映画『ベロニカとの記憶』★記憶の逆流した初恋の辛酸をなめる

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/174338/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
原題 (原作) THE SENSE OF AN ENDING

・ベロニカ: シャーロット・ランプリング☆
・トニー : ジム・ブロードベント


バツイチ初老のトニーは、40年前の初恋の女ベロニカの母親の遺品を
受け取ることになった。しかし
遺品の1つ“親友エイドリアンの日記“の進呈を、娘のベロニカは拒否すると言う―

↑ナニを言っているのか、と思いません?
トニーの初恋の相手は、ベロニカです。
初恋は、甘酸っぱい思い出を、残すものかもしれませんが
この件で、トニーは、記憶の“逆流”した初恋の、
甘酸っぱいどころでない“呑酸“や”辛酸”を、味わうことになります。

シャーロット・ランプリングの、人生の悲しみを感じさせる眼差しも
相当、魅力的ですが
ジム・ブロードベントは、それなりに、人生の山や谷を生きつつも
“知らぬが仏”の生活をしてきたオジサンっぽさが、絶妙☆

薄れ、曖昧になっていく記憶・思い出は、誰にでもあること。
(思い出したくないこともある……)
けれど、期せずして、突き付けられた“過去“が
その後の“現実“を、暴いていく。

シーンのところどころで、フラッシュのように、過去のシーンが光る。
トニーは、記憶をこじ開けながら、“現実“の”真実”に
自らも、たどりつこうとする。(←ストーカー行為注意!(>_<))

▼~▼ ネタバレして雑談です。(▽要反転)違うときスミマセン
▼▼▼

トニーが受け取るはずだった日記の書き手:エイドリアンは
学生の頃、自殺していました。
(エイドリアンは、トニーの元カノ:ベロニカと交際中だった)

自殺の真相は、友人たちにも不明なので
彼の哲学的思考による苦悩かも……と、解釈・納得していました。

エイドリアンは、ベロニカとの交際にあたり、
元彼のトニーに気遣うように、“挨拶状“を送っていました。
トニーも、祝福するような返信を書いた――

――と、ずっと思っていましたが、実際は
祝福の返信は破り捨て、悪口雑言まみれの手紙を送っていた!
別れたとはいえ、未練やら、煮え切らない想いはあるもので
彼らを祝福できない彼は、自殺の名所の橋から、
身代わりのように、思い出の写真を“投身”させた覚えもあった。

エイドリアンに送った手紙の内容は、ヒドいもので
彼らの子を引き合いに出してまで、不愉快極まりないものだった…orz

そのひどい手紙は、遺品のことで、
やっとの思いで再会したベロニカから、トニーに渡される。
自分には、消えた過去であっても、
送られた手紙は、ずっと存在していたなんて、ゾッとする…

しかし、手紙に、何が書かれようと、
建設的に生きていくのは、彼ら次第ではないか、と思う…….
子供ができたことで、自殺した他の学生のように
ベロニカが妊娠したとしても、エイドリアンが死ぬことはないし
あるいは、
むずかしい所のあるベロニカのことを
彼女の母に相談することを、トニーが、エイドリアンに提案したとしても
エイドリアンが、死ななければならないことは、なかったはず……

けれど、ベロニカが、トニーの手紙が
諸悪の根源だと思っているとしたら、ソレは、“子供“のくだり。
彼は、まるで、呪いをかけるような書き込みをしていた。

▽▽要反転

トニーが、ベロニカといい関係をつなげず、別れたように
エイドリアンも、問題を抱えたのかもしれなくて
そんなこんなで
ベロニカの母と、関係してしまったらしいことがわかる。
(エイドリアンには母がいなかったことも、関係してたかもしれないが)
ベロニカの母は、妊娠し、障がいのある子を産んだらしく
“姉”のベロニカが、施設の援助も受けながら、面倒を看ていたことを
トニーは、知ることとなった。

彼女の母と関係し、妊娠し、それが原因で、エイドリアンは自殺したー
としても、出産まで決意したのは
ベロニカの母の選択であり、トニーの手紙の範囲は越えている、と思うのですが…
しかし、手紙の中で、トニーは、ベロニカを淫乱な女に貶めていた。

彼氏と母の因果を背負いつつ、“弟“の面倒を看てきたベロニカは
今更、トニーに、“真実”を知って欲しくもない、としても
トニーには、“過ち“を知ってほしい想いは、あったかもしれない。

ベロニカが、トニーと再会したとき、彼女の瞳の“深さ”は
何も知らずに、“その先“を生きてきたトニーに
彼の人生が、(それなりの苦労はあっても) それなりに幸せで、
(知らぬが仏で) それなりにノー天気なものだったことを
痛感させるものだったように思う……

そもそも、今回の“騒動“を、呆れられつつ、別れた妻に相談したトニーは
シングルマザーである娘の妊婦教室に、付き添ってもくれる、良きパパ。
「あなたは何もわかってない」と、言われてしまっても、
根は、悪い人じゃないョ。
(むしろ、子供を残して自殺するより善い、と思うョ(^^)/)

▽▽
▼▼▼

いい思い出だけが残るーとも、言われますが
いい思い出に、変えているのかもしれません。
思い出の中は、(自分も含め)みんなイイ人…

でも、過去に一瞬でも、不幸を願ってしまった人が
本当に、不運な人生を歩んでいると知ったとき
変えられない現実の残酷さを、どう受け止めたらいいのか……orz

その不運から比べたら、どうってことない、今日の不満を捨て
少しでも、明日を“いい日“にしていこう!(^^)/
それが、思い出したくない“過去“たちに対して
せめて、私が、思ったこと☆(^_-)-☆

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ベロニカとの記憶

イギリス・ロンドン。 年金暮らしをしながら小さな中古カメラ店を営む男トニーは、元妻マーガレットと一緒に、もうすぐシングルマザーになる娘スージーの出産準備を手伝っている。 ある日、40年も前の初恋相手ベロニカの母親セーラが亡くなり、トニーに遺品を残したという通知が届いた。 それは、トニーの親友で恋敵だったエイドリアンの日記だという…。 ミステリー。

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