映画『女と男の名誉』★一家の者なら恋でもスリリングな香りは残る

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/5837/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
原題: PRIZZI'S HONOR (プリッツィ家の名誉)
・チャーリー(夫): ジャック・ニコルソン☆
・アイリーン(妻): キャスリーン・ターナー
・メイローズ(元カノ): アンジェリカ・ヒューストン ←パンチ力ある美女!
在アメリカのイタリア系マフィア:プリッツィ一家。
マフィア同士の抗争ではなく、一家の中のゴタゴタ。
と言うか、チャーリー夫妻がネック。
(ラブコメではないかと……(^^♪)
やくざさん作品は、ヤッタヤラレタが見どころですが
そのための大義(理由づけ)も、好きです。(^^)/
本作は、“名誉“(=”落とし前”?)の前に
愛し合った夫婦が、引き裂かれることになりますが
一家に、男の元カノが居るーというのが
事情も大義も、より複雑にして、良かったです。(^^)/
(ヤロウの殺し合いだけではないゾと。)
▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼
ナンと言っても、ジャック・ニコルソンが、魅力☆
情熱的な恋に落ちるのも、ナットク☆
クール&シャープな、殺し屋風情も良い。
そして、哀愁も……
そもそも、二人が出逢った、一家の結婚式の頃から
女は、殺し屋稼業をしていた。
男は、マフィアの結婚式に来る女だから
堅気ではないーと思いつつ
“一目惚れ”に勝てなくて、ズルズルと…
挙句、一家のお金をだまし取った男の妻だと知るが
男を始末したあと、結婚する。
それでもドンは、わが子同然のチャーリーに寛大で
大目に見る。
その後、着服が発覚した、銀行頭取の誘拐を
命じられたチャーリーは、アイリーンを相棒にする。
が、運悪く居合わせた、警部の妻を
アイリーンは射殺してしまい、警察との関係が、マズいことに…
ちなみに、このときの警察と一家は、ズブズブです。(^^♪
チャーリーは、タクシー代わりに、警察車両を使ってたし…(汗)
けれど、警部の妻が殺されたことで、メンツ云々言い出すケ―サツ。
ドンも、アイリーンを差し出して、コトを収めようとする。
が、アイリーンも、大したタマで
頭取誘拐のメリットによる、自分の“取り分“を
それなりに、要求したもんだから
ドンも、消すことに躊躇なくなり
チャーリーに、アイリーン殺しを命じた。
一家の“名誉”のためだと、言って……
その前に、チャーリーの元カノで
ドンの孫:メイローズがいた。
チャーリーとの痴話げんかが原因で
父親から、勘当されていた。
このたび、チャーリーが結婚したことで
“ケジメ“がついたようで、勘当が解かれ、一家に戻った。
しかし、チャーリーに、未練あるメイローズは
チャーリーとの嬉しい再会を
乱暴されたと、父に泣きついたので
父は、殺し屋アイリーンに(夫婦とは知らず)
チャーリー暗殺を命じた。
娘を勘当したのも、よくわからない“名誉“のためのようだが
娘の元カレを殺すのは、娘の“名誉“のためなのか……?
そんなこんなで
お互いに殺し合うことになった、チャーリーとアイリーン。
(名誉というより、自己保身?)
アイリーンを殺し
生き残ったチャーリーは
元カノ:メイローズに、電話をかけて終わる。
↑一家の絆としがらみでしか、生きていけないなら
一家に戻った元カノと、よろしく生きるほうが
老後まで、淋しくなく、暮らせそうなチャーリーか――
元々、彼女が好きだったのだから……
ソレはそれで、“生き方“かな……と思う反面――
チャーリーが、保身のため?アイリーンを殺したとはいえ
序盤、本当に愛して
溶けるような愛し方を、していたことを思うと
割り切れるのだろうか?と思う……
アイリーンが、自分を殺すことになったのは
回りまわって、メイローズが、父親に
ウソの被害(乱暴されたと)を、告げ口したからだし……
もしかしたら、チャーリーは
メイローズを殺してしまう?
そうでなければ
死んだアイリーンの名誉が、守れないのでは???
――などとも……
▼▼▼
ラストシーンの先は、どうなるのか?
男と女がいれば、愛だけが残るのか?
いや、一家の者ならば
“通すスジ“や”ビジネス“などが、付きまといそう……
恋であっても、スリリングな香りは、残る……!?(*^^)v
Yahooブログ→コチラ

にほんブログ村

にほんブログ村

- 関連記事
-
- 映画『アクアマン』★水陸両用の海の覇者!カッコイイ(^^)/ (2019/02/09)
- 映画『お茶漬の味』★結婚生活で愛と幸せを忘れた方におススメ! (2019/02/07)
- 映画『赤い雪 Red Snow』★記憶は雪すら赤く上塗るような (2019/02/04)
- 映画『アリー/ スター誕生』★レディ・ガガが歌い上げる愛と切なさと哀しみ (2019/01/16)
- 映画『女と男の名誉』★一家の者なら恋でもスリリングな香りは残る (2018/12/23)
- 映画『エンジェル、見えない恋人』★官能的純愛と呼びたい(^^)/ (2018/12/15)
- 映画『ヴェノム』★タフな超エンタメ!トム・ハーディの人間味! (2018/11/04)
- 映画『億男』★お金の価値と使い方with九十九とモロッコ旅行(^^)/ (2018/10/20)
- 映画『あの子を探して』★少女先生が必死に少年を探し回った涙の訳は (2018/10/12)
スポンサーサイト