映画『少女』★最ッ高!友情の続き~因果はめぐる~

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169509/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


由紀:本田翼
敦子:山本美月


原作未読です。
予告編からは、人の死ぬ瞬間が見たいなどという女子高生の
えげつない話かと思ってしまいますが
ざっくり言えば
女子高生二人の友情の“続き”を見たと言えます。


そこに至るまでの、二人の闇(家庭にも学校にもある闇ですよ)の
回りまわるスパイラルの面白さ☆
そして、一条の光で〆めようとしながらも
すくいきれず
こぼれおちる闇も、とげのように残す……Qoo~(―_―)!!


▼~▼ 話しきれないですがネタバレして雑談です。
(解釈違うときすみません。舌足らずです)

▼▼▼


因果応報も含めて、作品は、因果に満ちています。
登場人物は、それぞれ関係しあっていて
誰かの人生の歯車になっています。


この人はアノときのアノ人か!というタネ明かしが、
驚きだけで終わらないのは
その次の“因果“が、不幸にならないことを
願うからかもしれません……


ここで、不幸な因果としての“因果応報”を。
由紀の手は、祖母のせいで、“因果応報“の傷を残しています。
その消えない傷は、由紀の心の闇が消えないことも暗示させます。
だから、由紀が、絶望形としての“死“を口にしても
そうだよね――と赦してしまう私がいました。
(それは闇へのモノわかりのよい=偽善的な私なのですが(汗))


一方、小児病院で、昔話を語る“良き”老女は
因果応報を否定し、やたらと“赦し“を説きます。
桃太郎も、さるかに合戦も、最後は和解を是とします。
(話変えてるじゃん(―_―)!!)


そこでボランティアする由紀は
自分も過去に受けた、“因果応報”を当然のこととして
昔話の最後を
「因果応報!地獄に堕ちろー」とやってしまいます。


が、入院中の子供には、それがウケル。
“赦し“は大切なことだけれど、それには経過が必要なこと。
初めに赦せるほど、人は、聖人ではないと思う(汗)。


困難や悲劇に遭ったとき、不安や怒りが生じるのは当然です。(キッパリ☆)
けれど、その感情を、何らかの形で処理しないといけません。
それが、報復かもしれないし、補償かもしれないし、その他もある。
(なるべく二次災害にしないように)
そして、何らかの納得ができて初めて、“赦し“が意味を持ってくる――と思う。


病気の子供たちに、優しい気持ちを教えたい老女なのでしょうが
あの感じは、優しさよりもフラストレーションたまりそ…(汗)
少年たちは、“因果応報”を示した由紀に、心寄せるようになる。


しかし、その“因果応報“で、少年は、再会した父を傷つけてしまったときは
まずかったかな~と、私も思いましたが(汗)
その後、和解した父子を見たとき、心からの“赦し“の前には
必要な“過程“だったのかもな……と納得してみました。


由紀は、親友:敦子のために、小説を書いていましたが
担任に盗作されるという辛酸をなめます。(>_<)
これに絡んだ、血のエピソードや
転校生:詩織のくわせモノぶりなども、闇だらけで
由紀と敦子の周囲は、真っ暗闇じゃ~ござんせんか…orzとなります…


一度は、二人の間にもすき間風が吹きますが
周りまわって、由紀の小説が、二人の亀裂をふさいでいきます。
これは、まさに因果応報?的で
初めから、由紀の小説が、敦子に捧げられていたら
友情の接着剤には、ならなかったかも。


ボロボロの惨劇をめぐりめぐってこそ、
“赦し“のごとくやってきたような
女子高生二人の友情の光☆!


――――で終わると思ったけれど
幸せだけの余韻は、期待していなかった。その通り。


因果応報の渦中で、闇の中にいる少女のように
世の中の私たちも、まだ、渦中の中で生きているのかもしれない――
お互い、“赦し”合うにはまだ早い?かのようなところで……


▼▼▼


由紀・敦子などそれぞれ、じ~~っくり話したらキリがないほど
面白かった。
乙女の頃に脳裏をかすめた“死“は
残酷さと美しさが共存した気がする。
“少女“――タイトルの裏にあったのはソレか……?^^;




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