映画『クロワッサンで朝食を』★ジャンヌ・モローの輝き☆孤独と色気と包容力

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161941/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




ジャンヌ・モロー主演ということに惹かれて、鑑賞しました。
ぼくを葬る』でも、若く枯れゆく青年の命を、温かく包んでくれました。
老いてなお、輝く姿が、楽しみな大女優さんです♪




原題は『パリのエストニア女性』


ろくでなしの夫と別れ、母を看取り、子供も親離れしたアンヌは
祖国エストニアから、
独居老人フリーダの家政婦として、ひとり、パリにやってきました。
(フリーダも、エストニアの女性)
しかし、家政婦の依頼は、フリーダからでなく、彼女の元カレ(若いツバメ)からで
フリーダは、アンヌを必要としていず、つっけんどんに振る舞います……


たとえば、邦題になった、クロワッサン。
朝食にはクロワッサンだ!とフリーダが言うので、スーパーで買ってきたら
「スーパーのじゃなくて、ベーカリーのじゃなきゃダメ」と言われる。
こだわるねェ……


あらすじでは、“同郷どうしの女性が、やがて、うちとけていく話”ということになるようですが
私には、彼女たちそれぞれにある“孤独“について、思うところありました。


▼以下、内容にふれて、ダラダラ雑感です。


▼▼▼


まず
フリーダを演じる、ジャンヌ・モロー大御所の存在感は、大きいです!


この作品は、“老い“もテーマだと言われるようですが
ベッドでだらだらするジャンヌのけだるい色気には、そのテーマは、吹っ飛びましょう……^^;、


“老い”とは、何なのか?と思ったとき、たぶん、若い方は
年老いて、一人になって、動けないし、寂しいし……ということが、漠然と頭をよぎるのだと思います。
けれど
自分も、年齢を重ね、親も含めて“老い”を感じるとき、1番に感じるのが
“孤独”の二文字です。


その孤独は、独りで暮らしている、というだけでなく
はっきり言えば、自分を愛してくれるどころか、親身になってくれる人が身近にいない、と言う
心が底冷えするように寒い、孤独感です………………………….


フリーダが、アンヌを拒絶した理由の1つは
元カレが、アンヌを、連れてきたことなのでしょう。
フリーダは、年下の彼からの恋愛感情が、すでに無いことを知っています。
アンヌが身の回りの世話をしてくれても、彼氏がいなければ、生きていく意味もない。
フリーダは、自殺も図ったことがあるらしい…………


クロワッサンがどうの、自殺未遂だのと
手の焼けるおばあ様だヮ……という様相のフリーダですが
そんな老女であっても、彼氏がいなければダメなの……と言う気持ちは、よ~~~~くわかる………
元カレに、添い寝してもらうのが幸せなんて、老女には、年齢不相応だとは言わせないゾ……
(ジャンヌ・モローの枯れない色気が、かえって切ないの……)


さて、そんなフリーダの世話をする、アンヌ。


パリ行きを応援してくれる子供がいることは、幸せですが
彼女とて、家族がバラバラになって“、独り”になった女性です。



ことに、アンヌは、母から名前を忘れられていて
アンヌは、母の死を望んでいた(!)とも語りました。
それが、娘としての本心かどうかは別として
切れた母との関係を、なんとなく、フリーダに向けていたのかもしれません。



そんなフリードの立場を、象徴するかのようなのが、エッフェル搭近くでのシーン。
そこには、様々な人種の観光客がいて
思えば、異邦人のアンヌも、そのひとり。


もっといえば、クロワッサンのノーガキを言うフリーダとて、
パリに住みなれただけの“異邦人“ 。


アンヌは、フリーダのために
エストニアの古い“友人“たちを
フリーダ宅に呼び、彼女を元気づけようとしますが、
裏目に、出てしまいます…………………….


過去を知る人というのは、悪いことも知っている…………
フリーダの過去の素行不良(オトコ関係(>_<))を非難し
おぜん立てしたアンヌも、ボロボロに……orz


……………フリーダには、パリの恋人も、同郷の友人もいない。
その現実が、どれだけ、フリーダにのしかかっているのか……
1度は、帰国しようとしたアンヌは、自分のこととして、受け止めたのではないか……


それは、映画『ダイアナ』で言われた“落下した自分を受け止めてくれる人”が、誰にも必要なんだ――
ということなのかな………………


そして、アンヌに発せられた、フリーダの言葉からも……(要反転)





「ここがあなたの家よ」      ←ジャンヌ・モローの包容力☆



▼▼▼


再び、エッフェル搭近くを通ってから
ラストシーンに至るまでの、アンヌの胸の内を
どう説明したらいいかは、わかりませんが……^^;


老人問題や異邦人、孤独とか、同情や思いやり…etc,と言うものを
上から、おっかぶせたものでは、なさそうです。


自分の中の“孤独感“を、フリーダの”最後のセリフ“まで
連れていってあげる感じでしょうか………


邦題に乗っかれば^^;
さっくさくの美味しいクロワッサンで、一緒に朝食したい!と思える人がいたら、それは幸せなこと☆
(絶妙な邦題です☆)


別れを恐れず、出逢いは大切にしたいナ…と、個人的には思ったのでした^^;



どうです、カフェオレでも、ご一緒に(^_-)-☆












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使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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