映画『星ガ丘ワンダーランド』★失くした母の存在が心に還るときwith観覧車

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168107/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

(「星ガ丘ワンダーランド」は、閉演した遊園地の名前)


20年前、ワンダーランドの帰りに、
母が、失踪してしまった温人(はると)は、今は
星ガ丘駅の遺失物係をしている。
あるとき、閉演したワンダーランドの観覧車から
母が、転落死したという知らせが、温人に届いた――


ラストにわかるのは、母の死の真相です。(オット!)
それまで、ホワ~ッと広がったような展開でしたが^^;
一気に、温人の心に凝縮したようで、よかった!と思えました。


▼~▼ 以下、ネタバレ(▽)して雑感です。


1.市原隼人さん♪←まず^^;


実は、市原さんに惹かれて鑑賞しました^^;
今回の役は、ゴミ処理業者さんです。
保管期間の過ぎた遺失物を、収集します。


時期が過ぎれば、ゴミになってしまう遺失物――
という切なさも、わかりやすいですが
ゴミの山から、せっかく捜し出したのに
もういらないと無下にされるのは、もっと辛かったり…orz


市原さん演じる男性は、指揮者を目指していたという設定で
BGMは、クラシック♪
彼なりに、“夢の忘れ物”を、大切にしていた感じですが
ワケありだった温人に
ゴミにクラシック聞かせても云々!と罵倒されてしまう…orz


2.遺失物


温人が、駅の遺失物係というのが、キモ☆
駅員さん姿も、高倉健さんの駅長さんよろしく
パリッと、カッコ良い(*^_^*)


落し物は、失くしたことにも、ドラマがあるし
持ち主に戻っていないモノにも、ドラマがある――


還ることを、ずっと待ち続ける人もいれば
ケリをつけて、諦めるなり、忘却する人もいる。
それが、その人にとっての良い事もあれば
それが、許せないこともある…….


“失くしたもの“は、失くす以上に
人に、重いモノを残すんですね……


3.母のこと(▽ネタバレ!)


大人の事情とはいえ
母が、温人たち家族を捨てていくのは、あっけない。(>_<)


温人は、あの日、ワンダーランドの観覧車の階段で転んだ。
しかし、母は、地上で、不倫?家族と逢っていて
温人の転落を、見逃していた。
そして、その帰り道、出て行った母――


子供には、わけわからない母の喪失が
すでに、温人の心の“遺失物“でしょ…


そして、20年後の今、母が、観覧車から投身自殺?したと言う知らせに
納得できるはずもない。


母の新しい家族にも、やさしい気持ちでいられず
ダークサイドな一面も見せてしまう温人が
かえって、痛みに苦しむ人間らしくも見える。


いつか迎えに来るはずの、母の“自殺“を受容できない温人――
“心の忘れ物”は、ますます重くなっていく……?



▽▽▽(↓ネタバレ要反転)

母の死は、転落事故だったとわかります。

お金のことで、長男と、観覧車で逢うはずだった母は
園内に忍び込んだ悪戯っ子が、階段から落ちそうになるのに気づき
かばって転落死したと言う。

それを聞いた温人の表情が、たまらない……………

かつて、温人の転落を見過ごした母は
そのことを、ずっと、十字架にしてきたと思う。
今回、よその子が、転落しそうになったのを止めようとしたのは
人としてそうした――だけでなく
我が子を見ていなかった、アノ時の“自分自身”だったのだと思う。

過ぎた月日や事実は、もはや取り戻せず
未来も変えられないことは、わかっています。

出て行った母からの愛情は、これからも、
もう、受けられないこともわかっています。

けれど
母が、アノ時と同じ状況で、
子供を助けたことがわかったとき
温人は、今まで、失くしていたと思った母の愛情を
見つけた?拾い上げた?
いや、きっと、強く確かめられたと思う。

それは、つじ褄合わせの代償?なだけかもしれないけれど
温人の涙を見ていたら、そうは思えないよ……

失くしたモノが、大きすぎる人には
たとえ代償であっても、それだけの価値のある納得があれば
落とし主に還ったのと、同じ安堵があると思う。
温人は、アノ時=子供の頃の自分に戻って
涙していたと思う…….



▽▽▽

▼▼▼


赤が好きと言う、木村佳乃さんの妻(母)ぶりには
ワケありな“含み”(ヤバさ?)も期待しつつ
観覧車の赤いイルミネーションが
夜の闇に映し出されるのも、幻想的です。


冒頭の雪が、
ずっと、温人の心に、降っていたような演出も
良かった。



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