映画『杉原千畝スギハラチウネ』★ユダヤ難民に命のビザ発給したその方です!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/166485/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

第二次大戦中、リトアニア領事として
多数のユダヤ人に、ビザを発給した杉原さん。
今では、かなり知られる人となりましたが
戦後しばらくは、「外務省には過去にもその人はいない」との
扱われようだったとは……orz

作品は、満州からリトアニアに渡った経緯から始まり
その後、激動のヨーロッパを転任し、終戦を迎えます――

本国の意に反した、ユダヤ人へのビザ発給をメインとしながらも
一方では日本のために、
迫りくる、ドイツ・ソ連の侵攻の波を、ひしひしと受けながら
外交官として情報収集した彼が、どんな立場にいたのかを
感じることができると思われます。

・参考ウィキ→コチラ


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1、なぜリトアニアの領事か

ソ連・モスクワへの赴任を希望していた杉原さんですが
“満州鉄道の一件“で、ソ連から拒否されてしまい
リトアニアへの赴任となりました。


と言っても、リトアニアに在留邦人は居ず
もっぱら、情報収集の拠点としてでした。
独ソ不可侵条約を結んだ両国ですが
いつ、ソ連が裏切るかもしれないし、ドイツの動きも気になる……
(ソ連は日ソ不可侵条約も破りましたもんね…)


ちなみに、情報の収集のカモフラージュに、家族でのピクニックも。
家族写真を撮りながら、国境付近やその辺をパシャパシャ。


2.“中立“のこと

ドイツが次々、ヨーローッパ諸国を占領するとともに
迫害され、行き場を失ったユダヤ系難民が大量に生じました。
橋を渡る難民の、長い長い行列が
ことの深刻さを、物語ります……


そのときの日本は、ドイツと同盟を結ぼうとする、微妙な時期。
領事館の助手も、“中立”の立場を勧め
領事館前に集まるユダヤ人たちを、見て見ぬふりをする杉原さん……


個人的な話ですが、
ある両者のどちらかに味方すべく、会議があったときのこと。
ある人が、味方しないほうが勝った場合に、その会議集団は不利になる。
どっちが勝っても不利にならないように、中立でいよう――と提案しました。
平和的?な長老らは、その意見に賛成し、“中立”となりました。
でも、私は、思いました。
中立と言うと、敵にならず、聞こえはいいかもしれないけれど
結局、味方(応援)しないことに、変わりないですよね……
どちらが勝っても保身したくて、ひより見コウモリになったとしても
どちらが勝っても、味方しませんでしたよね、となれば、干されると思う……



敵でもない味方でもない“中立“の日本領事――でしたが
刻々と、ドイツが攻め進むヨーロッパ情勢の中で
ユダヤ人の頼みの綱だったオランダが、ついにドイツに侵攻され、
いよいよ、日本経由のビザがなければ、どこにも脱出できなくなってしまった!


命のビザを求める人々が、日本領事館前でひしめくのを見て
“中立”や“平静”で、いられるはずはない…….と
映像は、訴えてきます。


3.ハルピン学院の教え(自治三訣)

外務省への確認・照会で、時間をかせぎつつ
大量のビザを手書きする(!)杉原さん。(途中からハンコも使う)


やがて、ソ連の侵入により、領事館は閉鎖されますが
ビザの発給は、移ったホテルでも
列車に乗り込む直前までも、続けられました。


日本は通過するだけ――と言っても
条件を満たしているとは限らない“難民”の大量の移動で
以降の現場には、困惑もあったようです。(JTBの方もありがとう!)
幸い、杉原さんと同窓の外交官がいたのも、人の縁かもしれません。


その母校:ハルピン学院の自治三訣を挙げます。
「人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう 
そして報いを求めないように」
まさに、ユダヤ難民へのビザ発給を、諭すかのような………


▼▼▼


難民へのビザ発給だけでなく
冷静に、ナチスドイツを見ていた杉原さんですが
その情報は、本国:日本には、うまく生かされず
杉原さんが恐れたように、日米開戦となり
杉原さんが予見したように、日本は敗戦に至りました。


時代が過ぎていくことは、出来事が、風化していくこととは違う……
人々の意識も価値観も、良くも悪くも、変化していく。


一度は、いないことにされてしまった(!)杉原さんですが
忘れることのできない、多くの人々の声によって
光が当てられ、“永遠の存在“になったことは、喜ばしいことです。


人としての熱い情と、外交官としての冷静な観察眼――
杉原さんの人となりの作品を
本人の名前で(読み仮名つきで!)、タイトルにしてくれただけでも
私は、とても嬉しい☆


(人妻の振袖がちょっと気になる……^^;)






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