映画『スノーピアサー』★お寒い人間社会の縮図(>_<)with雪解け


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161902/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



≪あらすじ≫
氷河期の近未来。
一台の列車の中だけが、人類の生存場所。
そこは、エンジンのある先頭車両を筆頭に、序列をなしていて
最後尾の車両には、最下層とみなされた人々が押し込められていました。
物語は、最後尾のリーダー格:カーティスの視点で進みます。
彼らは、虐げられている最後尾から抜け出すべく、先頭車両を目指します。




カーティス役のクリス・エヴァンスの写真(ヒゲ&毛糸帽)を観たときから、観たいと思ったのは
(キャプテン・アメリカとは別人!)
まるで、炭鉱にいるような彼らが、そこから這い出していく、みなぎるようなエネルギーを感じたからです。


これは、先頭車両に乗り込むゾ!というシンプルなストーリーですが
そこに含まれるものは、ただの“列車内移動”ではありませんでした。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

極寒の中、列車のエンジンのみが、人類を生かしているという設定。
ツッコめば、そのエンジン発想で、街を形成すればいいのに、と思ってしまうのですが^^;
これは、人間社会のモデルなのですね。

上から下のヒエラルヒー。
社会であり、会社であり、そして、人類生態系。

凍死するか否か、というときには、まず、列車に乗せてもらっただけでありがたいと思うけれど
落ち着いてきたら、それだけでは、飽き足らない。
もっといい状況のところがあったら、そこに行きたい。

ドアが開くタイミングで、“御柱”のような長筒を突き通して、
通路を確保して、前進しようとするのも、ダイナミックで面白い。

けれど、前進は、ただコソッと移動するのではないので
上流社会を守る兵士たちとの、殺し合いがあります……
その殺し合いが、スゴイんです……

下層社会のカーティスらは、武器に“斧“を使いますが
斧は手にする武器としては、かなり、最悪だと思っています、私は。
刀にしても銃にしても、殺傷力は高いですが
斧は……骨が砕けるし、皮膚は切れると言うよりちぎれる…….(>_<)
とても、正視できない……(映像はそこまで映していないと思いますが)
けれど、反乱分子力としては、最高の力を感じさせるものではある。(でも、観たくない(>_<))

残酷なのは、女性首相が登場しての、男性の凍傷させた腕を切断するシーン(>_<)
この女性首相は、ティルダ・スウィントンが演じていますが
この怪演は、適役です。
高い地位にいる割には、セレブリティを感じさせない……(―_―)!!
先頭車両に住み、高い地位にいるからといって、それは、人間の質の高さを意味しないと言う感じです。
(上から目線っぽくてスミマセン)

(彼女は、『ムーンライズ・キングダム』でも、冷たい感じの福支局員を演じて
妙に合っていましたが、この首相役は、インパクト大!)


そして、闘争の末、カーティスらは、前方の車両社会を目にします。

その車内風景は、面白かった。
温室あり、プールあり、学校あり……
そこでは、通常のような生活環境を作り出せているんだぁ……と、目をみはる。
そして、特別なごちそうは、握り寿司!
(お寿司は美味しいですよねェ。二郎さんでなくても、私も寿司の夢を見ますョ)


カーティスの目的は、ただ、上流車両に来て、仲間入りすることでなく
最下層の改善まで、もくろんでいたかと。
それには、エンジンを制覇し、車両を支配しなければ
この列車社会の変革はムリ。(革命かと)


そして、エンジンルームを前にして、別の選択肢を上げる者がいました。
ただの薬物中毒者と思われていた、韓国人の父娘です。
彼らは、融雪を把握していて、列車から出て、外界での生存に期待していました。
ただし、降車に爆破という手段をとろうとするので、キケンだし(>_<))
阻止する勢力もあり、簡単には出られません


そして、ついに、エンジンルームに入ったカーティス!
そこで、驚愕の事実を知ることに!!……orz


かなりネタバレなので、要反転。





狭い列車の中で、皆が生き残るために、“数の制限”が必要ということは
当然と言えば、当然でした。
それは、あたかも、リストラを行って、他の社員を生かすようなものか……orz

首相は、それぞれの持ち場で人は生きるのだ、と言っていましたが
これも意味シンで、カーティスが、エンジンを掌握したとしても
それを動かしているのは、後方車両から連れて来られた子供たちだったとわかります。
もし、子供たちの自由のために、エンジンを動かすのをやめたら、車両全体が終わってしまうのか……





誰かが力で支配して、誰かの犠牲の上に、かろうじて、命のおこぼれにあずかっているのが
生きるということなのだろうか…….と考えると
地球全体の人類も、そうなのかもしれません…………………………………….


ならば、もう、こんな列車は捨てて
少しでも、雪解けを感じた外界に、再び、人生を預けるのも一手ではないのか
という最後の希望も、生きてくる――――


▼▼▼


思っていたよりも長い列車で
カーブのときに、後方車両から先頭車両を狙えるアングル、というのも、シンプルにスリリングでした。


“人間社会の縮図”というのを、映像で観た感じで、寒気を感じながらも(>_<)
なかなか、面白い着眼の作品でした。



PS: クリス・エヴァンスが俳優業を引退するそうですが、う~~ん、残念ですねェ……














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