映画『チェ・39歳別れの手紙』★チェが問いかけるもの


雑感です。
ご了承ください。



終焉の地、ボリビアでのゲリラ戦。
苦戦の末、チェは捕らえられ、最期を迎える…。

先日、知事選挙があった。
支出を抑え、県の財政を立て直した現職知事は、
それなりの評価を得ていたと思われたが、
大衆(県民)は、新たな変革を求めた審判を下し、
新人が当選した。

大衆は、いつも、現状より、もっと快適な社会を望むものなのだろう。
しかし、多くの場合、それを達成するためのアクションを
自分から起こすことなく、誰かにしてもらうことを望むものでも
あるかもしれない。

チェは、ボリビアの村民に
「自分は、皆がもっと快適に暮らせる社会にするために戦っている。
あなたたちも、そのために、何かしないといけない。」
という意味のことを言う。

彼らも、現状が良くなることを望んでいたかもしれないが、
彼らの生活感や、価値観からは、
ピンと来ていないようでもあり、毎日を生きるだけで精いっぱいという
印象もあった。

外国まで来て、ボリビアのためにと戦っているチェの信念と、
ボリビア国民の人心とが、あらゆる要因により、乖離してしまったように思う。
それでも、彼は言った。
「人間を信じている。」と。
涙が出た……。

武器も食糧も、ままならないなかでの戦闘。
彼は倒れ、地面を這うように、逃げた。
逃げながら、彼は、発砲した。
何度も、何度も........。

いったい、
彼は、本当は、何と戦っていたのだろう……。

39歳で、命を閉じなければならなかった彼が、
死して、瞼を閉じなかったのは、
力は、尽きても、
人に尽くしたい気持ちに、終わりはなかったからなのだと思う。

キューバに向かう船で、
キューバ人のために、行動しようとする想いに溢れていたのなら、
もっと、さかのぼって、
彼が、医師になろうと思った時の気持ちまで、
還ってほしかった、と思う。

私が、彼の生きざまから、学んだのは、
自分のためでなく、誰かのために何かしようとする心。

自分を、人のために役立たせるには、何をしたらいいのか。

私は、彼の短すぎる命を、非情に残念に思っている。
そして、
人間を信じる、と言った彼には、
一人一人の人間に対して、医師として、
もっと永く、尽くせる道があったことが、
悔やまれてならない。

自分は、人に、どう尽くせるのか。
社会に、どう貢献したらいいのか。

彼の死は、
私に、そのことを、問いかける。

きっと、彼が、信じた人間すべてに。

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こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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