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映画『女は二度決断する』★突然の悲しみの始末はこうつけた!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/173300/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。原作未読です。

原題 : AUS DEM NICHTS (独 ハンブルクが舞台)
・カティヤ: ダイアン・クルーガー

夫(トルコ系)と子供を爆発事故(テロ)で失った女:カティヤは
壮絶な悲しみの中、犯人逮捕~裁判での有罪を望む―

実話ベースだそうです。
難民受け入れ表明の前から、ドイツへ移住する外国人は
年間12万人と聞いたことがありました。
(フランクフルトで3分の1が外国人とも。今はもっとか)

外国人を狙った、ネオナチの犠牲になった
家族の無念を晴らしたい気持ちは、やがて、
復讐心へと変わらざるを得なくなるー

▼~▼ 内容にふれて雑談です。(家族・正義・海~の3部構成)
▼▼▼

1. 家族

息子を夫の店(事務所)に預けて、友人と楽しんでいたとき
家族が不幸の転帰に…
気晴らしは悪くはないが、義母には
「母親が子供を見ていればこんなことには…」
と言われたら、後悔と悲しみは、想像を絶するものでしょう…

カティヤは、悲しみのあまり、弁護士から薬物をもらうが
家宅捜索で、薬物が見つかってしまう。
かつて夫は、薬物がらみの前科があり
カティヤの母は、娘をかばい、夫の薬物だと言うが
カティヤは正直に使用を認めた。(コレがあとでネックに!(>_<))
録画された、親子3人の楽しい生活を
何度も見ているカティヤが、悲しい…
(海での思い出は、後で効いてくるようです)

2.正義

夫の店の前に、自転車を放置していった、
若い女を覚えていたカティヤの証言で
容疑者は捕まり、裁判が開かれる。
夫とともに、ネオナチの一員だと言う。

正義~正直~で言えば、実行犯の女の義父が
自宅車庫の肥料や“釘”を不審に思い、通報したという。
その良心に、カティヤは救われた気もしたと思うが
そのあとの裁判の展開が…….orz

裁判で証言された、息子の遺体の状態がひどい……orz
“釘”爆弾による体への被害の大きさは、聞いていられない…orz
息子(と夫)を、こんな目に遭わせ(やがっ)て!!
私も怒りが沸々と!(>_<)

なのに、テキの弁護士がヤリ手で、ヤラシ―。(>_<)
容疑者夫婦は、当日、ギリシャのホテルに居たと
ホテルオーナーが証言し、かなり不利に。(>_<)
(これは、極右仲間の偽証)

更に、カティヤの薬物問題に、話をすり替えようとして
ヤク中の証言じゃ、証拠能力に乏しいーの全面押し。
悔しい表情のカティヤ、危うし!(>_<) 

しかしそこで、カティヤの弁護士の弁が立つ!(^^)/
放置自転車の件は、警察発表の前に、
カティヤは、細部を見極めていたことから
正確な目撃情報であることを、熱弁!いいゾいいゾ!(^^)/

―――なのに判決は、無罪…orz
決め手にかけるんだって……( 一一)
カティヤの落胆と怒りは、いかばかりか……orz

3. 海

弁護士は、上訴する気マンマンだが
カティヤはまず、ギリシャに向かった。
例のホテルで、聞き込み――
と思ったら、どうも、皆グルらしく、危険を察知。(>_<)

そんなこんなで、カティヤは
実行犯の女と夫が、海辺に止めた車で
生活しているのをつきとめる。

端的には、司法で裁けないなら、てっとり早く
復讐したいのが、人情です。
彼らと同じ爆弾を仕込んで、車の下に置いたカティヤ。

だが、その時は実行をやめるのが、ミソかと。
かわいい小鳥が、さえずりながら
車のミラー近くにやってきた。
爆発で、罪もない小鳥を犠牲にするのは、しのびないね…

ところで、実行犯の夫は、もしカティヤが自分たちを追ってきたなら
殺して遺体の一部を家族のもとに送ってやるーと言ったのを
カティヤは、蔭で聞いていた。
が、送り先の家族は、実母はいても
夫や息子は、すでに、彼らに殺されているのだよ。
カティヤは、それをどう聞いただろう……?

▽▽ネタバレ!(要反転)▽▽

再びカティヤは、爆弾をもって、浜辺にやってきた。
多分、海を見たら、どこの海を見たとしても
家族3人で、海水浴に来た楽しい思い出が、蘇ったことだと思う。
そう思うと、美しい思い出を汚す輩が、そこにいるのは
憎しみが、沸騰する思いだと思う。

カティヤは、今度は、爆発を実行させた。
車の外でなく、彼女は、爆弾を抱いて
車の中に、飛び込んだのだ!
家族の死後、両手首を切り、自殺を図った彼女には
自死は、恐れるものではなかったと思う。
もしや「家族のもとに送ってやる」というのが、引っかかったのかな…
哀しみや喪失による自死でなく、
家族のもとに行くという、積極的な死だったか――
加害者に、同じ痛みを味わわせて……

▽▽
▼▼▼

ほぼ全編に出た、カティヤに感情移入して
あっと言う間の鑑賞でした。

家族を襲う、突然の不幸――
悲しみは悲しみとして
そのままでは、いられないから…….オット!(^_-)-☆


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