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映画『友罪』★人生いろいろ罪も悔いもいろいろ


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/173747/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。原作未読です。

・益田(元雑誌記者): 生田斗真
・鈴木(少年A): 瑛太

↑同時期に、入寮して、町工場で働くことになった二人。

益田が、鈴木の“正体”を知ってどうした、ということだけでなく
益田自身と周囲の人の“重たい人生”も
グルグル巻かれていました。
殺人事件がらみで、「命について考えよう」というのもアリですが
それは、言葉で伝えるには軽い……かもしれない…

むしろ「生き残っていくことについてガツンと考えよう」
ということで、受け止めてみたかも…

▼~▼ 内容にふれて雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

1. 鈴木と罰    

少年Aたる鈴木が、なぜ子供を殺したのかは明らかでない。
淋しさの歪み?と思っても
明確にしきれないのが、本当のところか…
ただ、今の鈴木には、悔恨があるようで
死をもって、償いたいような気配をみせる。

元彼から執拗な嫌がらせ・性暴力を受ける女性をかばって、
その男から殴られ蹴られても、鈴木は反撃しなかった。
むしろ、男の前で、自分の頭を石で叩き
これでも死ねない!と叫びながら、血まみれになる様は
殺人の狂気を彷彿とさせ、すさまじい……

性暴力男(たち)は、吐き気がするほどヒドイ!
罪悪感なんて、かけらもない…
奴らが、殺人者よりマシなどとは、
絶対に思えない!


2.交通加害者の父

とはいえ、やはり、人を死なせる罪の重さは、重すぎるもの。
息子が、子供たちを交通事故死させてしまった父は
家族を解体させ、息子が結婚するのも反対している。

償いの気持ちから、被害者宅へ毎月送金し、挨拶にも行くが
遺族からは、もう忘れたいから関わるなと言われる。

“償い”は、誰に対してしているのだろう……
償うと言っても、命は還らない。
何かせずにはいられない“誠意“は、自己満足でしかないのか…?
この父に必要な“救い“は、なんなのだろう……


3. 指がつながる益田

工場で、益田は、指を切断する事故を起こしてしまう!(>_<)
急いで搬送される益田の本体。だが、指も行かないと!(汗)
鈴木が、氷漬けにした指を持たせてくれ
益田の指は、つながる。

これも、何かの暗示か?
スパッと絶たれたものであっても、早く適切に処置すれば
元通りになる可能性がある。
命は還らないけれど、戻れる可能性を、諦めてはいけないゾと(^_-)-☆


4. イジメ自死の同級生の母への告白

そんな益田は、昔、親友をイジメ自死で亡くしていた。
かばいきれず、自分も加害者になったことを悔いていた。

それをついに、死の床にある親友の母に、告白してしまう益田。(>_<)
親友の母は、益田がずっと良き友と信じていたのに…orz
隠し事は、苦しく辛い。告白は、心を軽くするだろう。
けれど、その告白を聞かされた人は、代わりに重荷を背負うことになる。
ましてや、死にゆく人にそんな苦しみを与えるとは…( 一一)

“正直“は真摯であっても、残酷であってはならないよ…

ヒドイことになってしまったが、それでも吐露せずにはいられなかった
“罪悪感の重さ”なのかもしれません………


5. 法務教官の娘

少年院で鈴木を指導し、鈴木が絵に描くほど
慕っていた、母のような教官(白石)がいた。

彼女は、少年らの更生を信じ、
家庭(娘)より仕事熱心に、やってきたもよう。
それが不満だったらしい娘は、妊娠・中絶の話をもちかけたとき
不満を爆発させる。

他で善き人でいるために、
家では、善き母(or妻)になれないことはあります。orz
仕事優先・仕事の虫などとも言われますが
仕事する以上は、そうなりますよ。
だからと言って、娘を、気にかけていないわけではないのョ。

「命を大切にしてほしい」
彼女は、殺人犯の少年に、切実にそう伝えたい。
その気持ちは、娘を愛する気持ちと重なっているんですよね。


6. 泣き笑う鈴木

不本意にも、益田が撮った鈴木の動画写真がもとで
鈴木は少年Aとわかってしまい、工場を出ていった。
この先、彼は、どこへ行き、どうなっていくのか?

鈴木は、泣き、そして笑う。
もう泣くしかないか、笑うしかないような
“為す術なし感”がある――

一方で、無表情・無感情な人間性の欠如でなく
喜怒哀楽・複雑な感情の見え隠れする、体温の感じる人間として
この先、生きていってほしいーとの期待も感じると言っては、おかしいか?
いや、ここは、鈴木はどう生きていくのかな~ではなく
白石先生が、家庭よりも優先してきた“更生”を思えば
鈴木は、それに応えて、しっかりした人間性をもって
生きていかなければいけない!と思うよ。

▼▼▼

同僚が殺人犯かも!?というだけではなく
あの人にもこの人にも、
人生いろいろ 罪も悔いもいろいろー
な作品でありましたョ(^^)/


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