映画『ゴジラ-1.0』☆咆哮と慟哭からの~見ごたえの逸品!(^^)/

作品について https://www.allcinema.net/cinema/388773
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・敷島: 神木隆之介 元特攻隊員(特攻の生き残り)
・典子: 浜辺美波
ゴジラ70周年記念作品は
戦争末期~戦後間もない日本が舞台。
その時代設定が、かなり良き☆
戦災と復興途上の困難に、うまくゴジラをぶつけた!(^^)/
~災害の怪獣を倒して平和になったョ~
という軽いものでなく、登場したゴジラよろしく
とても重厚で、深みのある人間ドラマだった!(^^)/
▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼
1. 咆哮:ゴジラが凄いとしか!(^^)/
やはり、ゴジラの仕様が大事!
まず、大きさ☆(超特大!XLLLL……!)
こんな大きいのが来たら、もうダメだわ……無言……
と、敷島と一緒に震えた……(>_<)
(ひるんで、攻撃できなかった敷島だが
攻撃しても、かすり傷にもならなかったかと…orz)
戦時中は、アメリカの新兵器か!とも思われたゴジラは
多大なる戦争被害の象徴のようだし……汗。
不条理に、破壊しまくるありさまは
不戦下にあっては、自然の大災害のようにも……(>_<)
直進して、踏みつぶすだけでなく
振り返って、しっぽで、バキバキなぎ倒すのも、コワッ……
意志とは別に、動くだけで災害なのは、竜巻のよう……orz
あの、ドスンッ!ドスンッ!という、振動だけで怖い…
あの、重みがヤバいのョ……滝汗。
そして
空気も地面も揺るがす、咆哮☆
こわごわ、コレぞゴジラという吠えっぷり☆
2.慟哭:命のこと ←本作のかなりのツボ☆
命を軽んじる戦争はやめようー
大切に生きようー
などと言ってしまうと、軽いですよね……汗。
ソレを、心にズンズン打ち込むように、見せられた。
戦時中のゴジラを、敷島が撃てなかったせいで
仲間が大勢、犠牲になり、敷島は責任を感じつつ
自分が生き残っていることに、苦しんでいた。
(敷島の銃撃でも、ゴジラに応戦不可能だったと思うが)
敷島が、戦後の混乱で出逢ったのは、典子と彼女が助けた赤ちゃん。
3人は疑似家族になり、助け合って生きていくのがいい。
のみならず
始めは、ヤな人だと思った近所のおばさん(安藤サクラ)が
お互い様の心意気で、面倒を見てくれるのも、うれしい。(T_T)
たくましく、今日を生き抜いていた矢先に、
またゴジラの出現と混乱!(>_<)
敷島と一緒にいた典子は、彼をかばいながら、吹き飛ばされ(汗)
生き別れになってしまった……orz (死んだものとされ)
過去に苛まれるだけでなく、再び、現実として
命を奪うゴジラという存在と、対峙することになった敷島。
大切な命だからこそ
わが身を捨てる覚悟で臨もうとする、敷島ョ……………
(この矛盾が、美学であることもあるけれど
もう不合理はダメなのよ……)
3.ゴジラ退治!(^^)/
いわゆるエネルギー系のもので攻撃しても、ムリ!(>_<)
全然きかないどころか、体力に??
(核実験で復活した?出自なのだから、普通じゃない…orz)
昔、ウルトラ怪獣で、バルンガと言う雲のようなのがいて
銃だの熱だので攻撃しても、吸収してしまって
ドンドン大きく?強くなったのがいた。
ゴジラも、撃ち込む攻撃では、埒が明かなソ……汗。
そこで、考えたことがスゴイ!(^^)/
まず、深海に沈めてから一気に浮上させる!
ゴジラも、潜函病になるのね。
飛行機で、海に誘導させるのは、敷島!
今度こそ、ゴジラをヤルぞ!と。
覚悟は、特攻………
いざというときは、ゴジラの口に飛び込んで
脳天直撃か!(>_<)
(でも、飛行機整備したときに、私、気づいたョ(^^♪)
そんなこんな、やってはみたが
予定通りにはいかず、窮地に!ドキドキする!(>_<)
応援もかけつけて、一丸となって
見ているほうも、一緒に、ナニかしている気になって
ああ、それでも、ゴジラは簡単ではないの……
(ソコがまたいいんだけど)
そして、ついに、ココゾの敷島の出番!
ゴジラの口めがけて!!!!
(注:「永遠のゼ□」のような設定なら、生き残った特攻兵が
死に場所を求めて、命の花を散らす……というところ)
しかし、私は信じていたョ☆(*^^)v
戦後の飛行機には、脱出装置がなくちゃ!
整備士さんが、つけてくれてたと!(*^^)v☆☆☆
▼▼▼
戦後ゼロになった日本が、ゴジラの出現でマイナスにー
しかし、ソコから、
ゼロを通り越して、プラスになるポテンシャルを含んでの
「マイナス」なんでしょ。
だから、絶対
慟哭の哀しみを、余韻にしないと思ってた!\(^o^)/
予定調和?
いやいや、ココは、一気に“浮上”してこそ!(^^)/
ゴジラ本体も、時代設定も、人間ドラマも
冒頭から結末まで、見ごたえの逸品☆

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