映画『モリエール 恋こそ喜劇』★ロマンの馬(!)も美しい涙の終りもイイ☆

img096-1aadd.jpg



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/150837/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

モリエールが22歳のときの空白期間のことを
創作した作品なのだそうです。

貴劇団の団長:モリエールは、借金の肩代わりを、ある富豪にしてもらいました。
代わりに、その富豪は、娘ほど若い侯爵夫人の愛を得るための、寸劇を試みるために
評判のモリエールに、演技指導を要請しました、
但し、妻(マダム)の手前、娘の教育係の聖職者“タルチュフ”として、住み込むことになるモリエール。

……ということで、不倫成就の画策をする夫が、
ついたウソから始まる出来事は、ウソを重ねるスリルと面白さがあり
ばれたときの悲惨さなり、滑稽さが期待されます。

▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

その前に、『タルチュフ』について。

モリエールが、素性を隠すために名乗った、タルチュフと言う名前。
のちに、モリエールが発表した戯曲と同じです。
その『タルチュフ』は、聖人君子のふりをしたペテン師で、やはり居候していて
その家の娘と自分を結婚させようと仕向ける――と言うふうな話です。
そんな戯曲『タルチェフ』の元になった経験談を、この作品で匂わせているのかな~と思わせ
そして、『タルチュフ』の一幕かな~というのを、最後に、イイ感じに上演してくれますが
そのシーンが、モリエールの“叶わぬ夢の代わり“と言う感じで、切ないの……


さて、ここでのタルチェフ=モリエールは、ペテン師とは違うんです!
とはいえ、モリエールは、娘でなくて、富豪の奥様(マダム)と恋に堕ちてしまう……
マダム役のラウラ・モランテ が、優しくて雰囲気のある素敵さなので、さもありなん…^^;


モリエールが、富豪に演技指導する最高にイイのが、“馬“を演ずるシーン☆
馬を演じろ、と言われてどうします?四つん這いになります?……チッチッチ
四つん這いにならなくても、
情熱のアンダルシアの馬、気高いフランスの馬、丈夫な農耕馬……
それぞれの馬の特徴を、ウマくとらえた、ロマン・デュリスの名演技が、スバラシイ☆
(ロマンが、これほど役者とは思わず、失礼いたしました・汗)

富豪が、侯爵夫人へのアピール演技に熱心になっているとき
モリエールは、いけないと思いつつ、抑えられず、マダムに接近していきます。
マダムも、忘れていた感情を掘り起こされていき(汗)、その気に……
(↑この状況は、はた目には喜劇かもしれませんが、当人は、危うい情熱の刃に立っているという
真剣な感情であったりするのです。)


のみならず、当家の令嬢には、秘かな恋人がいます。
けれど、貴族でない青年のため、父である富豪は、結婚に反対です。
一方、母親(マダム)は、娘の恋愛を成就させてあげたい。
恋愛問題が満載の御一家なんです……


当初の目的――富豪が侯爵夫人の愛を射止める――
これが、達成できれば、モリエールの役目はOKなのですが
そうは、問屋が卸すはずもなく ^^;

モリエールとマダムの関係も
令嬢の恋のゆくえも
バタバタと見せてくれて、恋は喜劇☆というサブタイトルにも、うなずける。


しかし
恋とは、現実的に、残酷なもの…←富豪の例
恋とは、お金には代えがたいもの  ←令嬢の例
そして
恋とは……悲劇であって
しかし、悲劇の中でも、微笑みを残したいもの…←モリエールの例


▼▼▼

そんなこんなで、相思相愛の二人が結ばれる、最後の寸劇がイイ☆

モリエールでなくても
あの人もこの人も、必ずしも、恋が実る現実ではありませんよね……orz
だからせめて、劇の中では、恋人たちは結ばれるべき!(キッパリ☆)

モリエールことロマン・デュリスの流す涙が、美しい終わり方です。















にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア