映画『ラプラスの魔女』★「ありえない」より「割り切れない」!?(>_<)

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172823/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・原作: 東野圭吾
・監督: 三池崇史
・教授: 櫻井翔
二つの温泉場(屋外)で、遺体が見つかる。
死因は、硫化水素中毒。
意図的な中毒状態は「ありえない」と、教授は判断するが
“広瀬すず”さん(ラプラスの魔女)の出現で、起こりうる“可能性“を知る――
ナニがどうなっているのか知りたくて、うずうず。
鑑賞を、楽しみにしていました☆
ラプラスさんの確率や関数は、わからなくても大丈夫。(^^)/
足し算としては、ぞろぞろ、人物は出てきます。(^^♪
ですが、結末は“割り切れない”感じに……(~_~メ)
▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼
二人の死者は、“怨恨”の線でつながります。
どうも、トヨエツさん(映画監督)の家族がらみで
トヨエツさんが、復讐したのでは――となってくる。
しかし、ソレでは普通すぎる。
この作品の“割り切れなさ”は、そのあと。
福士蒼汰さんが、“代入“されていきます。(^^)/
▽要反転▽↓
映画『サバ―ビコン』のような、家族への“不愉快な行為”を
ここでも味わうとは!(>_<)
1つは、広瀬すずさんの件。
父から手術を受け、ラプラスの言う“事象の予測”が可能となった。
(ラプラスの魔女)
けれど、研究対象の彼女は、父からの監禁状態にあって
教授と逢えたのも、脱走したから。
親子であっても、研究の前には、自然な愛が
ないがしろにされてしまうのが、イヤ……orz
父:リリー・フランキーさんの、優しそうな冷たさが絶妙☆
この人のこの雰囲気は、唯一無二かと。
それに劣らないのが、トヨエツ:パパ。(映画監督)
彼は、こだわりの情熱的芸術家タイプが絶品!
彼は、映画へのこだわりで、自分の家族を不幸に叩き落す…( 一一)
(母と妹はソレで死に、生き残った息子が、福士さん♪)
一命をとりとめた福士さんは、リリー・フランキー医師から
“ラプラスの悪魔化“手術を受ける。
父が、家族の殺人を依頼した二人を、
“予測“を駆使し、硫化水素で殺した。(復讐)
その後、そんなこんなで、“本当の悪魔“が憑依したようなトヨエツが
息子を殺そうとする。(>_<)
映画芸術の高みのためとか、ナントカ……( 一一)
↑ナニ言ってんだか…と思いますが
トヨエツのイカレッぷりは、三池監督の真骨頂かも。(汗)
見ようによっては、この手のタイプは
『地獄変』の絵師:良秀ですね。
子供さえ、自分の芸術の餌食にする……orz
価値観が、わが子より仕事(芸術)。
↑コレは大なり小なり、ほかの人にも……?(汗)
いやいや、命を奪うのは、ダメでしょ!
親の愛に裏切られることほど、
悲しいことはないでしょ、子供には…orz
▽▽▽
▼▼▼
そーゆーことだったのか~と、スッキリした半面
割り切れない虚しさで、心寒い……
温泉に入って、温まりたい感じで~す。(^^)/
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