映画『マグノリアの花たち』★ハガネの女たち~母と娘とオバサンたち~

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/2890/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題:STEEL MAGNOLIAS

ウィキ→コチラ


マグノリア(タイサンボク)は、舞台となる、アメリカ南部を象徴するらしい。
花たちとは、軸となる、6人の女性たちのようです。



母         マリン     :サリー・フィールド
娘         シェルビー  :ジュリア・ロバーツ   持病あり
美容師(主)   トルービィ   :ドリー・パートン   
                                                『パーマネント野ばら』?のような
同(従業員)   アネル    : ダリル・ハンナ    前夫がワケあり
元町長夫人   クレリー :オリンピア・デュカキス  上品かつユーモア大
くせ者オバサン ウィザー :シャーリー・マクレーン  くせ者役は天下一品☆



はじめは、清らかでヤワイ話かと思っていました。^^;
でも、原題は、STEELですからね。
ハガネのごとき、たくましくも美しい、骨太の女性たちが
過ぎゆく日々の中に潜む哀しみを、哀しみのままにせず
それを吹き飛ばすかのごとく、お茶目な笑い(笑顔)に変えて
生きていくような様子が、とてもステキ!(女性には、こんなしなやかな強さがあるんだと再認識)

哀しみには涙があふれつつ、可笑しみには笑っちゃった!

原作者の実体験に基づいた話だそうですが
彼自身による脚本のテンポの良さと、
この役者陣の人間味ある魅力に、引き込まれました。

冒頭は、シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備に追われる面々。
何やら、もう騒がしくて、ドタバタ……(>_<)

▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1母と娘の経過 (いきなり、設定のネタバレ)


美容院で、結婚式のヘアアレンジをしているときに
花嫁シェルビーが、持病を患っていることがわかります。

そのため、結婚しても、出産は止められていましたが
「30分でも充実した人生がほしい」
自分の命を縮めてでも、赤ちゃんがほしい娘は、懐妊します。
嬉しそうに母に告げるも、母は、素直に喜べない。
娘の思うようにしてあげたいと思いつつ、娘を失いたくない母の気持ち。
母(サリー・フィールド)の複雑な表情が、とても深い……

無事、男の子を出産するも、腎不全になった娘は
母から、腎移植を受けます。
母娘が、命をつないでいる姿には
生きることに投げやりになっていた、ウィザーの心にも響きます。

しかし、娘は、病魔に倒れ
母は、長い付添いの果てに、娘を見送りました……

娘の葬儀のときに、哀しみと怒りが混在した、
娘を想う、母の激白には、涙があふれました…………….

↑あらすじだけだと、殺伐としていますが、この経過に
ほかの女性たち(と夫・兄弟たち)が、なんやかんやと絡んで
起伏に富んだ、“日常”を形成していきます。


2.美容師  トルービィ

『パーマネント野ばら』のように、顔なじみのご近所同士で
話が弾みます。
(オシャレをする場の、楽しい雰囲気の奥に
重いモノを含んでいるというのも、似ています)

美容院の主:トルービィも、夫や息子のことで
気がかりなモノを抱え、彼女で、生計が成り立っているよう。
けれど、美を売る者らしく、苦労臭を感じさせない身づくろいで
スリムな、肝っ玉母さんのよう。

要所要所で、いいムードを作っていました。


3.クレリー&ウィザー  ♪

シャーリー・マクレーンのウィザーが、
世間に背を向けた毒舌オバサン、というのは、適役☆で、
予想通りだとしたら
クレリーは、大穴でした!\(^o^)/

元町長夫人という上品さに、オバサン特有の“ワル気のない毒気”?が、
イヤミなくて、可笑しい^^;
で、この方の最高のムードメイクのシーンが好き。

それは、シェルビーの葬儀で、母親のマリンが
哀しみと怒りが爆発し、誰かを殴りたい!と取り乱したとき。

クレリーは、ウィザーを前に出し
「殴りたいなら、この人を殴りなさい」と言う。
え?なんで私?と驚くウィザーに
「1回くらい、人の役に立つことしなさいよ」とクレリー。
さらに、え??なウィザー。
二人のやりとりに、固まるマリンには
「いいのよ。皆、一発、彼女に食らわせたいと思ってるんだから(笑)」

マリンが思わず、吹きだし、みんな、爆笑!(*^_^*)
不謹慎かもしれないけど、
哀しみのドン底にある人を、一瞬でも救った“笑い“の空気が、とてもイイ☆

信仰心の厚いアネルからは、本当にクリスチャン?(―_―)!!と引かれつつ
あの場を和ませたかったから……と、ウィザーに言い訳するも
地獄のメス豚め!と、ウィザーの反撃を食らった、クレリーさん ^^;
あなたは、いい人デス(^_-)-☆


▼▼▼


クリスマス・イースター・ハロウィン……etc.
季節とともに、流れる時間には、美しい趣きがあります。
一方で、
ゴミ捨てあり、騒音あり、夫婦のこと、親子のこと、仕事のこと…etc.etc.
キレイ事でないことは、それぞれの実感に、響いて
作品が、上っ面で流れない、厚みあるものにしているようです。


花嫁の弟たちが、“演出”したハネムーンの車も
序盤では、なんて下品なことを……(>_<)と、思ったのですが(汗)
今、思えば、
病気の姉が、懐妊しないように、という優しさだったのかもね。


冒頭のドタバタからは、想像もできない哀しみがやってきましたが
哀しみに暮れずに、爆笑に、持っていったのは
本当に良かった☆





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