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映画『空飛ぶタイヤ』★最後に正義と良心が勝つ!爽快感と安堵(^^♪

172700_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172700/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・原作: 池井戸潤
・運送会社社長(赤松):長瀬智也
・ホープ自動車課長(沢田):ディーン・フジオカ☆


“三菱リコール隠し”が、元だそうです。
あの事件では、脱輪した大きなタイヤに、轢かれる恐怖と不幸が
私も始めは、運転していたドライバーに責任がある、と思い込みました。
しかし、その後、ドライバーや運送会社ではなく
車両に問題のあることが発覚し、衝撃を受けた覚えがあります。
ドライバーさんも、被害者で、大変だったんだろうなと……

死者を出した事故を、起こしてしまった運送会社社長が
事故の原因・真実を明らかにしようと奮闘する姿には
エールを送るばかりでした。

見ごたえあって、良かったと思います。(^^)/

▼~▼ ネタバレ雑談です。
▼▼▼

1. 遺族のこと

事故は、本当に悲しい…
一瞬で、多くの人の幸せを奪う。
自動車は走る凶器―ともいうけれど
営業・経営のことよりも、完璧な安全と良心で、
関わってほしいと、願うばかり。

当事者となった運送会社は、整備不良はないし
自社には非がないーということを、訴えていましたが
そのことが、かえって
遺族には、反省と誠意がないーと受け止められてしまうのが
なんとももどかしく、悲しい。

遺族が、怒りと悲しみから、赤松を罵るシーンがある。
悲しみのやり場のなさは、よくわかる。でもでも
赤松も悪くないんだ!
ワルモノは、ほかにいるんだ!と……

だから、すべて真実がわかったときの、遺族の赤松への対応には
本当に、うれしかった。


2.大手企業の沢田☆

自社のトラックに問題はない、との確信で
当初は、赤松に対してケンもホロロだった、販売部の沢田。
自分が、責任をもって働いている自社に
間違いはない、と思うのも当然でしょう。

けれど、自社には、隠蔽?しているコトがあることに気づく。
“リコール隠し“を黙っているほうが、利口?事なかれ?( 一一)
でも、人には、良心があるから……

死者も出た事件では、もはや、“リコール隠し”では済まないでしょう。
沢田は、内部告発へと動く。
(よかった!ディーンさんには、そうでなきゃ!(^^)/)


3.ホープレスなホープ自動車( 一一)

会社が、利益のために、“リコール隠し”をしたのなら
その不具合を、きっちり解決しなきゃダメでしょ?
隠すだけで、放置するのは、バ〇ですよ。
再発するじゃん。そしたら、また隠すのか?
この会社は、そのバ〇をやってたんですよ。

それで、あちこちで、事故が起こっていることがわかってくる。
赤松が、1社1社訪ねて確認するの、ホント、お疲れ様です。
事故のたびに、整備不良だの何だのと、
運転側に、罪を押し付けてきたホープ“レス”自動車…( 一一)

人は、罰っせられなければ、改善できないのか……orz


4.大手サマサマ

今は、マスコミやネットだのがあるので
そこで、暴露したらどうか?と思うもので
雑誌に、〇〇砲をドカンッ!と出すはずが
相手が大手企業なので、記事は、ボツになってしまう……orz
広告収入がらみの、利害関係で……

本作がドラマになるときも、スポンサーがらみで、地上波ではムリだったそうで
世の中は、長いモノに巻かれていることに、気づかされる…orz

世の中は、やはり、大手のもつ、大金で動くのか…orz
良心や正義すら、その手の上で、転がされているのか…orz


5.人間だもの(^_-)-☆

けれど
沢田のように、ほかにも、黙ってはいられない者がいた!

高橋一生さん演じる、系列銀行員は、
系列のホープ自動車でも、なあなあでなく、きっちり“調査“の手をゆるめない。
高橋さんは、物腰柔らかいのに、ヤワでなく
何があっても折れない、“コシ”の強さが良い☆

トドメは、“リコール隠し“の”隠し玉”を、公表してくれた社員☆
ココまで、漕ぎつけられた経緯も、
ナイスプレーで、感動する。.

会社の利益にならないことは、社員なら、したくないでしょう…
けれど、“リコール隠し“で、死者まで出ては……orz
命を奪うことの、重大さと悲惨さと、不幸の拡大は
他人ごとにしては、いけないんです!(キッパリ☆)
良心失くしては、人間ではないもの……


▼▼▼

世の中に、“絶対“はないーと言われます。
絶対に間違いがないーことはムリだとしても
“間違い“を、あらたむるに憚ることなかれーでしょう。

真相が明らかになって、良かった!と思う爽快感が
実生活でも、誠意ある仕事しよ!となると、いいかも…(^_-)-☆


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