映画『海難1890』★日本とトルコの時を越えた真心を忘れないように

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164562/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


1985年、イラン・イラク戦争のとき
トルコの旅客機が、テヘランから邦人救出してくれました。
ポスターのコピーにあるように、その“理由“は、95年前、
和歌山沖での、トルコ軍艦エルトゥールル号の遭難救出にあったということです。


当時、和歌山の漁村の皆さんが、命がけで、誠心誠意
瀕死のトルコ人の皆さんを助けた話を、初めて知ったとき
この素晴らしい事実が映画になって残るといいな、と思っていました。


1890年と1985年の2つの時代を見せていますが
タイトルにあるように、
1890年の海難事故の惨事の大きさと、懸命の救出に重きがあります。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1、海難事故(>_<)


和歌山沖で、台風に見舞われてしまう、エルトゥールル号!
(劇中にはありませんが、トルコが、わざわざその時期に帰還を急いでいた政治的理由も
あったらしく、人災?の側面も否めないらしい。)



荒れ狂う海の前には、(軍艦と言えども)帆船は、葉っぱのような頼りなさ……
海は怖いわ……
もっぱらボイラー頼みとなった果てに、水蒸気爆発を起こした船は大破し、
乗組員は、投げ出される!


爆発音を聞きつけた村人が集まり、崖の下を見ると
磯には、なんとたくさんの人間が!!!!(>_<)


それが、夜中だったので、今のように明かりも乏しい中
できるだけ火を集める村人。
救出するにも、手当するにも、やりにくかったと思います。
それでも、我がことのように、懸命に尽くしてくれる人の姿には
心打たれるものがあります。


村人は、裕福なわけではなく、その日の漁でその日を暮している
文字通り“その日暮らし”。
なのに、漁よりも、救助や遺留品捜しを優先してあげた、というのですから…….
なんて、いい人たちなんでしょう……
(自分の生活も大事だ、と言う人もいて当然ですが、その人も納得してくれる)


“貧者の一灯“という言葉がありますが
心豊かな村人の真心は、本当に尊い!と画面の端々から感じられます。


2.生き残った大尉のこと


仮死状態のところ、ハルの蘇生で命拾いしました。
が、彼は、生還したがために経験する苦悩を、体現します。
(一見、ハァ?と思ってしまうのですが^^;)


彼は、何百人という乗組員を失ったのに
(将校である)自分が生き残ったことに、罪悪感を感じたようです……
命を分ける惨事があったときに
生存に対する感謝より先に、苦悩を感じてしまうこともあるのだと思う……


逆に
それだけ、皆と一緒に、すごい目に遭ったということでしょう……
トラウマは責められません……


村人からの貴重な食べ物を、わざと、土にはたき落としたときには
なんてことを!(>_<))と思いましたが
トラウマは責められません……orz


村人が、遺留品をきれいにしていたときも
盗んだ?と。悪く誤解してしまいますが
気持ちに余裕がなかったのかも……(かばいきれない…)


月と太陽の兜飾りを、海に投げたときには
せっかく村人が回収したのにもったいない!(>_<)と思ってしまいましたが
アレは、村人の真心のこもったものを、海に眠る仲間たちへの慰霊として
投げたのでしょう………………….


そんな大尉ですが、帰還するとき、村人に深々と頭を下げたのには
胸が熱くなりました。
命を助けてくれた真心と、心の傷を和らげてくれた真心――
村人も、大尉の心が健やかになってくれたことも、喜ばしかったと思います。


3、テヘランの邦人救出


作品でもはっきり述べていますが、この“美談”には
日本が日本人を見捨てたから――と言う事実があります。


95年前の日本人の恩を、トルコの方が気に留めて下さったから
日本人を優先的に、飛行機に搭乗させて頂けましたが
それがなかったら、テヘランの日本人は、どうなっていたでしょう……


民間機のJALには、危険地帯への航行はムリと言われてしまい
当時、自衛隊に期待が集まったと思いますが
自衛隊の海外派兵につながるからとの、反対の声があり
国会での了承云々などと、タイムリミットを無視した話があったと思います。


色々な考え方があるとは思いますが
地球より重い人命を考えると、私は、納得できませんでした。
(政治やイデオロギーでなくて救命の話をしてるんだよッ!と思いました。)

個人的には、美談のほかに
このことも、覚えておきたいところです。


▼▼▼


世界には、こちらが、仲良くしようと思っても
その気のない国々もあります……orz
殺戮や蹂躙を繰り返す者たちも、います……orz


民族や宗教、価値観が違えば、
わかりあえるはずなんて、ないのかもしれない……orz


けれど、このエピソードには、本当に感激です。
人が忘れてはいけない“仁義”を感じる。


ラストには、トルコ大統領のコメントもありました。
両国の友好を、大切に☆




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