映画『ミケランジェロ・プロジェクト』★ナチスが奪った美術品を命がけで奪い返す!


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/163488/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


第二次大戦中、ナチスは、美術品を、略奪したり破壊した一方で
奪還すべく、実働隊=モニュメンツ・メンがいたーという実話です。

7人という“少数精鋭“の”宝探し”には
オーシャンズのようなチームワークと前向きな明るさを感じながらも
戦争の真っただ中という、命を懸けた“戦い“を見せつけられます。
(戦争のドサクサは、テキは、ナチスだけではないということも……)


美術品を守る――ということの深い意味が、しみじみと心に残ります。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.ヒトラーの思惑?


昔から、戦利品などと言って、戦勝国は、敗戦国から
美術品を奪っては、自国の宝にする傾向がありました。


画家を志していたくらいのヒトラーだから
芸術への造詣は深かったと思われますが
“美術学校不合格“へのやっかみ?もアリで
憧憬や憎悪が入り組んで、
かたや独占、かたや焼却!という暴挙になってしまったのかと思います。


ピカソの名が描かれた額縁だけが、焼却の場に残されているシーンは
見るに忍びない……もったいない……orz
(取り上げて焼却するなら、放っておいてほしかった…orz)


ヒトラーの所望した美術品を集めて、展示する
壮大な“総統博物館“のために
膨大に、集めまくった美術品を、とりあえずあちこちに隠したナチス。
大穴を掘って倉庫にしたのもあり
ノイシュヴァンシュタイン城が、倉庫と化した経緯もあり。
まずは、場所を特定するモニュメンツ・メン――


2.美術品の歴史は命の蓄積


美術品は、歴史上の宝とはいえ、戦争においては
人命も守りきれないのに、かまっちゃいられない――という意見もある。

どんなに貴重な建物でも、破壊しなければそこから狙撃される――
と言われたら、強く言えない……
美術品は、命をかけて、守るべきものなのか?と聞かれたら
そうだとも言えない……
兵士ではないモニュメンツ・メンも、人命第一がモットーです。

しかし、任務というものは、ひとたび、その責任を負えば
全うしようとするのが人情でしょう。
美術品を守ろうと必死になっているときは、文字通り、必死!
奪われてなるものか!(>_<)
……しかし、戦争中ですから、戦死してしまうことも……orz

美術品のために命を落とすなんて――ということになりそうですが
美術品は、ただ、形あるものでなく、
そこに歴史が刻まれた、“命の蓄積“なのだと言う(byリーダー)。
彼らがどれだけの美術品を守ったかを知ると、その偉業と危険度には
頭が下がります。


3、美術品を元へ戻す


終戦後、ナチスで仕事をしていた人は、罪人扱いになってしまいますが
美術品の移送について、目印をつけてくれていた事務員がいました。
(=ケイト・ブランシェット)
ナチスは、返還することは想定していませんでしたが
(ヒトラーが死んだら、すべて廃棄するつもり!)
目印は、返還に役立ちます。

マット・デイモン演じるモニュメンツ・メンが、廃墟のユダヤ人宅に
絵を返しに行くシーンには、胸に迫るものがありました。
そこの住人は、収容後に殺されてしまったと思われます。
何もかも、命さえ、ナチスに奪われたユダヤ人宅ですが
だからこそ、返せるものは返したいという想いが、心に響きます。


4、一難去ってまた一難(>_<)

ヒトラーが死んだら、隠された美術品は廃棄されてしまうので
ヒトラーまだ死ぬなよ、と思いつつ、隠し場所をさがし
見つけた!そして終戦!
これで、美術品は安心かと思えば、そうでもなかった!

味方とはいえ、連合国にはソ連がいた。
間もなく、ここに、ソ連軍が進駐してくると言う。
アメリカ系のモニュメンツ・メンは、ソ連に、美術品を押さえられたら
返還されないだろうと予測。

次は、ソ連軍から、この美術品を守らないと!


▼▼▼


命がけで、美術品を守ったところで
何十年かしたら、人の記憶には残らない――と言われてしまう彼らですが(汗)
そんなことはない!とキッパリ言ってくれるのは
ジョージ・クルーニー監督・主演の実父☆


相当量の美術品が奪われ、焼却した!というナチスの行いは
そこでも、トンデモないことをしでかしたんだなと思う……
しかし、それらを“救出“した彼らのおかげで
世界の知的財産としての美術品が守られた、ということは
やはり、記憶されて然るべきでしょう。


エンドロールには、実際と思われる写真が流れます。
命をかけた男たちの偉業――私も忘れません!とキッパリ☆




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