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映画『バビロン』☆リミッター外れてスクリーンに入るほど!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384737
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・コンラッド: ブラッド・ピット☆  無声映画のスター
・ネリー: マーゴット・ロビー☆  新人女優
・マニー: ディエゴ・カルバ    映画製作志望

1920年代のハリウッドが舞台。
映画は、無声(字幕)からトーキーへの過渡期。
映画製作の“中の人“たちが、映画がらみで
生き様を見せる♪
その熱量は、序盤の乱痴気パーティのタガの外れ具合から
テンション爆上がった!
(冒頭の象さんの、壮大なソソウの激烈な描写からも
本気度を感じたり(*^^)v)


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

1.リミッターはとうに外れた!\(^o^)/

本気で仕上げたいことは
制約(リミッター)があったら、できないのかも…….
(黒沢明監督は、交渉して民家の一部を壊しましたよね…)

序盤の狂喜乱舞☆酒池肉林☆のカオスの饗宴シーンは
けっこう長々とリミッター外してくれて
こちらのリミッターも外れ、なかば溺れかけたところで
あの象さんの乱入で、踏まれそうに……?(^^♪

大人数の戦闘シーンも、リミッター外れてた!(^^)/
人も馬も、数の多さで、圧倒されるし
攻めるスピードで、制御不能。(^^)/
撮影用カメラが、無防備すぎて、全滅…というのは
お粗末ではあるのだが……( 一一)
死者が出るのも、ダメなのだが……orz涙。

撮影外のテント内のブラピ(コンラッド)かすめて
槍が刺さったとき(!)の彼の言うことがイイ☆
「槍が新しすぎる。もっと古びたのを使え!」
危ないじゃないか!などというのは、凡人のセリフ。(^^♪
映画にどっぷり浸かった、映画ファーストな大スターは
見るところも感じるところも、違うんだナ~(^_-)-☆

そんな映画界で花咲かせたいネリーこと
マーゴットが、良き☆(*^^)v
彼女のリミッターの外れ具合は
(アバズレ役だからではなくて)
彼女の存在感も、生きる力も
より大きく、より強く魅力的にしてくれる♪  ←絶賛です!

スターになるんじゃない、スターは始めからスター☆
確かに☆
ダイヤモンドは、始めからダイヤですもんね。(*^^)v


2.見せるための演出( 一一)

コンラッドに見出されたマニーは
“音”の映画に、以前は裏方だった演奏者を
出演させる案が奏功し、出世していた。

しかし、あるときの黒人演奏者の件。
ライトで白人に見えるから、黒塗りせよの指示あり。
現場にいたマニーは動揺しつつも、説得側に回る。
映画は見せるものだから、“演出”はアリなんだろうが
彼らは、聴かせてなんぼの音楽家♪
バカにしてるよね……( 一一)
その出演を最後に、その演奏家は映画を去った……

いい作品、いい画を撮るつもりで
大らかに外したリミッターは、制限なく遠慮なく
不躾に、命やらプライドやら
各人の大切なものを、無視や犠牲にもする……orz

よりよいもののために、古いものや
合わないものは、切り捨てられていく現実ーーorz


3.ネリーの借金の件(汗)

1度はスター街道に乗ったネリーだったが
トーキーでは苦戦。(>_<)
しかも、賭け狂いのネリーは、借金がかさみ
返済しないと命の危険もあると
マニーに、泣きついてきた!

マニーの借金の返済がらみで
さらに、見どころを作ってくれるのだが…
密かに愛するネリーのため
マニーが、人づてに工面したのは
実は、小道具のお金(ニセ札)だった!(>_<)

ネリーに代わって、返済にいったマニーは
そのときニセ札と知り、バレないかとハラハラ!(>_<)
―――が、しかし、バレてしまって(汗)
命からがら逃げてきたマニーは
ネリーを迎えに行き、故郷のメキシコへ逃げようと誘う。

が、なんかのんびりダラダラしてるネリー……(汗)
じれったい~~~~~(>_<)
マイペースだわ……( 一一)

挙句、マニーが車を離れたすきに
独り、車を降りてどこかへいったネリー…….
マイペースか!?(>_<)
――――いや、そうではあるけれど
彼女は 、マニーに迷惑をかけないように
すべて諦める選択をしたのかな……………
その後、マニーの遺体が見つかったというが
真相は不明だ。


4.マニーの涙

時代の移り行く波の中で
コンラッドは、自ら命を絶った。
ピストルの音と血しぶきが、間接的ながら
スターの残酷な終わりを、印象づける。

そうしてもっともっと時が経ち
生き延びて、映画から離れたマニーは
家族とアメリカ旅行し、訪れた撮影所も懐かしんだ。

そうして、映画館に入ってみたマニー。

そのとき見た映画が懐かしくても、想うところはあろうが
かつては製作側だったマニーには
銀幕の“中のこと”が、色々、思い出されたよう……

自分が、熱く(命がけで)たずさわっていたことは
思い出が大きな波になって、込みあげてくるはず。
それは、年月が経つほど、古くなるほど
心の奥底で熟成されているからか
満足や感動はもちろん、後悔や無念も含めて
蘇ってくるものだろう……………

今は亡き大スターも、映画の中では永遠に生きている。
(映画ではあんなに輝いているのに、末路が悲しいと
なんともいえない苦しさを感じたり)

スクリーンをずっと見つめるマニーの瞳が
涙で満たされていくのには、胸が熱くなる…………

この作品の喜怒哀楽やシッチャカメッチャカや
乱痴気・ドタバタ・ハラハラ….etc.(象さんの件含む)
あの涙は、すべてをひっくるめていたんだと思う…

あわや、マニーは、スクリーンの中に
入ってしまうんじゃないかと!(^^)/


▼▼▼

長尺だと思ったけれど、終わればあっと言う間!(^^)/
ずっと、胸の真ん中を押されまくった感じ!

ぐいぐい引っ張られて、スクリーンの中に
入ったかと思った!(^^)/
いや、何度か入ったナ……(*^^)v   



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Re: 毎度です。

こんにちは~☆

どうにか見てきました!(^^)/
トコトン尽くした感じが良かったです!

毎度です。

この監督さんは若いのに古き良きという世界が好きですよね。
そういう時代の空気を知らないなりに自分で構築して感じようとしているのかも。
私はそんな監督のメッセージに感動しました。手探りでぶっ飛んだバビロン、良かったです。
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yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆

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