映画『メッセージ』★前後関係をフっ飛ばして深い感動に包まれる(^^♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171303/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。(1976年)

原題:『ARRIVAL』 あるいは 『あなたの人生の物語』

・言語学者ルイーズ;エイミー・アダムス
・物理学者イアン::ジェレミー・レナー
・大佐:フォレスト・ウィテカー

世界各地に、12の巨大浮遊物体が現れた。
各国が、コンタクトをとろうとする中、
米軍大佐が、言語学者ルイ―ズに、応援要請する。
ルイーズは、イアンらとともに、あれこれ意思疎通を試みる――

どうも、意思疎通が、
物語のゴールではなさそうなのが気になって鑑賞しました。

ワードをお借りするなら
♪まわるまわるよ 時代はまわる (『時代』引用)
『時の過ぎ行くままに』(ジュリーの歌)
ジュリーつながりなら
『TOKIO』→“時を“か……(^^♪


▼~▼ネタバレして雑談です。(解釈違うときスミマセン)
▼▼▼

冒頭は、ルイーズのこと。
彼女は、一人娘を病気で亡くしていました。
その悲しみを紛らわすかのように
“未知との遭遇“を依頼され――(たのかと思っていました!(>_<))

時間は一方的に過ぎるものだと思っていたルイーズとともに
私たちも、そうではないことがわかっていくーようなのです。

ネタバレすると↓
ルイーズは、“未来を知ることができる“強みに気づくのです。

けれど、強みは
必ずしも、“時間“だけのことではないですよね……

たとえば、ルイーズが、中国の暴走を止める件。

各国が、1つになって対応しようとしているのに、
先んじて攻撃に出ようとする中国を
ルイーズが、電話で説得して、ことなきを得ます。

このとき、ルイーズには、
中国が暴走しなかった“平和的未来”が見えてー―
ということになっていますが
リスク予想できる人には、あたかも
ほかの人には見えない未来が、見えているに等しいかと…
(時間に関係なく(^^♪)

ともあれ、過去の記憶だか、未来の予見だかで
“今“の問題を、解決していくルイーズ。

けれど、気になることがありました。
ルイーズは、シングルマザーなのですが
夫(娘の父)が去ったのは、ルイーズが未来を予見できたから?というもの。

ルイーズが、夫と結ばれる“馴れ初め“には
強い愛情を感じたのですが……
人には、“愛“があったとしても、
耐えられない状況というのがあるのでしょう……

今、愛らしく元気な娘が、若いうちに命を落とすことを知らされたら……?
愛ゆえに強く居なければ!と思う一方
愛ゆえに、耐えられない…かもしれない。

ふと思うのは、聖母子像です。
かわいい赤ちゃんのキリストを母マリアが慈しむ絵です。
が、その絵を見る人は、この赤ちゃんが、将来
母よりも先に、磔刑で死に至ることを知っています。

だから、
この微笑ましくも聖なる絵が抱える、底知れぬ悲しみを思うと
何とも言えない深い思いに、包まれるのです……

別れと死と――
人の将来には、必ず死が訪れるものではあるけれど……
この作品は(私の勘違いでなければ)
娘の死のあとで、SFミッションが始まったわけでなく
そのあと、ルイーズは、出会った彼と結婚して、娘が生まれるようだった―

一方通行の時間でなく
宇宙人が、書いた丸文字(円形)のように、
サークルの上で、ぐるぐる人生が回るようだった。

始まりとも終わりともつかない、愛する人たちとの時間――
時間は永遠にあるとしても
人生のなかに永遠はない。
だが、あるとしたら、愛する者への慈しみ。
それは、いつでもいつからでも始まって、絶えることなく
わが身を包んでほしい。
それがわが子ならば、なおさら……

たとえ、悲しみを繰り返すとしても、
再び、わが子の命を始められるならば………
再び、わが子をこの手で抱きしめられるのならば……

↑感極まって、時間の感覚、どっか行ってます……(^_-)-☆

▼▼▼

なんだかわからない不思議な感覚が
前後関係を、フっ飛ばして(^^♪
深い感動に包まれるから不思議です。


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