映画『山の音』★息子の嫁への優しさといたわりnot恋

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/13245/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


原作: 川端康成
監督: 成瀬巳喜男
舅:山村聰
菊子(息子の嫁); 原節子
息子:上原謙  
 ←復員  戦争未亡人と不倫!

「山の音」とは、舅が、死期=“老齢の自分”を感じたという“音“。
(でも60歳前半です)
あらすじには、息子の嫁に対する、舅の感情――とありますが
いわゆる恋愛感情は、感じさせないのが、ミソです。

息子の不倫、娘の出戻りーetc.
ゴタゴタしたホームドラマのようでもあります。
戦後間もない時代背景ですが、家庭内のこと
男女のことは、時代を越えて感ずるものがありそうです。


▼~▼内容にふれて雑談です。(解釈浅くてスミマセン)
▼▼▼

1番の問題は、息子かと。
劇中の彼は、元兵士というトラウマを、感じさせませんが
それも関係してか、戦争未亡人と不倫関係にあります。
スゴイのは、同居の両親は、“女の存在”に気づきながら
息子の嫁には、何事もなく接していること…

―――いや、舅は、それを知っているから
息子の嫁に、優しく接しているのかナ……

嫁は、ほとんどお手伝いです。
用を言われれば、そうするし
言われなくても、自分から、用を捜す。(それが普通だった時代か)
よく出来た嫁がいればこそ、その家は、回る感じ。

そんな嫁を、息子は、“子供“だと蔑む…( 一一)
(原節子さんの清潔感は、確かに☆)
(女として)物足りないんじゃないの?とも、言われますが(汗)
ときに、妻が、きちんと家政を仕切ることが、母親のようで、
アソビ心ある“彼女“を、別に、求めたくなる可能性も否めないのかも…

劇中では、下世話感はありませんが、
舅は、逆に、今や、いびきをかく老妻には感じない
“息子の嫁“の、無垢な子供のような清楚さが
心に響くかのように、思えます。

そんな舅の、息子の嫁への優しさに対し
姑が言った言葉が、私に刺さりました!それは――
その優しさのために、嫁は、気を遣って
息子のグチが、言いにくいのではないかー
あなたの優しさは、むしろ、残酷ではないかーというようなこと。
“優しさの先回りが残酷“とは!!!目からウロコでした!

原作では、嫁が能面をつけ、涙を流すシーンが
エロティックに、キモのようですが
映画では、舅は、恋なぞ持ち出さない“優しさ”にあふれていたのが
嬉しく思いマス。(^^)/
恋は、人をつなげる感情である一方
関係を壊す破壊力も、ハンパないですから…(汗)

大胆な決断は
子供連れで出戻った、義妹の様子のこともあったのか
嫁が、息子との子どもを、堕胎したこと!
よき嫁で、あり続けていた彼女の、堪忍袋の緒がついに切れたか…

子供を、夫婦のカスガイの道具にするのはよくないーと
舅も、言いましたが
不貞の夫への当てつけ?のように、堕胎するのはどうなのか……

いや、それを言うなら、妊娠した不倫相手に
暴力をふるったという息子は、目も当てられん!(>_<)

↑もう、家庭という山が崩れていく音が、聞こえそうな……orz

息子との離婚を、覚悟した嫁に、歩きながら、舅が言った。
もし、息子が手をついて詫びたなら…….?
親は、やはり、子供の味方。息子が、詫びるなら赦してほしい。
自分たち老夫婦とは、別居してもいいから
息子に尽くしてほしいもの。

でも、あの息子が、謝るとは思えないし……
下ろした子供の命も、戻らない……orz

作品は、そのまま、どうなるでもなく
舅と嫁の姿を、印象深く残しながら、終わっていく――

▼▼▼

山村聰さんが、フトコロ深い舅というのが、ミソです。
息子の嫁への、下世話な感情はいりません。
素晴らしい人なら、好意を持ち、優しさで応えるのが人情。

ただ、もしも、自分が、彼女の夫だったら
息子のような行動は、絶対にとらず
ラブラブなのにーというのは、あるかも……


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Re: No title

marrさん、こんにちは☆

原作既読ですと、見比べるのも面白いかもしれませんよ。
コワいですか?(^^♪


> 成瀬作品はいいですね。
> これは見逃してますがある意味怖い♪

No title

成瀬作品はいいですね。
これは見逃してますがある意味怖い♪
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Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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