映画『ブリッジ・オブ・スパイ』★スパイ劇でなく外交交渉した弁護士の人間ドラマ

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168276/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン
主演:トム・ハンクス  ~ドノヴァン弁護士


冷戦下で、米ソそれぞれに捕まったスパイを交換した実話――
ということしか知らないまま、上記の面々に惹かれて、鑑賞しました。
しかし
途中、壁で分断中の東ベルリンで、アメリカ人学生が拘束されてしまい
米ソ・東ドイツの3国&身柄3人で、面倒なことになってしまう……(>_<)
(だから、よけい面白いんですが^^;)


アメリカ側の交渉は、“民間委託“された弁護士:ドノヴァン。
事務的にチャッチャと進まない“国際問題“を、
じれったくしながらも、サクサク引き付ける脚本の妙と
トム・ハンクスのあふれる人間味で、温かいドラマで魅せてくれました☆


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1、ソ連のスパイ=アベル


のアベルは007とは対極の、地味な味わい深いオジサンです。
(いるだけで、何かモッテルというか背負っている――という風情あり)
スパイ交換の前に、まず、アベルとドノヴァンの関わりを、
しっかり見せているのがイイ☆


形式的な裁判のために、アベルの弁護を任されたドノヴァンですが
アメリカに寝返られないアベルに、“不屈の男”の信義さえ感じたドノヴァンは、
きちんと弁護します。(家族は危険な目に遭いますが(>_<))


感情的には、“敵”同士とはいえ
双方の責任ある態度には、お互い、好感や信頼を抱くものだと思います。
送還された後のアベルの処遇についても、案じたドノヴァンが
ソ連の車の“後部座席“に乗せられるアベルを見つめるシーンには
その前の会話を踏まえて
人としての思いやりが、熱く感じられます。


2.ドノヴァンの専門は“保険”


外交的交渉に駆り出されたドノヴァンの専門は、実は、保険。


アベルの死刑回避のために、生かしておけば
いつか、アメリカのスパイがソ連に拘束されたときの“保険”になる――
などと、ウマいことを言いました。


交渉も、保険的手腕で、進めます。
事故1件の中身は、個別に考えない。交換は3人で1件。
↑簡単なことのようですが
米ソの話を、東ベルリンで行うことになったのも複雑にしているし
CIAは、スパイさえ戻れば、自国の学生のことは関係ないと割り切るし……


物事は、自分の価値観だけでは、進まないものですが
こと外国相手では、生活基盤も違い、考え方の根本が違っていたりして、
こちらが一歩引けば、相手も一歩引いてくれるものでもなく
こちらが一歩引けば、相手は二歩踏み込んでくることも多々あり(汗)
舐められちゃいかんのです。


ソ連も東ドイツも、アレコレ言いますが、
ドノヴァンは、下手に譲歩せず、“交換は3人セット“で譲らない。
(↑交渉は、相手の顔色ばかりうかがっても、コロコロ変わるものだし
振り回されちゃいかんのですね。)


米ソともに、スナイパーを待機させての交換は
最後の最後まで、ハラハラさせます。


▼▼▼


重要な外交問題なのに、表だって国の問題にしたくないために
民間委託されたドノヴァン弁護士の緊張と疲労の強さは
いかばかりだったか……
帰宅して、ベッドに倒れ込んだ彼の姿が、如実に表しています。


ドノヴァン弁護士は、その後、ピッグス湾事件で
キューバと交渉して、アメリカ人を救出したらしい。
その交渉劇も、“続編”で見てみたいです。




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