映画『アリスのままで』★どんな晩年でも自分が自分でいるために

T0019744q.jpg


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166823/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:ジュリアン・ムーア


50歳で、若年性アルツハイマー病を発症した、言語学者アリスの物語。

“言語“を専門に研究してきた彼女が、まず、
言葉を忘れることから始まる皮肉……
記憶や意識が、少しずつ、欠落していくのを、
止める(治す)ことができないと知ったら
自分や家族は、どう過ごすでしょう……

同年代のアリスが、他人事ではない気持ちで、鑑賞しました。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1、覚えているうちに

何もわからなくなるときが来るなら
わかるうちに、美しい最期をとげたいと思う。

アリスは、短命でも美しい蝶のようでいたいと願い
自分の理性が、最後に行き着くところとして
パソコンに、あるフォルダーを残します。(最期の行動を指示)

しかし、病状が進めば、なんだかわからなくなってしまう……
意図せず見てしまった、そのフォルダーの指示どおりにしようにも
段取りを覚えることが、もう、できない……orz

理性と知性で、パッチリと覚醒していた、冒頭のアリスの表情が
段々に、混沌の雲の中に埋もれていく様子が
不安にまみれながら、ありありと、辛い……
(↑この表情の重みは、何よりも、語っています!!)



2、若年性と遺伝

年齢とともに、錆びていくのは、仕方のないことですが
アリスの病気は、遺伝性で、長女にも伝わっていたことがわかりました。
(長女は、双子を妊娠)

いつか発病する――
そのリスクとともに生きる日々は、どうだろう……
そのリスクから、子供を持たないという選択もあります。

しかし、これまで生きてきた日々の素晴らしさを思うとき
たとえ、“若年”で、病気を発症することになっても
私は、新たな命に、生を謳歌してほしくて
子や孫が、生まれてくることを選ぶと思います。
(考え方は多々あると思いますが)


3、記憶と愛と

段々に、弱っていくアリスの姿を見るのは、家族も辛いだろうと思う。
穴が開いていくように、欠落していく記憶―ー

……というのだけれど、
アリスの、亡き母と姉との遠い思い出が
現在の娘たちと、重なるようなシーンを見ると
記憶が無くなる――とは、思いたくないのです。

(短時記憶はむずかしいとしても)
アリスを、アリス足らしめている大切な大切な記憶は
アリスの、脳の心の、奥の奥にしまわれて
すぐに取り出せないだけで、
感動の記憶も、幸せな思い出も、消えてはいないのだ!!!
と思えて仕方なくなる………………

平たく言うと、詳細に、正確かどうかよりも(汗)
“本質”を感じていれば、いいじゃないかと。

次女が、オゾン層の穴をふさぐたとえ話を、アリスにしたとき
細かい内容は、再現できなくても
“愛”を感じたことを、告げました。

アリスの記憶にあいていく“穴“は、
アリスを愛する家族の愛情が、埋めてくれる――
次女との抱擁には、胸がいっぱいになりました……


▼▼▼


どんな晩年であっても
自分が自分でいるためには
今、そこに、“愛”がないと、生きていかれない気がします。
(介護や、隣人愛含む)


不安や悲しみでなく
意識の最後まで、人に優しい気持ち(=愛)を向けられたら
幸せな人生と言えるかもしれません。



PS:白状しますと、当初
映画『アナと雪の女王』の♪ありのままで~
にあやかった作品かと思っていました(>_<)
しかも、アリスの長女がアナで……
失礼いたしました。




にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村




blogramで人気ブログを分析





関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア