも、そのままじゃダメだから
おばあが優しく、おしりペンペンしてくれたのは、愛情でしたね。


彼らにしてみれば、“自分探し&リセット”のために、沖縄に来たわけで
結果的に、さとうきびが刈られている感じ。

そんな彼らが、さとうきびを刈る様子を、カメラがしつこく映し出していきます。

↑私は、このシーン・演出が良かったと思います。
特に何?ということなく、黙々と、さとうきびを刈るシーン。
あるのは、ガサガサと葉がこすれる音。ザワザワと、風にゆれる音。

この、さとうきびを、繰り返し刈り取っていく姿こそが、この作品の芯なのかもな~。

黙々黙々……と、刈り取り作業していると
心が真っ白になる感覚が、ありませんか? 今までの自分を吐き出していく感じ。
不思議な気持ちなのですが、(私の場合は草取り)、刈り取り作業を延々としていると
なんだか、修行と言うか、哲学的な気持ちになるというか、清涼感があります。
刈り取られたのが、山積みになっているのを見ると、達成感もある。

そうして、心はリセットしつつ、作業もはかどっていくのですが
ベテランリーダーが、事故に遭ったことで
彼らの意識に、転機が訪れました!

それまでは、さとうきび刈りは、リセットの“傍ら”にあったもので
彼らには、メインの事柄ではなかったかもしれない。
どこかリーダー任せにやっていたかもしれない。けれど
納期を1日でも過ぎたら、おじいたちの生活に関わることは、聞いている……
このとき、彼らは、始めて、自分の心の癒しとしてでなく
本気の“仕事”として、さとうきび刈りを意識したのではないかと思うのです。

途中、農家の手伝いを、転々としているベテランリーダーに対し
定職につかないことを、“逃げ“ていると批判した青年(成宮くん)もいました。

定職に就くことは、確かに望ましいことですが
農繁期だけ来てくれる労働力も、農家には、必要な人材です。
“仕事”として向き合っているなら、バイトでも、それは“逃げ“ではないと思うョ……(*^_^*)

無口だった女の子ちゃんも、終盤は、声も出したし
率先して、作業に取り組んだ姿勢は、良かった。(でも、ちょっと言葉足りず…^^;)



▼▼▼


この、さとうきび刈りの作業が、彼らには、大きな深呼吸になったようで
深呼吸のあとは、リラックスして、コトを進めそうですが、それだけでは足りなくて
置かれた“現実の厳しさ”を直視したときこそ、もっと先に進めるのかな~と感じられました。
(それは、事故のこともだし、各自の問題もネ)


主演の香里奈さんは、アクの強い役ではなくて、ニュートラルな立ち位置でしたが
大きすぎる感情のゆさぶりが無い分、ため息でも、喘ぎでもない、
深呼吸のイメージで、作品のバランスは良かったと思います。


PS:母が、電話で、この頃よく深呼吸するようにしている、と言っていました。
心が軽くなるようで、血圧や心臓にも良さそうだからと。
それで、ちょっと、この作品に触れてみました(*^_^*)















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Re: ヤマトフラー。

ミカエルさん、こんにちは☆

旅人には、どこかバカンスムードがあって、地元には地元の厳しさがあると
ちょっと、何か思いたくなってしまうのかもしれませんね。

少なくとも、ハードな農作業を〇〇狩りのような遊び心でやると、
よいイメージではなくなりそうですよね......

立場の違いで、むずかしいですね。

ヤマトフラー。

 今はどう言われているか判りませんが、私が学生だった30年近く前、本土から沖縄へやって来たフリーター達を、地元では「ヤマトフラー」と親しみと軽蔑をこめて呼んでいました。
 意味は、ヤマトからやって来た頭フラフラ(アホ)の輩。
 初めて耳にした時は、定職につかずブラブラしてる人達、と思っていましたが、もっとヒドイ意味でした。

 確かに、馬鹿にしか見えんでしょうな。私もチャリンコ放浪時代、地元の若者から「借金とりから逃げてるのか?」「大学まで出て就職せず何故?」「どうしてわざわざ自転車で旅行する?」と言われました。
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こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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