映画『ダラス・バイヤーズクラブ』★必死に“本物の薬”を運んだナイスガイ☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/163096/↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


映画の元になった記事→ココ



1985年。
エイズで余命30日と宣告された、電気技師:ロンが
アメリカでは未認可の薬を入手し、
ほかのエイズ患者にも提供できるように作ったクラブが、『ダラス・バイヤーズクラブ』
(始めは、ヤクの売人かと思っていました。すみません。)


エイズ患者を演じた、マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの、激やせぶりが強烈ですが
骨と皮のような姿には、病気を背負うことの過酷さが、伝わってきます。


のみならず、彼らが背負う、というか、立ち向かわなければならないのが
社会のしくみ・決まり事・偏見―-


▼~▼ 内容にふれて、雑感です。



▼▼▼



1980年代、エイズと言う病名が、世に出た頃。
当時は、ゲイの方に多い不治の病 という印象だったと思います。
まだ不明なことも多く、偏見もありました。


ロンは、ゲイではなかったけれど、ゲイと思われ、そのことで、嫌がらせもされた……
ひどいですよね。(ロンにもゲイの方にも)
死を意識する病気になった人に、いたわりどころか、嫌がらせですよ。


重い病気になったときに辛いことは、病気そのものよりも、人に冷たい態度をとられることだー―
というようなことを言った人がいましたが、まさに、そう。


そして、治療して闘病するのならまだしも
可能性のある薬が、未認可なら使えないという現実。
承認を待っているうちに、命が終わってしまう……

(『希望のちから』でも、乳がんの治療薬が実用化されるまでの困難と熱意が、描かれていました。)




ロンのすごいところは、薬について、自分で勉強し、調査結果も出していたこと。
認可薬のAZTのほうが、効果のわりに副作用が問題だ、ということも訴える。
さらに、ヤクとアルコール漬けのようだった生活習慣も、
栄養バランスを考えた食事をしようと、心がける。(←これは、出来そうで簡単にはできないことかと)




治る可能性のある薬を入手するのに、何度もメキシコに行っては、“密輸“するロン。
「誰も俺を30日で殺させはしない!」という鬼気迫る覚悟のもと
命をつなぐために、密輸する。



そして、作った『ダラス・バイヤーズクラブ』
病室で知りあった、ゲイのレイヨンが相棒。
(ゲイをばかにしていたロンですが、ゲイをばかにしていたロンの悪友よりも
よっぽど、信頼と友情が結べる人間だと思ったと思いますね。カードも強いし^^;)



ウマいのは
薬を売るのは違法だから、クラブ会費だけもらって薬はタダ、と言う方式。
服薬も、自己責任。



いわゆるドラッグなどの嗜好品的薬物ではなく、死なないための薬を求めて
ロンの元に、やってくる人の多いこと!(4000人?)
それだけ、いい薬を必要としている人が多いのに……
薬の有効性を確かめる実験では、効かない偽薬を、飲まされてしまう人もいる……….
ニセ薬なら、効く(生きられる)わけないじゃないですか……



そうやって、とにかく生き延びるために、やっきになって、ロンは、30日をゆうに超えて生きるのですが
「生き延びることに必死で、生きることを楽しんでいない」ことに気づきます。

↑コレには、ハッとしました。
とても、大事なことですよね………………….



一般論で言いますが、自分も他人も、いつか、死が近いことを意識するときが来ますよね。
レイヨンが、「死にたくない」と泣きながら入院するシーンも、さぞ、辛かろうと思いました。
もう、確実に、死がそこにあるようなときに、その人をいたわってかけられる言葉は、何でしょうか……



正しい答えはわかりませんが
少なくとも、治るとか死なないとか、ゴールの気休めは言わないほうがいい、と今のところ思っています。
かわりに、今日一日をいい日にしよう、という心持ちでどうかな、と思います。
「生きることを楽しむ」――そうでないと、必死で生きている意味が、なくなっちゃいますよね。



(個人的には、私は、今日も明日も、つまらないことで、気持ちをかき乱されたくない。
この先も、ノー天気で過ごす(*^_^*))



▼▼▼


一度は、裁判では敗れますが、
ロンの強い執念と実行力のお陰で、薬の認可が、進んだことがわかりました。



ロンのクラブは、「慈善事業じゃない」から、会費が払えないとダメなんですが
エイズ患者さんには、“本物の薬”(←その人にとって有効ということ)が入手できた場所。
スゴクイイことを、考えたもんです!


マシュー・マコノヒーの出演作品は観たいと思っているのですが、
都会的で身綺麗で、要領の良さを感じる役どころは、あまり、好きではありませんでした(失礼!)



けれど、今回は、細身の体に、ギラギラと、みなぎる熱血☆ナイスガイ!
実在した人が「生き延びることに必死」な姿には、すっかり、見入りました。
出入国審査の尋問のときには、無事に切り抜けてほしい!とドキドキしましたよ。













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