映画『告発』★正義の告発~あとの人への思いやりと誇り~

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/3800/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


実話ベースだそうです。
アルカトラズ刑務所での、ヒドイ実態を、告発した作品です。

受刑者 ヘンリー:ケヴィン・ベーコン
弁護士 ジェームズ:クリスチャン・スレーター

この作品は、ヘンリーへの虐待が、痛々しくて、直視できない作品でした……
けれど、それを含め、ヘンリーを演じたケヴィン・ベーコンが
ヘンリーの“心身の状態“を、生々しく、伝えてくれました。

▼以下、内容にふれています。

▼▼▼▼


みなし子だったヘンリーは、妹のために5ドル盗んだ軽犯罪にも関わらず
主に極悪犯用の、アルカトラズ刑務所に、収容される。
脱獄を試みるも失敗し、それから、地獄のような目に遭っていた。
ある日、自分を陥れた囚人を知り、殺してしまう。
ヘンリーの裁判を担当することになった弁護士は、刑務所の実態のヒドさを知る―――


ヘンリーが犯した殺人事件が、引き合いにだされますが
妹のために、5ドル盗んだだけのヘンリーが
アルカトラズ刑務所で、どんな人間にされてしまったのかを見せ
問題は、どこにあるのかを、厳しく、見せてくれました。


裁判になることで、外部との接触が出来て
ヘンリーへの虐待が、明るみになるんだな~と思っていたのですが
そんな簡単には行かなかったのも、興味深かった!(>_<)


何よりも、ヘンリーが、味方の弁護士に非協力的(>_<)
ヘンリーは、死刑になることを受け入れていて、戦う気がない。
むしろ、下手に減刑されて、アルカトラズ刑務所に戻されるくらいなら、死んだほうがましだと思ってる……
弁護士とは、つかの間の友情を育んでくれれば、それでいいと……


↑そんなヘンリーに、もう、胸が痛んでしまいます……orz
さんざん、痛めつけられてきたヘンリーは、心身ともに小さく弱っている様子が
ケヴィン・ベーコンの表情からも背中からも、うかがえます。
正義がどうとか、ヘンリーには、無縁のものになっている…………orz


ちょっと、思い当たるフシが、ありました。(ものすごい罪や罰ではないけれど)
学校行事関係のことで、こうしたほうがもっといいのに、と保護者たちが思っていることでも
今、自分たちが我慢すればいいことで、あとの人たちに不都合が予測されても
あとのことはあとの人に任せればいい、と思いながら
手つかずになっていた物事が、ありました…………

何かを指摘して、変革を求めるのは、労力の要るコトですから……


そのときのヘンリーは、正義よりも、とにかく、人の好意・思いやりが欲しかった。
死ぬ前に出逢った、年の近い弁護士と友情を感じられれば、十分だと。
それだけでいい、と思うほど、過酷過ぎる仕打ちを受けてきたヘンリーが、本当にお気の毒……

このような作品は、自分の良心について、意識させられるのが、いいです。
自分が、ヘンリーなら?弁護士なら?どうすべきだろうか……と、ですね。


弁護士は、死んだほうがましだから有罪でいい、というヘンリーの“人の心“に訴えていきます。
そのあたりが、とても、いいのですよ。


裁判で勝つかどうか、というだけでない。それは結果。
証人であるヘンリーに、刑務所の実情を明らかにさせることは
ヘンリーだけの正義ではなく、ほかの受刑者の為でもあること。


ほかの人のことなんて考えていられない――ということもあるでしょうが
そこを敢えて、
他人のことを思いやれるのが人の誇りでもあるのだ
ということを、ヘンリーに見せてもらいました。

(保護者会関係で、コトなかれでなく、あとの人たちのことを考えて、がんばるべきだったな……
そのことを、思い知らされております。)


結果を言えば、ヘンリーは、減刑により、死刑でなく刑務所に戻ります。
そして、間もなく、亡くなってしまいます。
けれど、今までの彼と違うのは、“友情と誇り”があったこと。
その証を、暗い独房に刻んでいたのには、胸が熱くなります。
(と言うか、また、ヘンリーを虐待してたと思う)


その後、刑務所は、改善もされたそうですが、廃止になりました。
その経緯を語るとき、ヘンリーのことにも、ぜひ、触れてて欲しいです。


▼▼▼▼


この作品を観ながら、思い出した作品が、ありました。




レ・ミゼラブル

:ジャン・バルジャンも、生活苦で、一切れのパンを盗んだのが、そもそもの始まり。
元は軽犯罪だったのに…….というのが、ヘンリーに似てる。
罪が罪を呼ぶ――そんなケースは、多いのかも……。怖ろしいことです。


パピヨン

:これも、独房のヒドさには、絶句しました。
ゴキブリ食べてましたね……
ヘンリーは、蜘蛛を、友達に思ったと言ったかと……


アルカトラズ刑務所モノでは

アルカトラズからの脱出



ザ・ロック

これは、アルカトラズ刑務所が、観光地になってからの脱出劇。
アフターになっても、アルカトラズは、事件の舞台になるのですね。














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