映画『ぼくたちの家族』★絶賛!母のためのボク達の“悪あがき”

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/162257/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


母の病気をきっかけに家族が一丸となる――
あらすじはその通りで、内容も予想される――かもしれませんが


母:原田美枝子~脳腫瘍で余命1週間 !??
父:長塚京三~経営難の会社を経営
長男:妻夫木聡~サラリーマン・妻は妊娠中
次男:池松壮亮~大学生・タバコ(+)


↑この家族の配役に、とても期待していました。


特に、予告編で、「すいません、嘘ついてました」と、
診察室で、医師に言っていた池松壮亮さんに、素朴な誠意を感じまして(*^_^*)


この家族の物語は、母親の病気がどうなるのかも、気になるところですが、
それよりも、夫・息子たちが、
自分が、実は、どんな立場・状況にいる何者なのかを自覚していく過程を見たようで
俳優それぞれ、クセのある適役に見ごたえがあり、見ていて心地よいものでした☆

▼~▼ 内容にふれてダラっと雑感です。


▼▼▼

1、長男の“ひきこもり”

あらすじ等では、真面目な長男とユルそうな次男――と言う触れこみでした。
妻夫木君は、物事をド真ん中に(深刻に?)受け止める真面目な長男、
と言うイメージに合っています。
そして、繊細さをも、持っている人です。
それが、過去の“ひきこもり”経験に、重なったようです。

長男自身は、“ひきこもり“から脱し、今は、妻帯する勤め人として、
恙なく暮らしています。

しかし
「兄貴がひきこもった時から、この家は、ブッ壊れてるんだ」
と、吐き出した次男。

ひきこもった長男は長男なりに、当時は、苦しい状況だったと思われ
家族も、長男を、案じてきたと思われます。

そして、ひきこもりから脱出した長男は、脱出したわけで、
ひきこもっていた頃のことは
過去のこととして、過ぎていたかもしれません。

しかし、自分の周囲の人は、必ずしも、その時の状況や気持ちから、
脱出しているわけではないのかも。

子供であれば、親(特に母)が、生活の世話をしてくれているから
ひきこもることが、出来るわけで…
悩み中ならば、母や生活のことまでは、考慮していなかったかも……

母も、この病気のため、他人に話すつもりで、家族に、
パートを辞めた昔話を始めます。(暴露?)

父の収入だけでは足りない母が、パートに出て、働いていたけれど
ひきこもった自分を支えるために、パートをやめたことがわかりますが
収入減の中、どう、やりくりしたのか……(サラ金の借金を発見!(>_<))

そして、そんな長男と母の中で、暮らしていた次男は、
どんな気持ちで暮らしていたのか……
そして、今、母が病気になり、
また兄が、ひきこもってしまうのではないかとさえ、懸念する次男…
(多分、今までも、そうならないように、気を遣ってきたのかも)

物腰の柔らかい感じの池松君の次男役は
しなやかな強さがあって、随所に、とてもイイ雰囲気を、
醸し出してくれています(*^_^*)

長男を、ちょっと忘れた母ですが(>_<)
自分のひきこもりで家族がブッ壊れた――と言われたままには、できませんよ。
「悪あがきしてみるよ」
母の病気を治せる病院を捜そうとする長男には、特別の決意を感じたのが、
とても、頼もしかった☆


2、病院さがし

とは言え、実際に、病院めぐりをするのは、大学生の次男がすることに。
(父は、母に付き添うだけで、精一杯…)
私が、惹かれたシーンです。

悪気はないにしても、もっと親身になってくれたらいいのにナ…と思う医師もあれば
自分がダメなら、率先して、
ほかの医師に、コンタクトをとってくれる医師もいました。
母には時間がないのですから、ダメもとでも
その気持ちと行動が、嬉しいです。(涙出そうになりました)


3.次男とタバコ


母に、お金の無心をする次男が、タバコを吸うと
「体に悪い」と、母は、言いました。
次男には、母の煙たい一言なのですが^^;
入院後、母は、昔、ヘビースモーカーだったことがわかります。

母がタバコをやめたのは、子供(長男)のためだと知りますが
その、タバコー次男―長男、というつながりが、絶妙に
母が、子供のことを、ずっと想っていたことを、忍ばせるんです。

“今“、病気の母に、直面している子供たちですが
それ以前からずっと、見えない糸でつながっている愛情があったわけで
母を気遣うべきは、もっと前からすべきことだったのだと
自戒を含めて、身にしみるのです。(←この辺の絡ませ方、好き☆)


4、お父さん、がんばって☆

この夫・父は、経営者として奮闘しているのですが、
稼ぎが今一つ(汗)ということで
「この家、かなりヤバイ(by 次男)」事が発覚します。

長男の嫁にも、もっと前からキチンとしとけ!と、言われてしまう……(―_―)!!

長塚さんには、男のメンツを矜持する雰囲気ありつつ
ちょっと、悲しいホコロビ(切ないというか、頼りないというか)をも、
人間味として感じます。

けれど、ココゾ!で、けじめてくれる。
お父さんの顔が立ったのではないでしょうか。


▼▼▼


家族の物語ですが
「家族とは?」の様な、お説教(ノーガキ?)っぽい話ではありません。
(次男からNG出されますョ^^;)

こういうときは笑っとこう♪
お母さんは、辛い時さみしい時こそ、笑っていたんだね……

そんな母を、絶対!助けたいと思った家族たちの“悪あがき“が
とても、心に近くて、迫ってきた。
スゴク良かった☆













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