映画『スポットライト 世紀のスクープ』★vs教会の記者たちの正義感に引き込まれる!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169119/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


“神父による小児虐待事件”を取材した記者たちの物語です。


と言っても、“そのような事件“を見るのは、辛そうです…orz
しかし、確かに、辛いことをほじくり返すこととはいえ(汗)
真摯な記者たちの、果敢な追求に、引き込まれました。


そして、目を背けたくなるような事件だからこそ
監視も含めた“目“を向ける必要がある――との想いで
見入りました。


それは、たまたま1人の神父の事件ではなかった!(>_<)
ゴキブリみたいに、ゾロゾロ出てきた……(呆&怒!)
みどころは、
その“大事件“が、スクープだと言うだけでなく
記事の“方向性“にも、あったかもしれません。


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1、新任のボスはユダヤ人


舞台は、ボストン。
新聞の読者層の6割が、カトリック信者だという町。
そこに赴任したボスは、コラム欄の“神父による虐待事件“を
シリーズ化して追求することを、提案する。
(大スクープの前に、既にあったとは!)


単発コラム記事にしたことで、カトリックを背景に持つ“会社“は
新聞としての役目を、一応、果たした感じだったのか。
しかし、ユダヤ教徒のボスは、そこの部分は、割り切れたのでしょう。


“中立“を謳いながらも、有力者の教会を敵に回したくない。
どうしても、偏向はあるでしょう…(人間だもの…)


虐待事件を追求するうちに、実は
過去に、事件に関する資料が、新聞社に送られていたことが発覚!
埋もれていたのは、教会との摩擦を避けたから???(今となっては不明)
ともあれ、新ボスの下、新境地で取材は進む。


2.神父~教会~神   連想ゲーム?(汗)


聖職者の方は、あたかも、神のごとき人格者で
“変なこと“をするはずはない――と思いがちです。(立派な方もいます)


そして、
“神父~教会~神”(三位一体?)という思い込みもあり
神父や教会を非難することは、神を非難することと同義だとさえ……


一方、
生グサ神父は、神の威を借り、無力な子供を
慈愛でなく、“自愛“の道具にする卑劣さよ…
(それを、神父も人間だもの――で済ませようとする傾向あり。
ケダモノだもの?)


人々の心の拠り所として、絶対的なものというのは
生きる上での支えにはなると思います。
それが、信仰であれば、教会や聖職者ということになる。


そのため、教会は、“過ち“などあってはならず
いつでも、正しい神の道を説くもの――
というスタンスでいる必要があるのでしょう。


しかし、“人間(ケダモノ?)だもの“の神父たちは、たくさんいて
隠し守る教会は、“過ち”の温床になってしまっていた……orz
被害者は続出し、人生を狂わされた者は、生存が危ぶまれる例も……


3、スクープへ!


これは、
たまたま起こった、神父の破廉恥事件を暴いたのかと思っていましたが
実は
何年もの根深い、膿み腐った神父らの隠ぺい事件の解明へと
様相が変わっていきました。


新聞社なので、新ネタのスクープを早く出したい!けれど
ただ、出せばいいわけではなくなってきます。


神父らの個人的な罪はもちろん、
罰せられるべき批判の矛先は、むしろ
“教会“の体質(管理問題)であると。
裏どりを、かためる記者たち。(←コレが大変!)

(個人的には、神の名を借りての悪行三昧は、本当に卑劣だと思っています!
自分が、神にでもなったつもりか?懺悔すれば許されるとでも?)


ついに、“神父~教会“のスクープのあと
信者からの抗議デモがなかったのは、良かった。
記事は、神を、敵に回したわけではないですから。


▼▼▼


子供が犠牲になる事件は、見るのも辛いものですが
作品は、悲しみに寄り添いつつも
正義の軸が、しっかり前に進めていた感じで
気丈な達成感をもって、見終わることができました。



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