映画『ミス・シェパードをお手本に』★家がカー付きのホームレスお婆さん^^;

170958_1.jpg


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170958/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


原題:THE LADY IN THE VAN
原作:アラン・ベネット

マギー・スミス主演の実話作、というのに惹かれて鑑賞しました☆

昔、“家付きカー付きババ抜き”と言うのがありましたが^^;
バンに住む老婦人が、人ん家に15年も住みついてたーというもの。

路上駐車していた老女を見かねた
劇作家アランは、自宅の敷地内にバンを置いてあげました。
と言うか、老女に押し切られた―と言うか……^^;

劇作家にしたら、“ネタ“が飛び込んできたようなものですが
当初は、そう思っていなかったらしい。
(元々、実家の母をネタにしていたので、老人ネタは間に合っていた)

その辺のアランの様子は、
作家のアランと、日常を生きるアランの会話劇で
小気味よく進む。

当初、マリアと名乗るその老女は、
アランのネタでなく“日常“だったと言うのが
かえって、現実的で生生しい……^^;

ホームレスのお婆さんとの15年にわたる関わりは
日常こそドラマだ!みたいなもんでしょうか。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.ホームレスさん

マリアは、以前は、折を見て少しずつ
路駐の位置をずらしながら、暮らしていました。

↑このアンバイは、絶妙な処世術です。^^;
根本的に解決したくても、できないことありません?
でもとりあえず、現状を変えないといけない。
けれど、大幅な変化はムリ。だから、チョっとずらす。^^;
さすれば、当分は、しのげる……
のらりくらり、ズラしていれば、そのうちナンとかなる……

路駐の間、近所の人が案外、親切なのがいい。
差し入れやプレゼントを持ってきてくれる。
なのに、さほど感謝するでもないのが、マリアらしい。

アラン曰く、ご近所の人も人間だものー
何らかの罪悪感を抱えているもので
罪滅ぼしに、マリアに施すのだーと言う。
マリアもそれをわかっていて、感謝しないのかな……
あるいは、プライドゆえの強気か……

と思ったら、ソコは路駐禁止区域になってしまった!(>_<)
そんなわけで、たまたま、アランの玄関先の敷地内に
バンを置かせてもらうことになったマリア。


2.偏屈と気高さの狭間?

ホームレスさんの事情は、色々あるのでしょうが
“一般人“は、同情的に、何か援助してあげようと思うもの。
アランも、実家の母よりも、気にかけてあげたくらいかも。

けれど、福祉関係の人が来ても
「玉ねぎ食べてるから大丈夫」などと言い
頑なに、バンでの生活をやめようとしないのは
それに慣れてしまうからなんでしょうか。

あるいは、
必要以上に、人との関わりをしたくないから?
最低限にしか、人を信頼できないから?

あるとき、福祉車両に車いすで乗り込むことになったとき
その姿が、気高く見えた、とアランは思う。

偏屈?でマイペースなマリアは、今はホームレスさんだが
彼女は、どんな過去を生きてきたのだろう…
関わるうちに、その人が、
“人生を生きてきた生身の人”との認識が
より、強まってくる。

3.自称マリア=ミス・シェパードのこと

マリアのマイペースぶりと、翻弄されるアランを
コミカルに見る一方で
マリアの過去も、映される。

まずは、彼女は、かつては修道女でピアニストでもあったこと。
音楽の勉強で、渡仏したこともあると言う。
しかし、信仰上の“指導”で、音楽を禁じられてしまったと言う……

↑このことが、彼女に大きな心の傷を残したことは確か…
神の名の下に、指導するのは人間。
信仰心と神の間で、迷ってしまうかと……
(それこそ、神は沈黙するのか……orz)

偏屈になってしまうのは、もはや
自分が頭を垂れるのは神のみ、と思うからか?

さらに、冒頭の交通事故の真相がわかる。

過去に、マリアは運転中、突っ込んできたオートバイと衝突していた。
バイクの青年に過失があるのだが
そのまま立ち去ってしまったマリアは、罪の意識にさいなまれつつ
逃亡犯になっていた。
(警官はあとでゆすっていたらしい)

懺悔室で告白するマリアを観たとき
マリアは、あのバンを自らの懺悔室として、閉じこもっていたのではないか
とも思えてきた。

音楽のこと、事故のこと……
マリアは、自らの十字架を背負って、
バンで懺悔する日々を過ごしていたのかも…
(マリアもシェパードも仮名らしいということがわかる)

彼女の最期、第一発見者は福祉の方だった。
残念なアラン…15年も“同居“してきたのに…orz 
それこそ、住まわせた、というより
神様が遣わしたーという感じでしょ、アラン。
ネタにしたんだし^^;

▼▼▼ 

マギー・スミスの舞台作だそうです。

映画でも、彼女の個性ありきですが
舞台でも、きっと、
空気を支配する存在感なんだと思います。




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