FC2ブログ

映画『古都』★川端作品のアレンジ~宿命~

170678_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/170678/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

川端康成作の『古都』がアレンジされて
ヒロインと娘との関係を、見ます。

・千恵子 苗子(双子): 松雪泰子
:千恵子~呉服店の養女
:苗子~北山杉の里で林業

古都:京都で生きる、京女の姿を見た!という印象です。
千恵子の言った、「京都で生まれ育った“宿命“」を
ひしひしと感じるよう。(観光気分では味わえない)

そんな“宿命背負い感“は、
松雪さんのしっとりした、芯の強さに、ぴったり☆

“宿命“とは、”生き方”であって
千恵子の娘;舞の卒後進路が、スジとなっていきます。


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

舞は、就活が難航していたが、友人には
就活ダメでも、実家の呉服店を継ぐという“保険“があると
思われていた。

就活面接の質問で
「この会社で何がしたいか?何ができるか?」と聞かれるが
舞は、答えに詰まってしまった…

面接は、自分を“盛る“こともあると、思いますが(汗)
心にもないことを、言えるものでもなく…( 一一)
どうしたいも何も、言われたことを、黙々と行うことしか
できないかも、私……( `―´)ノ

舞は、家業(呉服店)を継ぐつもりはなさそうで
かといって、何がしたいかも、わからない…
けれど
“運命“に縛られない=稼業を継がないー思いからか
家を出たい気持ちはある。

母・千恵子は、娘には、“運命・宿命”にしばられずに
好きなように生きてほしいーと願うのだが……

実は、同じことを、千恵子は、養母に言われていた。
好きに生きていいとー
一方、したいことが、特にないことを
千恵子は、彼(のちに夫)に話したところ
「自分ってモノがないのか」とも言われたり……

私も、特にコレと言ったことがしたいーというわけでもなく
ソコソコまあまあ、なあなあに生きてきたけれど
自分ってモノがないーと言われるとは…orz

千恵子は、結局は、しがらみのような“宿命“に従い
養家を継ぐことを決め、婿を迎えたが
決して、仕方無い気持ちではなく
彼女の“選択した生き方”なのだということは
千恵子の凛とした風情に、強く感じられる。

千恵子の双子の姉妹:苗子とその娘の様子(パリ)も見せつつ
舞も、書道の師範について、パリに行くことになった。
そこで、舞は、
母の想いも込められた、北山杉の図柄の帯を締め
日本舞踊を披露した――

呉服・帯・日舞―と
生まれたときから、慣れ親しんできた“世界”に包まれた舞は
将来に迷いつつも
結局は、
母と同じ生き方を、自ら選び取るのかもしれない…
と思わせます。

(↑スミマセン、私の文字で書くとそうなってしまうのですが
その想いを、“古都(京都)の運命”として感じるとしたら
原作の文体で、感じるべきなのかもしれません……

▼▼▼

人生への深い想いを
作家は、文章に込めて
映画人は、風景や風情に込めて、表現するのだとしたら
彼らは、難しい作業をしているんだなーというのが
率直な感想です……

京都が、深く奥に、秘めている世界(宿命含む)を
きっと、少しでも感じたくて
ああ、また京都に行きたいー
行って、まだ知らない京都を感じたいーとの想いが残りました。



にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

古都

佐田千重子は京都室町に代々続く佐田呉服店を継いで20年。 経営は楽ではないが、夫・竜助共々、ゆくゆくは一人娘・舞に後を継いでもらいたいと思っている。 だが就職活動中の舞は、自分が何をやりたいのかが分からずにいた。 一方、千重子の双子の妹・中田苗子は、京都のはずれの北山杉の里で夫と林業を営んでいる。 一人娘の結衣はパリで絵画を勉強中だが、何を描くべきなのかが分からずにいた…。 ヒューマンドラマ。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
フリーエリア
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
フリーエリア
フリーエリア おすすめ映画
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR