fc2ブログ

映画『アイ・アム まきもと』☆最後の“おみおくり“にこみあげる想い

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/381573
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・牧本: 阿部サダヲ☆
・蕪木: 宇崎竜童☆
・蕪木の娘: 満島ひかり☆

(映画『おみおくりの作法』に似てるナ~と思ったら
リメイクだそうです。ネタバレごめん…)

孤独死された方の御遺骨を、御遺族に渡すまで
自前で葬儀までして、誠意を尽くしてきた牧本だが
業務整理のため、“蕪木さん“が最後の案件となった。
知り合いをたずね、なんとか娘を捜し当て
蕪木さんの葬儀に招くことができたのだがー

蕪木さんの肉親さがしは、事務的な
御遺骨の引き取り手さがしではなく
最後のお別れのときを、知らせたい牧本の誠意なのがイイ☆

そうして、ところどころに
察しの悪い牧本自身の、一人暮らしの生活が織り込まれるのが
意味をもって、心にしみてくるのもイイ☆


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

蕪木さんの孤独死した家は
牧本のすぐ近くで、見える場所にあった。
こんなに近くに住んでいても
死に気づくこともないことに、愕然とした牧本……orz

蕪木さんの家で、餓死しそうになりながら
「ダイジョウブ」と、口真似していたオウムのように
もし、自分になにかあれば、自宅の金魚も……!?
蕪木さんの件は
牧本に、特別な感情を起こしたような……

絶縁状態の“身内“は、それなりの理由(わだかまり)で
何を今さらーーとの思いからか
死に際しても、関わりを嫌うようで……
蕪木の遺品にあった“娘”を捜し当て、逢ったときは
「母と自分を捨てた父を赦さない」
と言っていた……

興味深かったのは、たとえ、身内であっても
その人の一面しかわからないということ。
牧本は、“娘“にたどりつくまでに、色々な人に逢い
各々が、蕪木に、それぞれの関わり方で
様々な印象を持っているのを知ることで
牧本には、免許証の写真の平面的な印象よりも
もっと多面的で立体的で、より近しい感情を持ったと思う。
だからこそ、娘には、恨みで終わってほしくない気持ちが
強かったかと。

恨みから、もう2度と逢わないと決めたとしても
その強い感情には、多分きっと、裏返しの愛がある。
身内だから、親だからこそ……
だから、「お別れです」と係員が言って
焼き場のかまどを閉めたとき、泣き崩れた娘には
胸がしめつけられた………

赦さないと思いつつ、どこかで生きていたときと
もう絶対に逢うことのない死を、突き付けられたときとでは
虚無感が、全然違うだろう………

もっと父のことを知りたいー
娘は、後日の葬儀のあと、牧本から
ゆっくり話をする約束を、とりつけた。
(下世話だが、独身同士の二人を
蕪木がくっつける?ような幸せの予感さえ(^^♪)

牧本も、この件では変わったようだった。

蕪木の元カノ(宮沢りえ)に言われてから
自宅でも、立って食べるのをやめた。
しかも、フライパンと炊飯器から、直接食べていたのを
皿によそるようになった。(*^^)v
紅茶を飲むようになったのは
蕪木さんの娘の影響かと☆(*^^)v

蕪木さんが、娘のために撮ったと知ったのは
映りが小さくて、不鮮明な白鳥の写真。
牧本が、新しくカメラを買ってまで
白鳥を撮ろうとしたのは、娘のためだ。
ああ、察しが悪くても、誠実で、ニクメない感じの牧本が
新しい人生の扉を開けたんだ!と、私も応援した!(^^)/

しかし、撮影中、事故に遭ってしまった牧本!(>_<)
(私、ココで『おみおくりの作法』を思い出す……orz)

▽要反転▽   私にはポイント2個(*^^)v


1. 父の葬儀のあと、逢おうと約束したはずの
牧本に逢えない娘が、切ない………
   彼女は、牧本の事故死を、まだ知らない。
   知らないことのはがゆさは、辛さでもある…orz

2. 牧本には、葬儀もなく、
御遺体の引き取りの件で、よく恫喝していた刑事(松下洸平)が
   とりあえず“納骨”してくれたのみ。 (彼もなんだかんだ、イイ人(^^♪)
   他人に、あんなに尽力したのに……orz
   そう思っていたら、ダンディな蕪木さんが歩いてきた!
   そうして、牧本の遺骨に向って合掌した。
   すると、牧本がかつて“おみおくり”した皆さま(の霊)が
   ぞくぞく集まってきた…………

   本当は、生きて、人の気持ちに包まれたいけれど
   死しても人の心は死なないことに、喜びやら安堵のようなものを
   感じた……………….胸がいっぱいです………
   冥福というのがあるのなら、こういうことなのかな……


▽▽▽
▼▼▼

牧本=阿部さんのマイペース感ありの
押しの強い存在感は、やはり良き☆(*^^)v
グイグイ、見入ってしまう♪(^^)/

宇崎竜童さんの出番は、これだけでは終わらないはずと
思っていたら、エンドロールで、歌ってくれました♪♪
♪オーバー・ザ・レインボウ

人生いろいろ(ぐちゃぐちゃ?)の蕪木が、
人生の“総括“に、娘や愛する者たちへ
希望を残しているようで、グッとくる……
名曲が、イイ余韻を残してくれます。(^^)/



にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

アイ・アム まきもと

小さな市役所に勤める牧本の仕事は、人知れず亡くなった方を埋葬する「おみおくり係」。 故人の思いを大事にするあまり、刑事・神代に怒られる日々だった。 そんな「おみおくり係」の廃止が決定される。 牧本は最後の仕事として、孤独死した老人・蕪木の葬儀の参列者や身内を探すことに…。 ヒューマンドラマ。 ≪世界をつなぐ、迷惑もある≫

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 毎度です。

こんにちは~☆

最後にグッときますよね~☆
哀しみの中に、救われた気がしますね!(^^)/

毎度です。

最後、演じた宇崎竜童さんをはじめ、牧本が大事に保管していた無縁仏の数々が・・・というくだり、私もう涙とまらんかったです。
プロフィール

yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆

フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
フリーエリア
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
フリーエリア
フリーエリア おすすめ映画
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR