映画『それでも夜は明ける』★人はなぜそこまで“残酷”になれるのかを感じながら


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/163886/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




映画『キンキー・ブーツ』では、ドラァグ・クイーンのローラに
ガツンと喝を入れられた、爽快感をもらいました。
そんなローラを演じたキウェテル・イジョフォーが、今作では
誘拐されて、12年も奴隷状態だった男性;ソロモンを演じるというので
楽しみに鑑賞しました。

……と言いながらも、実は、観るのが怖かった(>_<)
今までも、奴隷状態の人間へのひどい仕打ちを、見聞きしてきました。
本作でも、辛くて観ていられないのではないかと案じました。ホント、辛かった…

しかし
だまして売り飛ばすところから始まって
人は人になぜそこまで“残酷”になれるのか――を感じながら
自分自身に、主観として客観として、
人間の姿を、自問することに意義のある作品なんだろうなぁ…と思いました。


▼~▼以下、雑感となります。(だらだらです)


▼▼▼

この現代においても、人は、“残酷さ”を隠し持っています……よね…
いいときはいいけれど、手のひらを返すときは、あっさり…orz
その人の立場もあるから、心の中では(ゴメンネ)と言っているのかもしれないけれど
ムチ打たれるような仕打ちは、心にも痛い……

作品の場合は、奴隷と主人(白人)という明確な立場なので、露骨に
残酷さを見せますが、
アレほどでなくても、ダークサイドな感情を、他者に持つことはあります…よね…

奴隷だから、下に見ていたのに、実は、白人の自分よりも
教育その他、恵まれた生活をしていた黒人だった……というとき
自分より下なら下なりに、バカにしつつも、嫉妬の気持ちはありません。
しかし
実は、自分より“上“にいる?と感じたら、嫉妬の感情が、芽生えうる……

(それが、あまりに“極上“だと、畏敬の念になり、イジワルもできないと思われますが
チョイ上あたりだと、引きずり下ろせそうで(汗)、イジワルするんですね……)


以前の職場でのことが、思い出されました。

ワンマンタイプのAさん(♂)です。
彼は、年上だし、私よりも価値のある方なので、私の直接の上司ではありませんでしたが
親分風を吹かせて、思い通りに、ゴリ押しするので、私も思いつめたことがありました。

あるとき、Aさんの後輩Bさん(♂)が、“転勤“してくる噂がありました。
元々、Aさんと同じチームにいた方のようなので、
Aさんも、自分のなわばり(部下)が増えることは、親分風の大風化にもよしと思ったと思います。
Bさんの“転勤”は、Aさんの追い風になっていました。(私は風前のともし火…)

それが、ある日、Bさんの“転勤”の真相が明らかになったのです。
Bさんは、職場全体の重役的な立場で赴任する、というものでした。
当然、Aさんの上司。

ワンマンAさんが、そのままで済むはずがありません。
ひと悶着はあったようですが
Bさんと同じ立場の方は、そんなAさんを「器が小さい」と言ったとか。

そうは言っても、
かつて下だった者が、自分の上に来るなんて……
嫉妬と憎悪の塊のようになってたと思いますね……….

そのような嫉妬・憎悪の感情が、
相手が奴隷だと、ムチ打ちや縛り首のような、肉体的虐待に
なりうるほどのものなのかもしれないナ……と、そのとき、思ったのでした。

結局、Aさんは、Bさんの下の立場でいることに甘んじることができずに
退職されました。


本来、“優しさ“を持つ人であっても
気に入らないことがあれば、冷めたくなれるのも、哀しいことだし、
流されて、優しさを全うできない無力さもあります……(>_<)(自分含む:泣汗)
(事情が違えば、石鹸を差し出すことくらい、出来ただろうに……orz)


相手を人間として見ていなければ、醜い心根の自分をさらけ出して
自分こそ、人間とは思えないほど残酷なことが出来てしまうのが人間なのだ……と
立場が変われば、自分も、そんな人間になってしまう可能性をはらんでいるのだと
思い知らされました。(気をつけましょう(>_<))


▼▼▼


突然、奴隷にされてしまったソロモンが受けた、残酷な仕打ちを見て
その苦痛を痛感しながら、思いました。
自由を奪って、好き勝手に支配するという
他者への敬意を失った残虐な行為が、いかに卑しいことであるか!!(怒りも!)


ともあれ、地獄のような暗闇から、ソロモンは、救われて良かった……のですが

奴隷のままの“仲間たち“を、その場に残しての救出ですから
彼らを案じる気持ちは、ずっと、あったと思われます。
そのままではダメだ!と思う気持ちが、ペンを執らせ
自分のことだけでなく、彼らの叫びをも代弁したものになったと思います。
















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