映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』★痛快!脱出劇とシーザーの“面構え“

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171291/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
新シリーズ3作目。 ・前作→コチラ
面白いと聞いて、鑑賞しました!☆
南北戦争での黒人奴隷さん、出エジプトでのユダヤ人さんに、
猿たちの立場を、なぞらえているようでした。
虐げられる猿のリーダー:シーザーに、味方しながら見ていますが
戦いの中、守るとか助けるとかいうことの“意味“も
かみしめる気がします。
▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼
大スジは、シーザーが
1:大佐の軍に、妻と長男を殺され、復讐心に燃え、大佐のもとへ向かう
2:大佐のもとに囚われた猿たちを、脱出させる。(←ハラハラ!(>_<))
聖戦なる“戦い”は、敵から愛する仲間を守る、という大義を持ちつつも
大義に寄り掛かりすぎると、“やりすぎ“になる傾向がありそう…
一方、戦いを拒否することが、必ずしも、愛する者を守り切れるとも言えず
ともすると、“見殺し”に……(汗)
“戦争と平和”の天秤はムズカシイ…….
シーザーは、愛する家族を殺された恨みから、復讐の鬼と化し
仲間から、(前作で敵対した)コバのようだと、揶揄される始末――
ですが、怒りは収まらず、大佐を殺す気マンマンで、旅に出る。
大佐のもとで、囚われていた多くの仲間を脱出させる前に
シーザーは捕まってしまう!(>_<)
しかも、餓死させられそう…
このとき、助けになったのが、同行していた人間の少女☆
実は、この少女が同行することになったのは、途中
大佐(人間)への憎しみに満ちていたシーザーが、
少女の父らしき男を殺したため――という皮肉。
憎しみの件では、シーザーは大佐に言われた。
シーザーの家族が殺されたのは、戦争だからであって、
私怨ではないと。
そうは言っても、家族を殺された怒りの矛は、収められない。
いよいよ、大佐を殺せる!というとき、
シーザーの見た大佐は、感染症にかかり、弱っていた……
(大佐は、感染症にかかった息子を、手にかけたことを
シーザーに話していたこともふまえ)
殺そうと思ったテキが、病気で弱っていたら、どうします?
そのまま殺します?
けれど、すでに苦悶している人を傷つける勇気(邪気?)があります?
大佐に銃を充てたシーザーの“間合い”(迷い)がイイ!!!
結局、大佐は自死。
シーザーは、恨みの呪縛から解放され、“人間らしさ“を取り戻したよう。
そして、燃料に引火しそうな状況を見つけたシーザーは
回避すべく、“そこ”に行った! ↓その後もまたイイ!☆
(人間(大佐軍)の部下:猿のドンキーは、ちょっと前に、シーザーに
人間は、猿を守りはしないーと言われる)
引火を防ごうとするシーザーを、撃ち殺そうとする兵士を
ドンキーは撃ち、シーザーを救った直後
ドンキーは、兵士に撃たれてしまう…….
そして、人間の発砲で引火し、大爆発!(>_<)
↑このあっという間の“2人の猿“に、とても心打たれる……
同時に、人間は、なんてバ〇なんだろうと……
さらに、攻めてきた北軍が、猿に銃を向ける。
もう、次から次へと……((+_+))
そこに、雪崩が!!! ←この展開にコーフン!
猿たち、絶賛応援中! しっかり木にしがみついて!(>_<)
かくして、生き残った猿たちが
新しい生活を始める中、シーザーは力尽きる……
今までのシーザーのことを思うと、もう……
▼▼▼
憎しみに燃えたり、慈愛に満ちたり
シーザーの“面構え“には、ホント、感動します。
脱出劇にも、ハラハラ!面白い!(^_-)-☆
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