映画『かぐや姫の物語』★すべて消えても今をしっかり生きていればイイ☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161567/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

竹から生まれ、月に帰ったかぐや姫の物語――

監督の解釈で見せているのですが、言い換えると、
かぐや姫が
浄い処である月(浄土?)から、汚れた地上にやってきて、また、戻るいきさつです。

リベリオン』ではありませんが、人間的感情は、悪しき卑しきことのようで
心が無であることが悟りの境地=清浄である、ということが、1つ、ありました。
しかし、それを、反語として
地上の人間たちは、汚れた存在なんかではないですよね?
と、訴えかける余韻が良かったと思います。

▼以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1、赤ちゃんのかぐや姫


翁(おきな)と媼(おうな)が、赤ちゃんのかぐや姫を見つけて
育てようと決めるくだりで、私は、胸がいっぱいに……

媼の乳を飲み始める赤ちゃんの様子が、本物の赤ちゃんのよう。
このとき、媼は、カワイイと思うだけでなく、きっとこう思ったと思う。
“この子はどんなことがあっても、自分の命に代えても、守り育てよう”と。

そして、結末を知る私(たち)は、ふと思うのです。
どんなに手塩にかけても、その子は、親元を離れていってしまうのだと。
与えておいて引き離すとは、なんて、残酷なことをするのだろうと…

でも、それは、かぐや姫だけでは、ありませんよね。
どの親子も、親子だけでなく、人との関わりすべてが、そうですよね…
出逢ったら別れる。生まれたら死ぬ…

ならば、出逢うことも、生まれることも、意味がないのか、と言えば
もちろん、そんなことはありませんよね。
いつかは、終わってしまう“関係“や”命“であっても、その”途中経過=人生“に意味があるのですよね。



2、命あるもの・心あるもの


かぐや姫の幼少期には、オリジナルキャラの捨丸たちがいて
花や虫と戯れて、たくましく、竹の子ならぬ大地の子のように
グングン成長するかぐや姫。野生児のようです。

子供たちが口ずさむわらべ歌は、郷愁を誘う、なつかしい響き♪
かぐや姫も歌いますが、明るい調子から、段々、暗い短調に……

やがて、その歌を歌っていた月の人が、涙を流していたことを
かぐや姫は、思い出します。
そして、その涙の意味を、知ることになります。(感じとったというべきか)
からだの成長とともに、情緒も育っていくかぐや姫です。

けれど、田舎を離れることになり、彼らと別れることになってしまいます。


3、都びと


田舎暮らしでなく、都で、豪奢な生活を始める、翁一家。
娘には、最高の女性となって、最高の結婚をしてほしい。
それが娘の幸せだと、当時の親は、思ったものでしょう。

けれど、この世のものでないかぐや姫は、
この世の価値観に毒されていず、公達5人の求婚を断ります。
その断り方がいいですよね。
ありもしない宝物を持ってきてください、というアレです。

これは、「おととい来い」というのと同じで、
本当に持ってきてほしいわけでなく、“お断り”してるんですよね。
でも、高貴なお方は、真に受けて(?)命まで懸けてしまうんです…
なかには、逆恨みした人もいたとか…

↑そのあたりは、人の醜き“色と欲“でしょうか。
さらに、やんごとなき最上級の帝まで、大胆な行動に!(>_<)
さすがに、帝が、アアですと
かぐや姫も、月に帰してたもう…となってしまうか…


4.還らざる日々 戻れぬ…


かぐや姫が、田舎で、捨丸に再会したときのこと。

何十年かぶりの同窓会もですが、その人との想い出が強い時期の自分に
一気に、戻っていますよね。

子供だからよくわからなかった感情が
今では、はっきりと、どんなものかわかっている、かぐや姫。
それを、ごまかそうとしても、ごまかしきれるものではない。

夢かうつつか、願望か……
二人は、解放されたように、空を飛びます。
二人は、ずっと同じ気持ちだったんだろうな…と思うのですが、
捨丸には、すでに、妻子がいました。
もう、子供の頃のようには、戻れないのです。

やがて、わらべ歌の、哀しい調べを口ずさみ涙ぐむ、かぐや姫。
♪まつとし聞かば 今帰り来む
(私の帰りを待つと聞いたなら、すぐに戻ってまいりましょう)

けれど、翁にせよ捨丸にせよ、時の流れに、待ち人は、同じままでいてくれない…


▼▼▼


月よりの使者は、阿弥陀如来のようでした。(『竹取物語』のような宇宙船でなくて良かった)
極楽浄土に行くのでしょうか。
地上での“汚れ“を消して行くのは、あの世なんでしょうか…

子供は授かりものでなくて、預かりものだと言う人もいます。
この手に抱かせて、いつか、奪っていく……
けれど
だからといって、子供を愛し、育てた時間は“無意味“ではない。
喜んだり悲しんだり、すごく心配したり、怒ったり……
その心情すべてに、意味がある。

そして、善なる行いばかりでなく、ゴメンナサイなこともしてしまうのが、人間ですよね…

戻らない時間、一度しかない人生の時間が
なるべく、良いことが多くあるように、過ごしたいです。


死ぬ前に、すべて忘れてしまったとしても
その前に、しっかり生きていればイイのだ!
そう思わせてくれました(*^_^*)



(私の雑感なので解釈や主旨は本当のところは違うかも^^;)














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