映画『楽聖ショパン』☆祖国ポーランドを思うショパン

作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/4375
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・フレデリック・ショパン
・エルスナー教授: ショパンの師
・ジョルジュ・サンド: ショパンの恋人
・コンスタンシア: ショパンに祖国の土を贈る
かなり脚色されているようなので、話半分として。
ショパンと祖国ポーランドに焦点を感じました。
ショパンの師:エルスナーが、個人的にはツボ☆
彼は、ピアニストとしてのショパンを売り出すべく
尽力するが、コミカルな風情が良き☆
ドンと構えた大らかな存在感が、かなり印象的☆
▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼
どんな才能も、それを開花する機会がないと始まらない。
エルスナーは、天才的な弟子のため、尽力する。
ココゾというときは、押す!(^^)/
ショパンはショパンで、ピアノで聴かせる♪
名曲の数々が、次々流れるのも良き☆
聴いているうちに、気持ちも高まって
心ふるえて涙出てくる……
劇中では、ショパンは、ポーランド市民に圧力をかける
権力者に背いたため、パリに“亡命“する。
(その際、コンスタンシアから祖国の土を渡された。
彼は、子供の頃から、ポーランドのために
何かしたいと思い、集会にも参加していた。)
外国にいても、心にあるのは、祖国。
民族楽曲:マズルカやポロネーズを作曲していたのは
ただ情緒的な“ピアノの詩人“とは違う
信念のような強さを感じるものがある。
演奏旅行の続くある日、ショパンは
リストに同行していた女性:ジョルジュ・サンドに出逢った。
ジョルジュは、男尊女卑の時代に抗うように
自分を貫いてきた女性。
ショパンの才能を作曲に専念させるべきだと
考えたジョルジュに合わせるように
ショパンは、エルスナーから離れ
彼女とマヨルカ島へ“逃避行”した。
~中略~
ポーランド情勢が不穏となり
コンスタンシアが、ショパンに資金援助を求めてきた。
エルスナーも、才能を祖国のために使えと
コンサートツアーの開催をうながすのだがーー
その頃、ショパンは体調を崩し、演奏する体力もきびしい…
そのときのジョルジュの言葉が印象的だ。
(本当にそう言ったのかは……)
死にそうな体のショパンにツアーをやめさせるべく
“見捨てろ”と切り捨てた。
それだけ聞くと、冷たい女だなとなりますが(汗)
妻が、夫か夫の祖国かと問われたら
夫の命を守るように動きますよね……
けれど、祖国への想いを抱いていたショパンは
体に鞭打って、コンサートツアーを敢行し
祖国の同志への軍資金を作った。
(そんなとき、アンコールを言わないでほしい…( 一一)
弾き終わったときは、全力使い果たしてるんだから……汗)
そんなこんなで、瀕死のショパン。
最期にジョルジュに逢いたいと言ったが
断わった彼女…………
ああ、最後くらい逢ってあげたらと思うけれど
自分の意見に耳を貸さなかった彼への意地か
あるいは
悲しみを残したくない彼女の弱さか……
▼▼▼
英雄ポロネーズも
木枯らしのエチュードも
何度きいても、いつ聞いても、イイ☆\(^o^)/
心に大きなものが押し寄せて、涙が出て来る。
実際には違いそうなストーリーでしたが
次々に演奏される楽曲からは
ショパンの祖国ポーランドへの想いが、伝わるよう。
楽譜だけではわからないショパンを感じるのに
良き♪(*^^)v

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