映画『オリエント急行殺人事件』★列車に乗り合わせた気分でミステリーにGO!

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171734/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・ポアロ:ケネス・ブラナー 監督も
・ラチェット:ジョニー・デップ☆
初見の方は、犯人さがしが楽しめます。
1975年公開作品や原作などで、犯人はわかっていても
オリエント急行に乗り合わせた気分が、楽しめます。
豪華キャストーと言われますが
この作品は、一人ひとりが、重要だから(^_-)-☆
その人物たちから発せられる、説明できないオーラこそが
事件の根の深さを、物語ると思うので。
▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ▽要反転)
▼▼▼
オリエント急行に乗り込む前に、ポアロ像の確認。
彼は、面倒な人?
食事に出された、2個の卵の高さが、同じかどうか…
右足でフンを踏めば、左足も踏んで、バランスを取る…
(右足拭こうよ…)
きっちり?することにこだわる彼は
この世は善と悪であって、グレーゾーンはない、と言い切る。
(このような割り切り方は、司法関係には、必要かもナ)
そんな彼が、冬には空いているはずの、オリエント急行に乗り込む。
けれど、彼が乗ったとき、“なぜか“満室。
(彼の言葉で言えば、列車は混んでるか空いているかだ、かな…)
(ちなみに、乗客のペネロペ・クルスは、
原作のスウエーデン人には合わないので
『ポアロのクリスマス』からの、スペイン女性を拝借したのかも)
乗車まもなく、ラチェットが、ポアロに護衛を依頼する。
彼は、命を狙われるほどの男なんですが
ジョニー・デップが、ヒトクセあるイヤラシサを、惜しげもなく匂わせる!
(ジョニーは、、色男を匂わす一方で、下心的に
ナニ考えてるかわからない不気味さも、匂わせるのが、イイゾ!)
そして、列車が、雪山を疾走するスピード感が良い!!
いよいよ、ミステリーが加速していくムードUP!
スピードに、胸高まっていると、雪崩が!!(>_<)
列車は、脱線し、立ち往生!!
そんなとき、めった刺しにされたラチェットが、発見される―――
▽要反転▽
ラチェットは、昔、少女殺しをした犯人。
乗客全員が、少女の関係者で、全員が復讐を遂げた犯人です。
主犯(というのは忍びないが)は、
少女の祖母だったミシェル・ファイファー☆
このミシェルが素晴らしい!!!
美しい熟女として振舞っていたけれど、真相が明かされたとき
ウイッグをはずし、老女の風体を見せる。
それは、まさに、真実の姿を見せた!と言う印象で
真実=本心、つまり、どれだけ、孫の死とその周辺で起きた悲劇を悲しみ、恨み
犯人が野放しになっていたことが許せなかった、ということが、
風貌で、見て取れる。
人殺しは悪いーのは、わかっている。
ポアロが、善と悪しかないーというなら、
1番悪いのは、ラチェットということ。
ケネス・ブラナーは、きっちりしてそうで、ユルいムードもありますよね。(^^♪
(例:ハリポタのロックハート先生)
この事件の収め方は、“柔軟性“あって納得です。。
▽▽▽
▼▼▼
オリエント急行に乗り合わせた気分は、
食堂車で、優雅に味わいつつ
上からの視点で、物語を、客観的にサクサク俯瞰する――
面白い作品は、何度も見たくなるように
1975年の作品も、また観たくなりました☆
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