映画『祈りの幕が下りる時』★“犯人と被害者”の関係を超越した愛情物語に涙

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/173470/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
原作: 東野圭吾(原作未読です)

日本橋署:新参者の恭一郎シリーズの完結だそうです。
今回の事件は、恭一郎(と母)に関係しているということで
何が、暴かれるのか、気になっていました☆

ヒロイン:松嶋菜々子さんが、予告編で自らを「人殺し」などと言いますが
事件は、被害者と犯人という簡単なものではありません。

腐乱死体の女性が発見されたところから
ズルズルと、複雑な人間関係が、引き出される!
アノ人もコノ人も、チョイ役ではいられない。
どの人も、鍵を握っていて、
見るほどに、深まっていく謎と人間ドラマには、涙ながらに、脱帽です!


▼~▼ 内容にふれて雑談です。(話しきれませんが!)
▼▼▼

1.誰が誰だか(^^♪

序盤の身元確認は、わけわからなくなります。いい意味で。(^_-)-☆
身元というのは、腐乱女性でなく、近くで発見された焼死体(汗)。
若手の溝端刑事が、グイグイ、身元に迫ろうとする見せ場あるも
恭一郎の“経験“で、覆されて、振り出しに戻ったり…orz

それが誰かーということは、過去をひっくるめて誰かーということ。
そう簡単にわからない身元―というのが、大きな鍵となる。


2.人の不幸に付け込む者

事件は、不幸から始まるとしたら
人の不幸に付け込む人の存在も、クセモノです。
そして、付け込む人も、それなりに、生活に満たされないものがあり
人の不幸を、自分の“幸“に変えようとするのも、因縁か…

一方、“不幸“を背負う人は、
絶対に、守らなければならないものも、抱えている。
守るべきは自分以外の、大切な者。
そこらの“欲張り“に、屈するわけにはいかない。
そして、新たな“不幸“が生じてしまう、業をも背負う…


3.ある父子のこと

母親が、愛人のためにした借金で
夜逃げした父子がいた。
逃避行の途中、父は自殺しようとするが
焼死だけは、いやだーなどと言う……

▽▽▽要反転(超ネタバレ) 

逃避行の途中、乱暴されそうになった娘は、男を殺す。
父は、自分は死んだことにして
その男になりすまして、生きていくことにする。
その後、彼は、家出した恭一郎の母と知り合ったらしい。

恭一郎は、家出した母の“その後“に関わった人たちを
捜査上の中で知りながら、息子である自分も
事件の筋書きの中に、巻き込まれていたことに気づく。

嘘には、真実が隠れているーというけれど
人が、表には出さない感情や姿こそ、生身のその人。
露わになっていく“真実“に、引き込まれていく。
他人になった父子が、時を経て会う姿が、胸に痛い。
すぐそこにいるのに、直接話すことを避け
携帯電話越しに会話するのは、切ない…….

やがて、二人の秘密に気づいた者がいて
父は、娘を守るため、その人たちを消していく。
けれどもう、逃げ隠れすることに疲れた父は
身元が割れないように、焼死することを娘に告げる。

しかし、焼死を望まない父の言葉を覚えていた娘は
もはや、死から逃れられない父のために
自分の手で、絞殺することを選んだ。
これはもう、悲しすぎる愛情だよ……
絞め殺すーというより、抱擁と呼びたいくらい……
ここは、涙なくしては、見られなかった…….

娘は、予告通りの松嶋菜々子さん。
父は、身元がなかなか分からなかった焼死体。
犯人と被害者という関係を超越し、親子の愛情物語へと凝縮したのは
素晴らしい!!!

▽▽▽
▼▼▼

この、複雑で悲しい物語の大元は
借金した、あるバ〇女です。( 一一)
きっと、一つ二つ張り倒しても、バチは当たらないかと。

腐乱死体(汗)から始まりましたが
犯人と被害者という関係を超越し、
深く長い、愛情物語へ凝縮したのには、感動です!
ああ、でも、切ないね…………………


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