FC2ブログ

映画『湯を沸かすほどの熱い愛』★痛いほど真っ赤な愛は血よりも赤く

167970_2.jpg

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167970/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・双葉(母): 宮沢りえ☆
・安澄(娘): 杉咲花

余命二か月を知った、銭湯の女将(双葉)が
死ぬ前にやるべきことに、奮闘する――
と、聞いていました。そして
娘には、イジメに立ち向かうべく、叱咤する――らしい、とも。
それで
残される娘に、強く生きる術(家事含む)を教えるなど、するんだなー
などと、思い込んでいました。

もちろん、ソレも大事ですが……
時間がない、と悟ったときには
“先延ばし“や”うやむや?“にしていたことを
キッチリしとかなくては、なりません。
ナンなら、自分の命に免じて、ナンとかさせねばならん!(~_~メ)

▼~▼ネタバレで、だらだら雑談です。  
▼▼▼

冒頭は、銭湯の煙突。
余命云々で、ふと、焼き場の煙突と重なるナ~と思ってしまったのは
地元の焼き場の煙突を、銭湯と勘違いして、風呂入りに行った人がいたー
と聞いたことが、あったから。

そんな銭湯も、夫のオダジョーの蒸発で、休業中。

双葉は、パン屋のパートで、やりくりしていたが
膵癌で、余命二か月と知るや
やるべきことを、始める。

当初は、娘(安澄)のイジメ問題解決が、大きなコトだと思った。
もちろん、深刻な問題で、私も娘のときは
学校に行ったし、後先の仕打ち(汗)も考慮しつつ
精神的に、しんどかった……

安澄の不登校を許さず、“応戦“させた双葉。
対処の方法は、ほかにもあったかもしれないが
アノ場合なら、私もそうする。
もし、自分(母親)がいなくなれば、ダメ父では頼りにならない。(汗)
子供が、自分で、ナントカする道をつけないとね…
(応戦は難儀ではあるが、ひるまない強さを応援するよ、私は)

働かざるもの食うべからずーで、家事手伝いさせる双葉。
↑私好み!    私こと、家事は率先してたので (^^)/
いつまでもあると思うな親とカネー
自分のことができないと、生きるのに困るからね。
アレコレさせるのは、親の愛だし、義務かと。
(勉強さえしてくれればいいーという親御さんは、違うと思うョ…)

失踪した夫を、夫の子?(鮎子)と一緒に見つけ出し
銭湯を再開させた、双葉。(鮎子の母は失踪…)

一段落して、双葉は、“娘二人“と、車で旅行することにする。
“楽しい思い出づくり“かなーと思いきや
双葉の“心残り”の続きだった!

旅先で入った飲食店でのお会計のとき。
双葉は、店員のろうあ女性に、いきなり平手打ちをした!
え?何?

その、ろうあ女性は、坂巻と言い
毎年、双葉に、蟹を送っていた人だった。
そして
実子だと思っていた安澄は、夫と坂巻との子供だとわかる。
子供を捨てた彼女に代わり、双葉が育てていたのだ。
(毎年の蟹は、子供を捨てた代償?)

改めて、実母に逢うように、諭される安澄は
始めはショックで、嫌がる。(だと思う…)
けれど、実母には、逢うべきなのだ。
失踪でなく、居るのだから。

安澄に、いつか役に立つ、と言って、手話も身につけさせていた双葉。
実母と、再会させるつもりだったんだね…
自分は、育ての親に徹するつもりで……?

母親が失踪した鮎子に対しても、
夫の浮気?の子であるのに(実子か不明でも、浮気の事実あり)
温かく接する双葉。(なかなかできないョ…)

実は、双葉も、鮎子と同じ状態だった。
いつか迎えに来るーと言ったまま、母親が失踪していた。
双葉は、夫の女性関係への憤りよりも
子供が被った不幸への想いが、強かったのかと…

大人の無責任で、身勝手な行動で
置き去りにされ、愛の外に、置きっぱなしになる子供。
双葉は、自分の“愛“で、家族を作り、つなげ
そこに幸せを作るべく、妻・母になっていたのだと思う。

その象徴が、“しゃぶしゃぶ”かも。
しゃぶしゃぶなど、鍋ものは、一緒に食べている感があるし
温まる。(^^)/
温まると、心もほっこりして、幸せ度も上がりません?(^^)/

そうこうして、懇意の探偵のおかげで
実母が見つかった、双葉。
余命短く、どうか、実母に逢ってほしい…
との願い虚しく、実母は、双葉の存在を否定し
逢ってもくれなかった。(>_<)
(実母には、新しい家族がいて、混乱させたくない気もあったろう。
けれど、双葉も、実の子なのに……orz)

実母の姿を、庭先から眺めるだけの双葉が、不憫です…
門柱にあった犬の置物を、手に取り、
悲しみや怒りを込めるように、にぎりしめた双葉。
それを、家に向かって、放り投げ
そこんちの窓ガラスを割った双葉を、私は、責めません。
原因は、実母です。(キッパリ)

“実母“への強い思慕が、双葉の愛の根源だったのかも。
安澄にも、鮎子にも、フーテンな青年に対しても…
ああだから、せめて、死ぬ前に、愛されずとも
母に、逢いたかったろうに…orz 気の毒でなりません…

だから、安澄が、いよいよ、死期の近い双葉に
「お母さんを、独りにさせない」と言ってくれたのが、
すごく、うれしかった。

血のつながりの愛は、無条件に欲しいものだが
そうでない間柄でも、愛し愛されている、ということが
誰にも、必要なのだと思う。
多分、双葉は、その言葉に安堵し、旅立ったと思う…

そして、双葉の葬儀がイイ☆ ▽要反転


夫は、双葉を、焼き場に連れて行かなかったのだ。
冒頭で感じた、“気配“よろしく
双葉は、銭湯の釜で、焼かれたーらしい……

真っ赤な煙が、銭湯の煙突から、立ち上る。
赤い血のつながりは、双葉には、うすかったかもしれない…
けれど
赤い色が好き、と言った、双葉の愛に応えた“家族たち“は
“双葉で沸かした湯”に入り、温まった。
(見ようによっては、人間しゃぶしゃぶのような…)

お母さんを、独りにしない――
双葉は、ずっと、この家の釜にいる。
家族と一緒に、いられる……     

もう、胸がいっぱいだ……

▼▼▼

余命わずかな妻・母が、
死ぬまでに、しておきたいことをして
悔いなく、生を全うする――ほど、現実は甘くない…orz

けれど、ソレ以上のものを手にして
旅立てることもある。
辛くても悲しくても、最期まで、諦めないほうがいい。(^^)/

Yahooブログ→コチラ



にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ

にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村







関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

湯を沸かすほどの熱い愛

銭湯「幸の湯」は主人・幸野一浩が1年前に家出したため休業中。 妻・双葉は、パン屋のパートで16歳の娘・安澄との生活を支えていた。 ある日、突然倒れた双葉は、末期ガンで余命わずかとの宣告を受ける。 だが、双葉には死ぬ前にやるべき課題があった。 まずは夫を家に帰らせること、銭湯を再開すること、娘に強くなってもらうこと、そしてもう一つ、大事なことが残っていた…。 ヒューマンドラマ。

湯を沸かすほどの熱い愛 (試写会)

赤が好き 公式サイト http://atsui-ai.com10月29日公開 幸野家は銭湯「幸の湯」を営んでいたが、父一浩(オダギリジョー)が1年前に蒸発して以来、休業状態。母の双葉(宮沢りえ)は、パ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
フリーエリア
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
フリーエリア
フリーエリア おすすめ映画
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR