映画『あ・うん』★健さんのさりげない切なさに感じる純愛

133818_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/10857/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作:向田邦子
門倉:高倉健☆


原作は原作として、これは、高倉健さんで純愛を感じたい作品です。
純愛と一口で言っても、いかにもな、ドロドロ純愛でなく
親友:水田とその妻:たみ――との、見た目“仲良し3人組”。
なのに、語ってはいけない愛が、さりげなく潜んでいる――
その微妙なニュアンスは、ある意味、現実的かもしれない……

表面的には見えにくい、門倉のたみへの想いが
水田夫妻の娘:さと子へ投影されていくことで
もどかしさが、清算されていくようです。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。(記憶違いご容赦)
▼▼▼

時代は、戦時中。
門倉が、やたら、水田家に入り浸って
ドラマは成り立っています。
それは、父の親友だから――だけでなく
母:たみに、好意を持っているからだと
娘:さと子に、気づかれている。

けれど、
門倉は、水田にお金も都合して、“親友“全面押しの関係で
“家族ぐるみのつき合い“が、和やかに繰り広げられる。

しかし、秘めた思いをそのままにするのは、苦しいのです……

そこで、気持ちを代弁するように、一般論的に
名台詞が、吐かれます。↓

見合いした石川と恋に落ちるも
父に反対されたさと子が、門倉に相談する。
「1番大切なことは、人には言わないものなんでしょ。」
「皆、本当の事を言わないで、生きてる」
それは、まさに、たみへの恋慕を押し殺している門倉のことでもあって……

石川に、もう逢わないと言われたさと子に
「逢いたいときに逢うのを我慢するのも愛情だよ」
と言った門倉は、さらに
「人生には諦めなくちゃならないことがある」と言うけれど
それは、門倉自身へのことでもあった。

門倉は、たみへの想いが、それ以上、踏み込まないように
わざと、水田に喧嘩を吹っかけて、絶交した。

いや、想いは、門倉だけではない。
たみは、門倉のハンカチで、楽しそうに踊っていた――
これ以上、3人でつるんでいたら、バランスが崩れてしまう……
恋は、ナマモノだから、一所に留まらない。
バランスもいつか、どちらかに傾いてしまう――

「みすみす実らないとわかっていても、人は惚れるんだよ」by門倉。
↑健さんの切なさが、たまらない……

やがて、運命のように転帰がやってくる。
水田は、ジャワ支店に転勤になり
石川は、出征することに。

運命に任せて、別れゆくのもアリですが(涙)
「逢えないのはいつでも決められるが、逢わないと後悔するぜ」
と言うは、スリの男。彼は、後悔なく、スッているんだろうな……

「これ以上、想いが深くなると、取り返しがつかなくなる」
と、分別のある門倉は思うけれど
その分別が、後悔を残すことにもなるなら…….

出征する石川を追ったさと子を、門倉は止めなかった。
「さと子ちゃん、今夜一晩が一生だな」
さと子には、諦めも後悔もさせたくない。
そこには、門倉の叶わぬ一夜が、切なくある。
健さんの切なさに、私は、自分の想いを重ねたよ…….

▼▼▼

さりげない関係の中でも
人は、心の深いところで、
やり場のない熱い想いを、抱えている――

門倉の人妻への想いは、不謹慎(汗)ではあるけれど
それでも、好きなものは好きなんです…
なのに、涼しい顔で接しなければならないから
苦しいのです…

健さんの、さりげない切なさに、
純愛の魅力を、とても感じる作品です。



Yahooブログ→コチラ


にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村




blogramで人気ブログを分析




関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

あ、うん

舞台は太平洋戦争直前。 こんなに可笑しくて、でもこんなに愛おしい男と男・女と男―あ・うんの呼吸で人生を楽しく装って…。 向田邦子の代表作を映画化。 ヒューマンドラマ。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア