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映画 『北の桜守』★記憶のかさぶたを癒した満開の桜


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172576/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・てつ(母): 吉永小百合
・次男(次男): 堺雅人


終戦後、樺太から北海道へ逃げてきた親子の物語です。
見終わったあと、人に話しているうちに
涙が、込み上げてしまいました…

その当時、多くが味わったご苦労もですが(←一言で片づけられない!)
年老いた母親が、夫や子供を想いながら、生きてきた生きざまには
涙が、あふれてしまう……
それは、時代を選ばない普遍的な、愛の姿だからもう……


▼~▼ネタバレで、雑談です。
▼▼▼

1.“演劇”の効果☆

樺太から北海道へ逃げる描写など
“実写”以外に、“演劇”で見せているのが
面白い!(エンタメ度アップ!)

たとえば、悲惨さなどは、
演劇による“誇張“で、より、インパクト大になりますもんね!


2.戦後(1970年頃)のこと

命からがら逃げたきたあとのシーンは、
成人した次男が、札幌で、成功(社長☆)していることに、ホッとする。
(ブラックな社訓ですが、それくらいでないと、這いあがれなかったでしょう…)

状況が落ち着いたところで、
網走で一人暮らす母を、呼び寄せることになる次男。、
それまで何があったかのを、じわじわ、見せていき
目が離せない。(母の記憶のかさぶたを、剥がすようでもある…)


3.「思い出しちゃいけない!」 by次男
 
母には、認知症があるようで、次男夫婦は、大変になります。
が、この母には、“認知症老人さんを温かく見守ろう”という以上の気持ちで
見入るものを、感じさせられます。

母は、次男の成功の蔭で、女手一つで、必―ッ死に生き伸びてきた。
悲しみも、心の奥底にグッと押し込んで、強く生き残ってきた。
“忘れ“なければ、生きていかれなかっただろう……
けれど、「私は幸せになってはいけない」と思い続けてきたのには
わけがあった。

思い出をたどるように、次男は、母と旅をするのは良い☆
“懐かしい”と言う気持ちは、曖昧だった気持ちに、どこか、納得を産む。
けれど、思い出したくない事実もある。

母が、海を見たときに、引き揚げの途中、
海で、長男が死んだことを、思い出す。
取り乱す母に、次男が、思い出すな!と制止する姿にも、胸が痛い…

さらに母は、夫の顔が思い出せず、
樺太の家に、写真を取りにいきたいーと言いだすが
樺太に行かれないわけを、母は知らない…orz  参考→コチラ


4.母が逢いたかった人たち☆ ←ココは、涙なくして見られません…

波乱に富んだ展開の末、行方不明になった母が
再び、次男と再会しました。

そのとき、母は、次男を、夫だと思いました。(よく聞く話ですが)
けれどそこで、私は、涙だだもれです……
もう2度と逢えないと思った人に、逢えた!
母の喜びは、いかばかりか……
さらに、母は、幼い長男の幻も見ていて、
離れ離れになった家族が、やっと逢えた幸せに包まれました。
再婚も拒んだ母が求めていた、コレ以上の幸せがあります?

(現実には、それは違うよーなどと、訂正する人もいましょうが
そんなことを言うほうが、間違いかと)

満月の夜、満開の桜の下
母の悲しい記憶の傷を、桜の花びらが、パッとふさいでくれたよう。
かつて、桜の木の傷を、母が癒そうとしてくれたように……

▼▼▼

激動の時代の、苛酷な生きざまを
吉永さんが代表して、魅せてくれたと思います。
見ごたえがあって、心にグッとくる作品でした☆

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北の桜守

太平洋戦争中の1945年8月にソ連軍が南樺太に侵攻。 恵須取(えすとる:現ウグレゴルスク)で製材所を営む江連(えづれ)徳次郎は出征し、妻てつと息子たちは決死の思いで北海道への脱出を図った。 …1971年、札幌。 てつの次男・修二郎はアメリカから帰国。 ホットドッグストアの日本社長として出店準備に追われる彼は、15年ぶりに網走に暮らす母を訪ねる…。 ヒューマンドラマ。

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