映画『愛と哀しみのボレロ』★繰り返す人生の荒波を感動に変えるボレロ!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/5174/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:クロード・ルルーシュ
ボレロ舞踏:ジョルジュ・ドン



第2次大戦をまたいだ、各国の芸術家たちの家族の物語。
例えば、↓彼らをモデルとしながら、ドラマチックな人生劇を見せます。

・ベルリン:指揮者 ヘルベルト・フォン・カラヤン
・モスクワ:バレエダンサー ルドルフ・ヌレエフ
・パリ:シャンソン歌手 エディット・ピアフ
・ニューヨーク:楽団のグレン・ミラー

同じ役者が、子供や孫になるので、家族の絆を強く感じます。
(一瞬、死者が蘇ったかと^^;)

オープニングの言葉に
人生には、2,3のことしかなく、それが繰り返される――とあり
まさに、シンプルなテーマを、何度も繰り返しながら
大きなうねりとなって、飲み込んでいくような『ボレロ』を暗示させます。

・ラヴェル ボレロ

ラストシーンは、
それぞれの家族の激動の歴史を背負った芸術家が、一堂に会し
ボレロを演奏し、歌い、踊る――

高まっていくボレロの曲そのものの力強さも、感動を呼びますが
そこに集う人々の人生・命を思うと、
ああ、この一瞬一瞬こそが素晴らしく
四の五の言わずに、
このひとときを大切に生きていこう!と思う気持ちにさせられます!

▼~▼ 以下、エピソードにふれて雑感です。(長い)


▼▼▼


《ドイツ人ピアニストの場合》


戦時中、彼は、ドイツ軍楽隊長として、占領国フランスに赴任しますが
そこで、ラヴェルの曲を好きになったと言います。
↑そのシーン好き☆
(戦争は国を分けても、音楽は、人の心を分けませんもの)


彼は、若い日に、ヒトラー総統に褒められたことを誇りにしていますが
戦後、それゆえに、ユダヤ系の人々により、
演奏会開催の邪魔をされてしまいます。
ドイツ憎しの気持ちは、否めないと思いますが
音楽家や音楽までも憎むきもちー戦争が(ナチスが)、人の心を蝕む悲しさよ…orz


だから、ラストに、皆で同じ曲を演じるシーンに、胸が熱くなります。


《ロシア人バレリーナの場合》


バレリーナの女性と結婚した男性が、出征します。
彼の言葉に、戦争は人同士の憎しみでなく
愛するものを引き裂くだけだーのようなのがありました。


彼は、戦死し、妻は、バレエ教師として生活しながら
息子にバレエを教えます。


その小さかった息子が、やがて、
若くたくましいダンサーとなって、踊るときが来ます。(=ジョルジュ・ドン☆)
小さい子が、立派になるのを見るのは
感慨深くて、私は、それだけで胸がいっぱいになってしまうのですが^^;


この親子は、戦死した父が、ダンサーになった息子も演じ
その母と、ダンサーの娘を、同じ女優が演じていて
スゴ~~く強い、親子3代の絆を感じさせます。(*^_^*)


《ユダヤ人の音楽家夫婦》


収容所に送られる列車から、父は、赤ちゃんの息子を“逃がした“(線路に置く)。


収容所で父は亡くなり、戦後、生き残った母は
“捨てた“線路近くを、何度も訪れるが、赤ちゃんの消息はつかめない。

↑この様子は、胸が痛みます……
赤ちゃんの“無事“のために、手放したとはいえ
身が裂かれるように辛かったはず……
もう逢えないかも……と諦めたくないけれど
もしも、逢えなくても、せめて、どこかで元気に生きていてほしい!
そう願っていたと思う……


そんな赤ちゃんは、教会に移され、無事に成長していたことが
“父親そっくり“の音楽家として、登場することで、わかる。(*^_^*)


そして、今度は、息子が母を捜し、病院に逢いに行く。
↑このシーンが、すごくイイ☆
背を向けて座っている母に、すぐに近づかないんです。
(時間ためたな~)
期待と不安が入りまじって、息子の歩みを止めている。
でも、逢いたい確かめたい気持ちは、母へと向かっている――


そして、さりげない“気づき“だけで、この場は終わるけれど
ボレロを鑑賞する席に、二人で並んでいるので
ああ再会できてよかったな~と思う。(*^_^*)

(他のエピソード省略)

▼▼▼


ボレロの合わせた、ジョルジュ・ドンの踊りに始まり
ラストシーンは、再び、ジョルジュ・ドンが踊る。


第2次大戦のいばら道を通ってきた
たくさんの人々とともに、演奏されるボレロを聴く――


あとは、もう、聴いているだけで、観ているだけでいい……


愛と哀しみ、喜びと苦悩が
繰り返し、大波になりながら、人生に覆いかぶさるものだとしても
想いは、最後には、生きていることの大きな感激へ達していく!!


あー観てよかったー\(^o^)/
絶賛です☆(^_-)-☆





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