映画『マイ・プライベート・アイダホ』★愛のあるところに還る一本道で


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/4447/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
↓あらすじ
http://cinema.pia.co.jp/title/s-4447

監督:ガス・ヴァン・サント
マイク:リヴァー・フェニックス  ~ヴェネチア映画祭主演男優賞\(^o^)/
スコット:キアヌ・リーヴス


リヴァー・フェニックスの作品は、ほとんど、観ていませんでしたが
観る機会があったので、今頃、鑑賞です。
今更という感じなのですが、書き留めておきたくて……


リヴァ―・フェニックスが、急逝したときに、追悼をこめながら、アレコレ、噂話?が聞かれました。
死因をめぐってもですが、生前のことについても……→彼のウイキ



その中で、子役として売れていたリヴァ―に対して、親の経済的依存度が大きくなっていたことが
精神的にも負担になっていたのではないか、というのがありました。
親からの解放の1つとして、ドラッグや完全菜食主義に生きたのでは…というものでした。

役者は、スクリーンの中のことだけ観ていればいいのかもしれませんが
この作品での
おぼろげな記憶の母に対する、強烈な思慕や
「普通の家に育っていれば……」と言うセリフにも
実際のリヴァ―の親・家族への想いというのが、投影されていたのかもしれないな……
と思うと、余計に、複雑な気持ちになります…………….


▼~▼内容にふれて、雑感です。

▼▼▼

1、そのときは親友だけど

リヴァ―演じるマイクは、男娼として生活しています。
生きる術として。(BLではない……)



親友のスコットも、男娼仲間ですが、実は、坊ちゃんです。
父への反発のようで、生き方のスタイルとしての男娼か。


とはいえ、同じ境遇にいるときは、同じ世界の人でいられる有難さよ(*^_^*)


この前、30年ぶりの同窓会に出席したときに、痛感したことなんですが……
クラスメイトであるうちは、なんだかんだ言っても
“同じ穴のムジナ”で、いられるんですね。
多少の違いは、それぞれに有ったとしても、同じ世界で生きて、
同じような価値観の中にいる“仲間“でいられるんです。


けれど、卒業して、社会に出たら、本当に、もう、それぞれが
別々の世界で、違う生き方をするものなんですよね…当たり前なんですが……
当時、教室で、ワイワイやって、同じ電車で帰って、おしゃべりした“親友“でも
あのときの私たちは、遠い昔のことなんだね……みたいな
なんとも言えない哀しさが、懐かしさの中に、こみあげて来たのです……………


マイクとスコットが、男娼仲間であるうちの親密度は
バイクの二人乗りに、象徴されていたのかもしれません……
だから、すごく、ステキに見えたのかな……


母親に抱かれる夢を見るマイクが、愛されること愛することを望んでいたならば
それを、“親友“に求めたのも、すごく健気で、共感する。(同性愛とは違うかと)


同じ世界・価値観を共有できる人なんて、人生において、そんなにいるもんじゃないので
この人とずっといい関係でいたい!と願うマイクには、私も、自分を重ねたよ……
二人が囲んだたき火が、温かく思えたよ………


けれど、スコットは、裕福な実家の世界に帰っていく。
当然、世界はもう、共有できない。
いつまでも親友―――とは行かない…orz


マイクの母を捜す旅も、一緒に行ってくれたけど、
勝手に恋人つくっちゃったし、スコットは…….(―_―)!!


母・家族・親友・恋人……
どんな形の愛情でもいい。
愛のあるところに、還りたいんだと思います、人は…….マイクも…….


2.ナルコレプシー(マイクの持病)


ストレスが引き金で、急に意識を失ってしまう持病を、マイクは持っていました。

意識を失っている間、誰かに、診ててもらわないと、心配です。
誰かを、いつも必要としているマイク、という印象にもなりますが
ラストシーンも、とても、印象的でした。


3、ラストシーン☆


なんだかんだで、故郷のアイダホに帰ってきたマイクですが
ナルコレプシーで、人通りのない一本道で、倒れてしまいます。

通りがかりの車が、助けてくれると思いきや、盗人でした。(>_<)
母も捜せず、親友も去り、今は意識もないマイクから
物取りをするなんて、もう、何もかも無くなってしまうではないですか……

すると、別の車がやってきて、意識のないマイクを乗せていきました。

アレは、マイクのお兄さん(父でもある?)らしいのですが
親切な他人でも、いいです、私……^^;

複雑な事情のお兄さんでも、マイクの家族として、今後、いい関係を期待したいし
親切な他人であれば、マイクの将来も悪くない、と思える。
(仮にも、アノ人は、いかがわしい感じではなかったと思う)

人生の路上で倒れても、まだ若いマイクの将来の道は、いい方向に進むのだ!
故郷のアイダホで、生まれ変わるように……
そんな一本道だと思いたいのです。


↑なにかと、解釈、違うときはゴメンナサイ


▼▼▼


男娼ということで、変(態)なお客もいて、気味悪いやら、オカシ―やら…
コラージュのような、静止画ラブシーン(男女問わず)の演出は
嫌らしさも薄いけれど、無味乾燥。
マイクが、心から求めていた愛情は、ソレらとは別モノ。


生活苦と孤独を背負ったマイクですが
残されていたのは、若さと将来――それは、希望ですよ☆


しかし、リヴァ―自身には、その将来の道が、断たれてしまった……
というのは、本当に、残念でなりません。
生前でなく、没後に観たからか
彼の若さにある、美しい哀しみが、切に、感じられましたよ……………












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